エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(リツイート順)

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この時の損害が地震によって更新されるのは19世紀末までかかった。 19世紀末の方は死者ゼロ。マグニチュード4.1。教会他建物にダメージ。 イギリス人が日本に来て震度4でも経験したら卒倒するのでは。
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リディア・リトヴァクはWW2時の女性パイロット。 女性としても小柄な体格で、150センチ程度しかなく、人目を引く美少女で、また軍隊にあっても女性らしさを忘れず、兵士として髪を切るよう命じられた時は最後まで抵抗した一人になった。
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エクリプスは他の馬を地平線、300m彼方に追いやって堂々のゴールを遂げる。 「一着エクリプス、他は見当たらず……。  繰り返します。一着エクリプス、他は見当たらず(Eclipse first and the rest nowhere)」 オケイリーは舞台役者のように観衆につぶやく。
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1920年、アメリカで禁酒法が制定された。 禁酒への試みは根深く、早くも17世紀から存在していて、20世紀には大きな潮流となっており、幅広い支持を獲得していた。一部の人たちが勝手にやった訳ではないのね。全国民的な運動だった。
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無論この離婚は法的な意味での離婚ではなく、法的には新しい夫に買われた妻は依然として前の夫の妻だった。しかし社会的合意としては紛れもなく離婚として捉えられてたのね。 ナポレオン戦争中、イギリス軍は数多の戦死者を出すけど、戦死の誤報も飛び交った。当時の女性は一人では生きられない。
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1889年、アメリカ、ペンシルバニア州の大都市、ジョンズタウンを大洪水が襲った。1600万トンの水が時速60キロ超で街を飲み込む。列車は吹き飛ばされ、家屋は基礎から流され、洪水の後は火災が街を襲う。2000人以上が死んだ。洪水の原因はダムの整備不行き届きで、これは半ば人災だった。
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これはウールサック。イギリスの貴族院議長の席。 かつて貴族院議長は大法官が兼任しており、今でも大法官の席次は首相に優越する。つまりこの席に座る者はかつて、イギリスにおいて国王を除けば序列第一位だった。臣民のための玉座と言える。 これにはちょっとした歴史がある。
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戦艦や空母でもアイスクリーム製造機の数は限られてるので、その前には常に長蛇の列が出来た。 不文律のルールとして、この列は階級を問わず横入り禁止であり、上級将校とは言えいち兵卒の後ろに並ばねばならなかった。 しかし、ある日そのルールを知らない士官が当然のように横入りしようとする。
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おはよう。今朝のTIPS。 これはリスター式石炭酸噴霧器。分の悪い賭けだった外科手術に画期をもたらした隠れた大発明。 19世紀まで、腐敗と言うのは何もないところから生じると言うのが定説で、悪い空気、即ち瘴気が原因とされた。
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19世紀のイギリスが世界一の大国として君臨する原動力となった組織がある。それがブリティッシュ・インディアン・アーミー。英印軍。 彼らは、大英帝国の先兵としてインド国内は勿論のこと、ありとあらゆる方面に投入され、イギリスの植民地支配を支えた。
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苦手な経済の話をします! 誤謬があった場合、強目の指摘をされたら泣きながらツイ消しするね。 18世紀初頭、我らがイギリスと、我らが最愛の好敵手フランスは第二次英仏百年戦争を戦っていた。 とにかく戦争続きで無理に無理を重ねてるので、両国ともとんでもない負債を抱える事に。
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要するに狂ってたのはマロリーだけではなかった。国じゅうが憎悪と暴力、謀略と不信の坩堝にあった。 そんな中でマロリーが高潔な騎士道物語を完結させた心理は何となく分からなくもない。彼だって古の騎士達のように名誉のため、婦人のため、主君のため、キリストのために戦いたかったのでしょう。
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1944年、連合軍はドイツに対する反攻作戦の狼煙を挙げる事を決定し、最大級の陸海空戦力を北フランス、ノルマンディーにぶつけようとしていた。 作戦名『オーバーロード』 ノルマンディーの海岸にはアメリカの地名にあやかって、『ユタ』、『オマハ』、『ジュノー』などとコードネームが付けられる。
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イギリス飯がなぜ不味いのか…… それは遥か氷河期まで遡る……。太古の昔よりイギリスはメシマズを運命付けられていたのだった。 と言うと陰謀論かオカルトか、って感じだけど、中世においてイギリスはとても作物の多様性に欠けており、その原因は紀元前数千年前の氷河期にあった。 twitter.com/elizabeth_munh…
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あれはアメリカの手先だ象徴だと忌み嫌っても、好きなものは好きだから嫌えるもんじゃないわね。 つくづく、コーラというのは魔性の飲み物だと思うわ。鉄のカーテンをも物ともしない、コーラこそは世界で最も愛された飲み物でしょうね。
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チート作物と言えば? 歴史クラスタならコメと共にじゃがいもを挙げる。 偏見に負けず、実体験と科学に基づき、生涯じゃがいもを応援し続けた料理人にして医師が、ヨーロッパ料理の中心たるフランスに生まれた事。 ひょっとしたら、人類史に残る奇跡かもね。
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ジューコフのささやかな楽しみに終わったコカ・コーラと違ってペプシはキチンと販売権を得た。ただしソ連の通貨ルーブルは海外への持ち出しを認めてなかったので、対価は物々交換となり、コーラの代わりにペプシコはウォッカを入手し、その販売権を得た。 ソ連市場にペプシは食い込む。
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鎌倉は防衛に向いてないとは最近よく言われるようになったね。 というか概念がどうも現代と異なって、このくらいの時代の人たちは、逆茂木を並べてバリケードを連ねた物を『城』と称したらしく、恒久的な防衛拠点を作ろうという発想そのものがなかったみたい?
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アリス・ケッペルは下級貴族の娘で、伯爵家の三男の夫人。 つまり貴族の出ではあるけど、爵位はない。そんな微妙な地位。暮らしぶりはあまりよくない。 しかし彼女には天性の美貌と気立の良さ、そして相反する野心があった。
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おはよう。今朝のTIPS。 かつてヨーロッパでは教会で女性は沈黙する事を求められたので、合唱は少年合唱団が担当した。 彼らは10歳前後で声変わりしてしまい、引退を余儀なくされる。ところがある時、偶発的な事故から男性器を切除してしまった少年がいて、彼はいつまで経っても声変わりしなかった。
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マロリーは原稿の一部を獄中で書いてる。そして完成させて二年後、薔薇戦争の結末を見る事なく世を去った。 理想を抱いてても現実は厳しい。騎士達は自由闊達に戦える訳じゃない。派閥の領袖にやれと命じられたら嫌でも戦わないとならない。 きっと彼は理想をお話に託したのでしょうね。
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ある日、ケント州の小都市パドックウッドで一人の巡査がのんびりと自転車を漕ぎながら警邏していた。 「今日も街は平和で長閑だな」 そんな事を考えていると、彼の正面に自動車が現れ、瞬く間に接近し、その傍らを猛スピードで通り過ぎて行った。 「ス、スピード違反だ! 止まれ! 止まれ!」
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お昼のTIPS。 『愛国主義は不埒なやつらの最後の隠れ家だ』 よく引用される言葉だけど、これは額面通りの受け取り方をされるべきでない言葉の一つで、発信者がこの言葉を発するに至った経緯は少々複雑。 発言者はサミュエル・ジョンソンで(ブラックユーモアたっぷりの)英語辞典の編纂者として有名。
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それから何週間かした後、同じ車がガソリンスタンドにやってきた。後部座席にペンギンを乗せて。 「あれ、お客さん、そのペンギンは動物園に連れて行ったのでは?」 「ああ、連れて行ったよ! だから今日は水族館に連れて行くんだ!」 給油を終えるとペンギンを乗せて車はまた走り去ったのだった…
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こうして、ポニー・エクスプレス・サービスが始まった。 「求む、針金のように痩せた10代の男。単身、危機に挑み、使命を生命より重視せねばならぬ。孤児は特に優遇。以上」 男気を煽る挑発的な文句に向こう水な若者が大勢志願した。