エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(いいね順)

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Read the riot act(暴動法を読み上げる).とは耳慣れない言葉だけど、イギリスでは『厳しい叱責』を意味する言葉。 18世紀初頭、イギリスは混乱の中にあった。何せ名誉革命で元々の王様を放り出したものの、先王の娘には子供がなく、その妹にも子供がいない。ステュアート朝は断絶した。
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ある時工場で火災が起きた。コルダイト工場における火災は致命的な被害を齎す。自衛消防団の一員だったモードは怯まず駆け出し、ポンプを操作して水を浴びせる。 「消防隊を呼んできて!」 彼女は2度、自ら率先して火災を喰い止めると言う英雄的な働きを示した。
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彼らは社会的身分によって軍隊の階級が割り当てられており、サンドリンガムズの中隊長はサンドリンガム・ハウスの管理人。以下、ファーストフットマンやコーチマン、ガーデナーが下士官で、それ以下の使用人は兵士、と言う具合に使用人のヒエラルキーがそのまま軍隊に適応された。
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過密状態にあるロンドンでは墓の敷地も削らねばならなかった。さもなくば、生者が住む場所は更に限られる事になる。腐敗した遺体は病原菌にもなるし、『死後の医療』として焼いてしまう方がいいとトンプソンは考える。 しかしこうした合理的な考えはキリスト教と真っ向からぶつかった。
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1680年代以降、人口が増大するロンドンの治安は悪化の一途を辿った 犯罪者を取り締まるべき警察は存在せず、無給のボランティア頼みだったため、巡査や夜警はやる気がなく、犯罪者の追跡には賞金稼ぎじみた民間人、泥棒捕り(シーフテイカー)が当たる事となる そんな中でも大物と称されたのが2人いた twitter.com/elizabeth_munh…
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これには理由がある。一つには勇武を讃え、怯懦を振り切らせるため。功績を上げるのは難しいけど、死ぬまで戦うことは決意一つで誰にでもできる。事実、ヴァイキング達は戦場にあっては戦死を恐れずキリスト教徒より勇敢だったと言われてる。 もう一つは、より現実的な問題。
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レーケンヒースの消防士達は、誰にも知られないまま世界を救っていたのかも知れない。 人類の滅亡とはかくも身近な、ヒヤリハットに。
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おはよう。今朝のTIPS。 例年、元旦に世界中を沸かせるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートだけど、これが始まったのは1939年の大晦日。 ピンときた人も居るかもだけど、この前年にオーストリアはナチス・ドイツによって併合を受けてる。
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お昼のTIPS。 昨日の危険な飲酒ゲームが結構反響あったけど(まさか真似る人はいないと思うけど)、ロシアと飲酒は深く結びついてる。 何せ寒いし、昔からロシアの民衆は貧しい。そう言うところでは度数の高いお酒は単にお酒であると言うよりは現実を忘れるための庶民の副食だった。
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この事はモードの一生の思い出になった。モードは働く女性達のヒロインとされ、幸運な軍需工場のお嬢さんと呼ばれる。 「とてもスリリングな経験だったわ。これほどの幸運は滅多にない事よ」 と、彼女は後に述懐した。 1920年、モードは傷痍軍人と結婚し、工場を退く。
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こうしてサンドリンガムズはテリトリアル部隊時代の組織をそのままにノーフォーク連隊に所属した。 当時、こうして仲間同士で集まって一緒に志願した兵士は非常に多く、彼らはパル(友達)兵士と呼ばれた。気心が知れてて円滑に動ける一方、上から下まで友達なので馴れ合いもあり、実践経験は、ない。
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Path(道)をfinder(探す者)をパスファインダーと言い、不明な土地の道先案内人をそう称する。 転じて、土地自体は既知のものであっても、敵が何処に潜んでいるか分からない敵地を行く時、本体のために道を拓く偵察隊もそう称する。 RAFにかつて、その名を冠したエリート部隊があった。
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テムズタウン。中国は上海の街。 古き良きヴィクトリア朝時代のイギリスの街並みをイメージして作られた街で、煉瓦造りの家々と石畳の道路が確かにイギリスを思わせる。 建設されるや否、家は全部売れたものの、値上がりを見越した投資目的で、誰も住む人がおらず、立派なゴーストタウンと化した。
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しかしその頃にはもう水飲み場は市民達の伝統的な会合の場となっており、利潤などまるで考えず貧民の健康のために尽くしたガーニーら先人の高潔さに敬意を持つロンドン市民にとって、水飲み場を廃止するなどありえなかった。 こうして水飲み場はメモリアルへと変化する。
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フォロワー数が何千何万とあるアカウントはアジテーター的な性格があるから、言ってる事は話半分で聞いたり、眉に唾つける事にしようね。 支持者向けに思ってもないような事を言うよ。わたしが保証する。
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金融と観光で栄えるまで、結局、スイスの男手は完全に余っていて、公式にであれ、非公式にであれ外国に放り出すしかなかった。スイスはあまりに小さく貧しい国で、人口が余剰だった。 スイスが傭兵国家であった事はよく知られてるけど、植民地経営にも暴力面で噛んでいた事はあまり知られてない。
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こうして即成訓練を受けた後、サンドリンガムズはトルコ方面に派遣された。 たちまち地獄の熱射と凍える夜の寒さ、赤痢、風土病、飢え、乾きが戦に不慣れな彼らを襲う。 作戦は根本から出鱈目で、イギリス軍はトルコを甘く見て杜撰な作戦を立てていた。
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大戦が始まった時、サンドリンガムズには出征義務はなかった。テリトリアル部隊は敵が本土上陸を果たした際の最後の盾であり、外征部隊ではない しかしテリトリアル部隊ですらない民衆ですら競って志願する中、曲がりなりにも軍属で、かつ国王の警護団であるサンドリンガムズが出ない訳にはいかない。
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「新年明けましておめでとう!」 「えっ、いやまだ明けてないけど……」 なんて事になったら混乱するけど、18世紀半ばまでのイングランドでは新年が他所の国どころか連合王国内のスコットランドとすら異なり、何かと混乱の種となっていた。 1752年まで彼らにとって新年とは、3月25日を指した。
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ランブイエ侯爵夫人カトリーヌ・ド・ヴィヴォンヌは17世紀、在ローマ・フランス大使の娘で、母はイタリアきっての名門貴族。英仏名門のサラブレッドだった。 ルネッサンス最盛期の文化的土壌のもとに大貴族の家に生まれた彼女は幼少から豊かな会話文化に親しむ。
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読んでると現場猫案件が数多あるヴェルサイユ。 ・度々行われる気まぐれな仕様変更。 ・工事しながら住んでる。しかも高慢な貴族が。 ・生活の不便に耐えかねて素人が個人的に改造する。 ・寒いからと冬場は皆が一斉に火鉢を使うし、照明はロウソク。 ・人口過密で、あちこちに可燃物が放置されてる。
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事の発端は大戦直後まで遡る。レーケンヒースは大戦中からイギリスの主要な基地として機能しており、アメリカ空軍の爆撃機もここから飛び立った。 やがて冷戦が始まるとイギリスはレーケンヒースを在欧アメリカ空軍(USAE)に譲り渡す。アメリカはB-47ストラトジェット戦略爆撃機を配備した。
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その正体は『菌輪』。 キノコを生やす胞子が地面に落ちると、菌糸を張りつつ円形に繁殖し、外周部では落ち葉等を分解するから恩恵に与った草が周囲よりも栄養を与えられて背が高くなる一方、すでに菌が張り切った内部では菌に栄養を吸い上げられて背丈が低くなり、綺麗な円形を描くと言うわけね。
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こんな風に『廃墟も侘び寂びあっていいものだ』という発想に至ったのは、産業化の時代の端緒についてたから。 工業化し、都市への人口流入が進む世の中で、お金に余裕のある上流は寧ろ保守化し、理想化された伝統や古き良き時代へのノスタルジックな想いを募らせたのね。
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オレグ・ペニコフスキーはソ連軍参謀本部情報総局の大佐。 ソ連の枢要な情報にまで手の届く立場で、大戦時にはドイツを相手に戦った彼は、僅か一年程度の期間の活躍ながら、冷戦期に最も活躍した西側のスパイだった。