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#20代の脳梗塞患者
患「急に右手足が動かなくなって・」
医「(もしかして!)口内炎はありませんか?」
患「はい。治らないんですよ、、」
医「デリケートゾーンに痛みないですか?」
患「生理ごとに最近痛むんです」
・・ベーチェット病。若年者の原因不明脳梗塞では血管ベーチェットを念頭に。
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@snxGIsQo36jewdk ステロイドは本当に自己中断すると危ないです🙏
ステロイドの離脱症状と原疾患の悪化が、中断後わずか数日以内にやってくるので、我々医師はそのリスクを本当にしっかり伝えていかねばらなりません。
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患者の家族「暑くなり脱水が危ないので、利尿剤を減らしておきました」
患者「ハアハア、苦しいです、、」
患者の家族「やはり夏場の脱水症でしょうね」
医師「心不全の増悪です・・」
・・外来ではご家族の親切?な判断で治療薬を中断されるケースもしばしばあります😥
まずは中断前に、ご相談を🙏
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✔︎50歳以上の97%、70歳以上の90%に予防効果あり
✔︎年齢層別のワクチン効果の落ち込みなし(高齢だからといって効きにくいわけではない)
✔︎帯状疱疹の既往ある人にも推奨
✔︎帯状疱疹の既往がある人の副反応は、既往ない人と同等
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重症の心不全で歩くのがやっとの患者さんが、突然水分を大量摂取するようになり、全身浮腫と息切れで来院。
お話を伺うと、健康食品の販売員に「あなたは腎臓が悪いから水分と自社のサプリをしっかり取ると歩けるようになる」と諭されたとのこと。
ちなみにこの方、まったく腎障害なし😨
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先日、病院に紹介した患者さまが亡くなられた報告書が送られてきた。
入院後の経過を詳細に報告してくださり、最期までご本人も精一杯頑張られた旨など、気持ちの面もしっかり記載してくださって、込み上げるほど胸があつくなった。
ただ一つ、、
お亡くなりになった方の名前が「私」になっていた。
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現場は本当に救急車が足りずひっ迫しています。やむなく消防車が患者確認に向かう程の異常事態なのです。しかし、これがなかなか伝わらないんです。
救急車が足りない…消防車出動で容体観察 news.yahoo.co.jp/articles/5f331…
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@takkman_rheum 確かに!診療情報提供依頼のかたちで今後、同ケースがあった場合、そうさせてもらいます。
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代表的風邪薬「PL顆粒」。
このPLですが、『緑内障、前立腺肥大症に禁忌』であることは意外に知られておらず、PL処方に伴う抗コリン作用で、眼圧上昇や尿閉を起こした症例を幾例も経験しています。
PL投与時は特にこれらの既往の確認が非常に大切と考えています。私は高齢者には基本処方はしません。
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受付「先生の知り合いの方が発熱で相談したいと電話がかかってます」
医「お名前は?」
受付「田中さんと」
医「(田中?どの田中?)とりあえず繋いで下さい」
患「初めまして!実は二日前から発熱があり、、」
・・不動産勧誘で名前を騙って医師に繋ぐ業者はいましたが、とうとう患者さんまで。。
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咽頭痛・微熱が改善しない男性
患者「咽の痛みがもう一月です」
医師「突然失礼なのですが、性交渉は異性とだけされていますか?」
患者「いきなり何💦関係ないでしょ💢」
医師「申し訳ない🙏大切な質問で・・」
患者「言うか💢」
・・HIVの咽頭炎。AIDSは長引く咽頭炎で見つかることがあります👆
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#とある高齢肺炎患者
患者「抗生剤で一度効いたんだが、また咳が・・💦」
医師「どんな抗生剤をもらいましたか?」
患者「確かクラ・・」
医師「クラビット!?」
患者「それです」
医師「痰培養をしましょう」
・・肺結核。。肺炎治療にニューキノロンを不用意に使うと、結核を見逃します💢
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先生が間質性肺炎と診断してステロイドパルスいれた入院患者さん、先程、ガフキー陽性だったらしいですよ。しかも大部屋。。
#鬼滅の呼吸器内科
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家族「この人、毎年花粉の季節になると会話がおかしくなり、人が見えたりするんです」
・・春先や秋口になると幻視・興奮が現れる高齢患者では、念のため「薬剤性のせん妄」を疑いましょう。
抗コリン作用が含まれる花粉症治療薬(アレグラ®︎等)で薬剤性のせん妄が誘発されることがあります。
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ワクチンの辛い副作用が出る確率はコロナに感染する確率よりをずっと高いため、ワクチン接種を控えているという方が多いです。
ただ、、悔しいことなのですが、、おそらくかなり近いうちに、「自分はどうして一刻も早く打とうとしなかったんだろう」と痛感する方々が急増する事態が来そうです。
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気分不良の救急搬送🚑
医師「ご気分は大丈夫ですか?」
患者「実は今日、外受診来日なんですが・・」
医師「で、どうされました?」
患者「もう眠剤がなくて気分不良で・・」
医師「??」
患者「予約では2時間待ちなので、搬送だとすぐ薬をもらえるかと」
医師「💢」
・・救急車の無駄な乱用😰
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患者「咳がきつくて、、」
医師「じゃあ咳止め出しますね」
〜数日後救急で〜
患者「お腹が痛い🥶」
医師「CTで腸閉塞が💦」
・・咳止めの頻用薬(特にコデイン系)では、高度の便秘を起こし、腸閉塞になることもあります。咳止め使用時には、普段から便秘がある方は特に注意が必要です👆
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✔︎その他のワクチンとの接種間隔は原則1週間あける(コロナワクチンとは2週間)
✔︎副反応
・9割が痛み(3日間ほど)
・4割が発赤、腫脹(3日間ほど)
・2割が発熱(1日程度)
✔︎ワクチン接種の1回目と2回目の副反応に有意差はなし
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これまで副腎からの内因性ステロイド分泌は、プレドニゾロン換算で5mg/日と言われていましたが、最近はおおよそ『2-2.5mg/日』程度と考えられています。
つまり、かなり低容量のステロイド内服でも副腎抑制がかかりうる、ということです。
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研修医の皆さん
現場に出ると刺青患者さんの注射も経験します。かなり緊張しますが、意外と優しい方も多いです。以前私が血管を探していると、
「右手の龍の目を狙え、簡単に入るぞ」と逆にアドバイスをもらいました。
龍と睨めっこしながら震える手で目を刺したの思い出します。
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専攻医の頃、余命の短い末期肺癌患者さんが、孫の結婚式に最高の笑顔で家族写真を撮りたいとのことで、同行して結婚式に参加した。時々バイタルをチェックしながら裏で待機し、写真撮影の数分だけ表に出て経鼻酸素を外す許可をし、家族で寄り添い撮影された時の最期の笑顔が忘れられない。
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また漢方でリウマチが治ると断言され、これまで出されていた生物製剤を自己中断して、関節炎悪化で動けなくなった患者さんを診ました。
良かれと思ってやっているのは分かるので、前医の悪口は決して言いませんが、悪化を診ると悲しくなるのです。
やはり断言には力があるんでしょうね。
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先日、週末からの風邪で救急外来で薬を処方された方が、週明けから吐き気と目の激痛で来院。
処方された風邪薬は「PL顆粒」で、患者さんは緑内障の既往あり。
これはPL顆粒の副作用(抗コリン作用)で眼圧が上がり、緑内障発作を起こされた状態です。
PL顆粒は緑内障には禁忌なのでご注意を!! twitter.com/aiurotips/stat…