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コロナ濃厚接触者の3-4日目に自分でしたコロナ抗原陰性で職場復帰→5日目に発熱→やっぱりコロナ→職場でクラスター
が多発してます。
患者さんが自分で抗原検査を正確にやるのには限界がある気が、、。
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#夏なので怖い話
病院出たところで携帯で話している胃カメラ後の患者。
「今、カメラ終わったわ。うん、急がんでも良かったんやけど、胃もたれはただの胃炎やった。うん、もちろん今コロナで発熱してること言ってないわ、うん大丈夫。」
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コロナ陽性と診断されていても、念のための採血やレントゲン撮影をして欲しいため、そのことを隠して一般内科外来を受診されるケースがあります。
これはクリニックにとってはもはや『テロ』のようなものです。
絶対にコロナ陽性であることを隠さないで下さい。。
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患「けっ、経験したことがないしんどさ。入院を、、お願いします、、」
・・39℃の発熱、酷い頭痛、止まらない咳、経験したことのない咽頭痛のコロナ感染でも、、基本SpO2の低下がなければ『軽症』で自宅待機です。
実際の自覚症状と重症度はまったく別物なのです。
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またこのパターン😱
患者「ステロイド吸入は身体に悪いので漢方にしなさいと言われました👆」
医師「急に止めると危険ですよ💦」
患者「吸うのは嫌です」
医師「吸わない方が怖いですよ」
患者「もうやめます🙏」
・・1ヶ月後、救急外来に喘息発作で救急搬送🚑漢方では限界があります😢
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患「眠剤がないので下さい」
医「2週間、残薬があるはずでは?」
患「また落としてしまいまして」
医「・・」
患「私、おっちょこちょいなんです」
医「・・」
・・上記のように睡眠薬を頻回に求めてくる患者さんの中には、横流しして売っているケースが稀にあり注意が必要です。
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朗報です。帯状疱疹ワクチンのシングリックス®︎の適応が拡がりました。
(接種対象者)
50歳以上の者 又は 帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歲以上の者
つまり免疫抑制剤を使用している18歳以上のリウマチ膠原病患者さんにも使用できます。これは非常に有難いことです。
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とある癌患者さんの外来にて
患者「標準治療じゃなくて、最高の治療をしてください」
医師「標準治療がベストの治療なんです💦」
患者「最高治療が良いんです💢」
医師「これが一番良いのですが」
患者「標準は嫌って言ってるやろ😡」
・・もはや癌の「標準治療」という呼び名が問題な今日この頃。
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自己検査でコロナ陽性になった65歳未満の患者さんは自分で陽性登録をしてもらいますが、面倒なのと、周りに知られたくないとのことなどで登録しない方が続出しています。自宅待機期間を守られていない方が増えており、今後さらにコロナ患者さんは激増していくと思われます。。
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患「職場からの指示がありPCRで陰性確認をお願いします」
医「💦」
・・コロナ陽性になり10日間の隔離期間を終えた後、復帰しようとしたらコロナPCRの陰性証明を求められることがまだあるようです。不要ですし、ただでさえPCR検査がパンクしているので、やめて下さい。
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患「コロナになってたくさんワクチン打てて儲かりまんな、先生」
・・今更ながらですが、ワクチン接種は医療機関にとってかなり負担が大きく、人件費も相当かかるため、儲けどころかボランティアに近いイメージでやっているところがほとんどだと思います。本当に手間がかかるのです、、。
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最近、帯状疱疹ワクチン(シングリックス®︎)が流行りなので、特徴をまとめます。
✔︎50歳から注射可能
✔︎2か月あけて2回接種(最大6ヶ月まで2回目の延期可能)
✔︎自費で20000-22000円/回
✔︎10年ほど効果あり
✔︎不活化ワクチン(ステロイド・免疫抑制剤使用中でも効果あり)
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#医者は知らない
患者「白い粒の薬がもうない」
医師「何という薬ですか?」
患者「白くて細長いやつ」
医師「現物はお持ちでないですか?」
患者「ない。白い小粒のあれだよ‼️」
医師「・・」
・・同薬でもメーカーごとに薬の色・形が全然違うため、院外処方では、医師は薬の色・形を知りません😢
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発熱外来がどんどん増えてきておりますが、「自分でしたコロナ抗原は陰性でした」という患者さんに外来でコロナ抗原をしたら陽性になるパターンがとても多いです。鼻の検査が痛いので、多くの方が軽めに鼻に棒を入れて検査しており、きちんと検体(鼻水)が取れず、偽陰性になっているのだと思います。
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患「もう帯状疱疹になってるしワクチン遅かったですわ、、」
・・外来でこう話される患者さんが多いですが、帯状疱疹ワクチンのシングリックス®︎は、すでに帯状疱疹になった方にも推奨されています。
帯状疱疹は何度も「再燃」することがあるため、ぜひご検討ください。
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#最強に怖かったルート確保
以前、救急でヤクザのルート確保をする機会があった。急いで血管を探していると、「右手の龍の目を狙ってくれや、いつも入るぞ」と貴重なアドバイス。龍に睨まれながら龍の目を指すルート確保は、成功するもひたすら恐ろしい時間🐲
これより怖いルート確保ありますか?
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シェーグレン症候群やSLE、MCTDの患者さんは、コロナワクチン接種後にたとえ発熱しても、NSAIDs(ロキソニン®︎等)の使用は避け、原則アセトアミノフェン(カロナール®︎)を使うようにして下さい。
これらの膠原病患者さんがNSAIDsを使用すると「無菌性髄膜炎」を起こすことがあるからです。
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コロナ陽性となった年長の幼稚園児。
自分が陽性と分かり、その日家に帰ると、寄ってくる家族や兄弟に「近づくな」と言って一人で一晩部屋にこもる。
本当は寂しがりやなのに家族にうつさないよう彼なりに必死でこもる。
本日、それでも発熱してしまったと嘆く親御さんが来院され、聞いた実話😢
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近所の整体でレントゲンを撮ってもらったという腰痛患者。
患「骨は折れてないと言われました」
医「(整体でレントゲン?)どんな機械でしたか?」
患「機械ではなく手を当てられました」
医「手?」
患「手から電磁波が出るので中が見えると」
医「・・」
・・圧迫骨折。。手からX線は出ません。
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患「私はこの前コロナに罹っているからもう大丈夫だわ」
・・こう言われる患者さんが結構おられますが、、
3-4ヶ月前にコロナPCR陽性診断したばかりの患者さんが今週発熱、再度PCRにてコロナ陽性が出ています。
数ヶ月前にコロナ感染したからといって、まったく油断できません❗️
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今どんなレベルの事が起きているかというと、、
コロナクラスターで施設職員が激減し、50人以上いる老人ホームの全入居者をヘルパーたった1人で食事・排泄介助、1人食事が4-5時間遅れる事態。やむなく施設長含めた事務が介助に入るも不慣れな感染対策で事務・入居者にさらにコロナ蔓延、、もう大変。。
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患者「このサプリで絶対に糖尿病治るって」
医師「それは怪しいですよ💦」
患者「先生の薬こそ怪しいんちゃう?絶対治るん?」
医師「断言はできませんが、良くはなると思います」
患者「ほら弱気やん、あかんわ」
・・医師は口で健康食品業者には勝てません😫ただ、甘い言葉にはきっと裏があります。
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コロナが落ち着いてきたため、これまでは受付で申告されていたのに、診察室に入ってからはじめて発熱、咳などの症状があることを言われる方が急増してきています。
そんな時は発熱外来室への移動や防護服への着替え、消毒など色々手間がかかり、診察がものすごく中断します。。
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一般の人がこの場面だけ見ると酷い医者に見えますが、医者から見ると視点は変わります。
抗不安薬デパスはものすごく依存性が強く、一度始めるとやめるのに非常に苦労します。
また長期内服では認知症リスクの可能性もあり、できるだけ避けたい薬なので、安易に処方しないのは良心的なのです。 twitter.com/riripipimi/sta…