早坂隆(@dig_nonfiction)さんの人気ツイート(古い順)

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拙著『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』(文春新書)が5刷に。10年以上前に書いた本の重版は嬉しい限り。品薄状態が続いていたAmazonにも入荷されたようなので、未読の方はこれを機に宜しくお願い致します。 『指揮官の決断』早坂隆 amazon.co.jp/dp/4166607588/… @AmazonJPより
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イスラエル在住のクララ・シュバルツベルグさんは、戦時中、満洲の大連に滞在。樋口季一郎のビザによって救出された多くのユダヤ難民を目撃した。「ヒグチは偉大な人物です。日本人はヒグチのことをあまり知らないのですか?それは本当ですか?日本人は学校で何を習っているのですか?」
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樋口季一郎がユダヤ難民を救出した「オトポール事件」については、新刊『大東亜戦争の事件簿』(扶桑社)でも詳しく触れています。ソ連の北海道分割を阻止した占守島の戦いに関しても解説しています。ご一読いただければ幸いです。 大東亜戦争の事件簿―早坂隆 amazon.co.jp/dp/4594088236/@AmazonJPより
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かつて「C級戦犯」としてフィリピンのモンテンルパ刑務所に収監された経験を持つ宮本正二さん。「11人の現地住民を殺害した」という全く身に覚えのない容疑だった。戦友の一人は「死にたくない」と絶叫し、刑場の露と消えたという。
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大牟田捕虜収容所第十七分所所長を務めた福原勲大尉は戦後、一方的に捕虜虐待の容疑者とされ、C級戦犯として絞首刑の判決を受けた。彼の最期の言葉は「大地を踏ませていただいて、ありがとうございます」。杜撰な裁判によってBC級戦犯とされ、命を奪われた人の数は約千人にも及ぶ。合掌。
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パラオ・ペリリュー島には、かつて日本軍が使用した地下壕が今も多く残る。壕内には腐食した水筒や飯盒などが点々と転がる。同島で戦死した約1万人の日本兵の内、およそ2200柱もの御遺骨が未収集。彼らは今日も祖国から迎えが来るのを待っている。彼らの声に耳を澄ましてほしい。
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抑留者を共産主義者にするため収容所で配布されたのが「日本新聞」。ソ連や中国共産党、日本共産党を賛美し、「天皇制打倒」を主張した。日本側編集責任者の宗像創は帰国後、日本共産党に入党。機関紙「赤旗」の編集に従事した。「日本新聞」のような主張を繰り返す「亡霊」は今も消えていない。
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ペリリュー守備隊長の中川州男大佐は、米軍の上陸戦が始まる前に、島民と在留邦人に対して他の島への疎開指示を徹底。その結果、同島では熾烈な戦闘となったにもかかわらず、民間人への被害は極力抑えられた。その事に関して、今も感謝の言葉を述べるペリリューの人々は少なくない。
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大東亜戦争について、日本の歴史教育では加害と責任ばかりが強調される。だが戦争とは相互的な「事件」の応酬によって拡大するものであり、一方が絶対的加害者という事など殆どない。戦勝国による一方的な東京裁判史観からの完全脱却こそ、令和日本の重要課題。東京裁判史観を減らすワクチンはないか。
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何でもかんでも差別だ差別だと騒ぐ過激な人たちは昔から存在したが、SNSの発達によってその発言の異様さが可視化された。彼らのような存在は「差別を減らしていきたい」とごく自然に考えている大多数の人たちからも共感を得られない。なぜなら彼らこそ排他的であり攻撃的であり差別的だからである。
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自分が乗っている船が沈みそうな時、船長に不満や文句をぶつけるのではなく、「何か手伝うことはありませんか」と言える人間でありたい。
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ワクチン開発やデジタル分野で遅れを露呈した令和日本に、戦艦大和の哨戒長・臼淵大尉の言葉が重なる。「進歩のない者は決して勝たない。負けて目ざめることが最上の道だ(略)私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか」
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渋沢栄一の言葉。「たとえその事業が微々たるものであろうと、自分の利益は少額であろうと、国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで仕事にあたることができる」。
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9月1日は一年で最も子どもの自殺が多い日。学校なんて仮病でズル休みしても良いし、行ったフリして海や山を見に行っても良い。むしろそうしろと言いたい。僕もそんな子どもだったけど、今日までノラリクラリと生きてきたら、思ったより良い事あったよ。本当だよ。
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「世界一受けたい授業」なる番組で偉そうに講師役を務めたこともある私ですが、実は高校時代は授業をサボりまくる学年最底辺の落ちこぼれでした。教師から面と向かって「馬鹿」と呼ばれたこともあります。何が言いたいかというと、人生はやり直せるということと、今日が48回目の誕生日ということです。
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今回のコロナ禍が炙り出した日本の課題は、政治家や官僚の個々の劣化ということよりも、憲法を含む国の形としてのシステムの綻びと脆弱性の問題だったと思います。更にはメディアの退廃。テレビのワイドショーなどは、もはや公害に近いのでは。本日もスモッグ深し。
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一挙手一投足、何を言っても何をやっても批判されるような状況では、政治家になろうという人材は減るばかり。優秀な人材が政界に集まらず、二世議員が増えるだけである。政治家に対して、あくまでも政策の是々非々で臨む土壌を育まなければ、政治不信の泥沼はますます深まる。メディアの責任は大きい。
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今秋はなかなか重要な政治の季節になりそうですが、幅広い論戦を通じて、「中国リスク」と「拉致問題」、そして「改憲」について信念をもって語れる政治家をしっかりと見極めたいと思っております。風見鶏のような方、揚げ足取りしかできない方、国家観のない方にはお引き取りいただきたく存じます。
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私がかつて暮らしたルーマニアは、チャウシェスク率いる共産党に国家を破壊された国。その強固な独裁体制は、他の左派政党と連携した後、強制的に併合したことから始まりました。以降、共産党は反対者への弾圧を開始。そんなルーマニア共産党と友好関係にあったのが日本共産党。広く知ってほしい史実。
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小学生の頃、ホームレスのおっさんに「失敗という字は『敗を失う』と書くのだから勝ちと同じ。たくさん失敗しなさい」と言われた事、今でも時々思い出して笑っている。多様性を強調するまでもなく、町に色々な大人がいる時代だった。潔癖過ぎる社会に学びはあるか。路上の師よ、これからも勝ちます。
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まだ発売前のようですが、ありがたいことに版元さんからご献本いただきました。これからじっくり拝読したいと思います。
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立憲民主党をネタにしたジョーク画像が回ってきたと思ったら公式のものだった。
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「日本のサッチャー」になれるかどうか注目を集める高市早苗さんだが、すでに「日本のサッちゃん」ではある。
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野党4党(立憲民主、共産、社民、れいわ)の共闘を伝える記事の中にある「立共社れ」の文字が「共倒れ」に見えるのは何かの暗示だろうか。
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「9.11」勃発時、私はルーマニアで暮らしていた。テレビでは評論家らしき人物が「日本が原爆の復讐をしたのではないか」と真面目な顔でコメント。周囲の出演者たちから反論は出なかった。ひどい番組だなと苦笑したものだが、最近の日本のワイドショーは同レベルか、それ以下だろう。