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先の大戦に関し、未だに日本とドイツを同列に並べて語ったり、「日本は加害者として相手が納得するまで謝罪すべき」と述べる人物がメディアに出ている状況には、国民もさすがにウンザリしているのではないか。いくら史実をもって丁寧に検証しても、彼らの史観は揺るがない。史実より思想なのである。
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台湾の民政局長などを歴任した後藤新平が残した「自治三訣」。
「人のお世話にならぬよう」
「人のお世話をするよう」
「そして報いを求めぬよう」
令和に語り継ぎたい言葉。
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「軍靴の響きが聞こえる」といった使い古された表現。戦争への警鐘を鳴らすのはもちろん重要だが、現在の国際情勢に耳を澄ませれば、最も警戒すべき不協和音の源が中国であることは明らか。そのことに言及しない政治家やメディアは信用できない。
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特攻隊員・渋谷健一には、幼い子供と妊娠中の妻がいた。彼は遺書にこう書いた。「父恋しと思わば空を視よ。大空に浮ぶ白雲に乗りて父は常に微笑みて迎う」。昭和20年6月11日、渋谷は特攻死。奇しくも同日、妻・光は男児を出産。周囲の者たちは「生まれ変わり」と驚嘆して号泣した。
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メディアは赤字の時は大々的に報じるが、黒字の時はほとんど無視。 twitter.com/gpiftweets/sta…
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大東亜戦争を泥沼化させた最大の要因は、新聞をはじめとする各種メディアだった。そして今回のコロナ禍においても、不正確な情報を垂れ流し、社会不安を煽り、人々の生活を最も破壊したのは、テレビのワイドショーなどのメディアだったのではないか。歴史は繰り返されたのである。
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特攻隊員となる少年飛行兵の教官役だった藤井一陸軍中尉は「お前たちだけを死なせない。自分も後から必ず行く」が口癖だった。しかし、妻子のある藤井に特攻命令はなかなか出ない。その事実を知った妻・福子は、夫の願いを叶えるために入水自殺。藤井の特攻はこうして叶った。合掌。
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アメリカ政府は中国の新疆ウイグル自治区を「野外監獄」と指摘。米国連大使は「中国政府がジェノサイドをやめるまで声を上げ続ける」と表明した。かたや日本は「深い懸念」との表現を繰り返すのみ。恥ずべき「及び腰」である。最悪の人権侵害に対し、毅然と、堂々と立ち向かおう。日本の誇りにかけて。
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先の大戦を語る際、「軍部の独走」はよく指摘されます。無論、そういった面はあったのですが、合わせて考えなければならないのが、当時の政治家が足を引っ張り合って、政策や方針が遅々として決まらず、その内に事態がずるずると泥沼化していったという一面。現在のどこかの国とよく似ていますね。
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海軍飛行予備学生・古川正崇は、手記にこう綴った。「戦争を憎むが故に戦争に参加せんとする、我等若き者の純真なる気持を知る人の多きを祈る」。その後、特攻隊員となった彼は、
トランプの一人占ひなどしつつ出撃までの時を過ごしつ
と詠み出撃。沖縄近海にて戦死した。享年24。合掌。
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私は大東亜戦争で亡くなられた310万以上もの同胞の方々の御霊が少しでも喜ばれるような国を目指すことが大事だと思っています。後に続く者たちを思って逝った御霊が「私たちが望んだ将来の日本はこんな姿ではなかった」と嘆かれるようでは、あまりに申し訳が立ちません。今の日本は大丈夫でしょうか。
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戦争に関する教育はもちろん重要だが、同時に共産主義に関する教育もしっかりと学校で行うべき。共産主義がいかに多くの国や社会を根こそぎ破壊し、どれだけの人命を奪ってきたか。義務教育の現場で丁寧に教えたほうが良い。他の多くの民主主義国家では普通に行われていることです。
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抑留者を共産主義者にするため収容所で配布されたのが「日本新聞」。ソ連や中国共産党、日本共産党を賛美し、「天皇制打倒」を主張した。日本側編集責任者の宗像創は帰国後、日本共産党に入党。機関紙「赤旗」の編集に従事した。「日本新聞」のような主張を繰り返す「亡霊」は今も消えていない。
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月刊「Hanada」5月号に寄稿した「幻の抑留者洗脳紙『日本新聞』」の全文がウェブで公開されました。抑留者に対する苛烈な赤化(共産主義)教育の実態について書きました。ぜひご一読ください。
今も洗脳は続いている!幻の抑留者洗脳紙「日本新聞」を読み解く|早坂隆 hanada-plus.jp/articles/692
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満洲国・興安街の住民は、ソ連軍の侵攻を受けて街から退避。だが、避難中の昭和20年8月14日、ソ連の戦車部隊に包囲され、多くの人々が虐殺された。戦車は遺体も重傷者も踏み付けながら走った。千数百人いた避難民の内、生きて日本に帰国できたのはわずか百余名であった。これが「葛根廟事件」である。
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「葛根廟事件」について文春オンラインに寄稿しました。ソ連軍による日本の民間人への「隠された大虐殺」の真相に迫ります。
日本人1000人をソ連戦車部隊が殺害“葛根廟事件”に巻き込まれた少年の証言 終戦前日の「葛根廟事件」#1 #葛根廟事件 #早坂隆 #文春オンライン bunshun.jp/articles/-/452…
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戦争体験者の方々の生の声を届けたいと切に願いながら、取材を続けております。叫びや祈りにも似た彼らの貴重な証言にぜひ耳を傾けて頂ければと思います。
『昭和史の声』早坂隆 amazon.co.jp/dp/4864107750/… @AmazonJPより
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戦争体験者の中にも改憲派と護憲派がいます。問題は護憲派の意見ばかりがメディアで使われる事。ある方はこう話していました。「記者が『平和は大事ですよね』と言うので『はい』と答えたら、記事では私が『平和憲法を守れ』と話したように書かれていて驚いた」。憲法論を迷走させているのはメディア。
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終戦直前、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄して日本に宣戦布告。満洲国への侵攻を開始した。当時、150万人以上いた在留邦人は日本に引き揚げることになったが、その途中、ソ連軍兵士や中国人の暴民らから数え切れないほどの殺戮や略奪、強姦などを受けた。「満洲大虐殺」と私は名付けたい。
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