スドー🍞(@stdaux)さんの人気ツイート(いいね順)

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「倍返しだ!」がうけるのは自然な人間感情に沿っているからであり,ハンムラビ法典が「目には目を,歯には歯を」の同害報復を定めたのはそういう自然な人間感情を放置していると倍々報復合戦で収拾がつかなくなるからであります
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「合法で誰でも簡単にできて儲かる仕事」は、定義上、すぐに参入者が殺到して旨味が消えるので、たいていは「誰でも」か「簡単に」か「儲かる」のどれかを犠牲にしながらやっていくことになる。ここで「合法で」の部分を無視すればいいじゃんという発想に至る人もおり、派手に事故る
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氷河期世代は若い頃に自己責任論で切り捨てられた記憶が強いので、社会正義について語らせると「でもお前らは俺たちが苦しいときには来てくれなかったじゃないか」とヒロアカの死柄木みたいな未熟な感情が埋もれてることかある
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「高卒で社会に出た人でも定年後の老人でも、ふと気が向いたときに気軽に東大の講義を受けられ、単位を集めれば学位をもらって卒業できる」というのは悪くない社会だと思うのだが、「東大生という勲章は鉄緑会に青春を捧げた者だけに与えられるべきだ」という人にとってはそうじゃない、という話です
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NTTの人がやってきて「パソコンは電源を切っていても24時間通信をおこなっており、悪いハッカーがアクセスしてウイルスをばら撒く踏み台にされるから当社のセキュリティ診断を受けろ」という営業をおこなっていった
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実は私も10代の頃に、専門家の書いた本に対して「ここが間違ってる!なぜなら俺の知ってることと違うからだ」という愚かなメールを出したことがあるんですよ。思い出すたびに顔から火が出るほど恥ずかしく身悶えするんですが
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「ありのままの自分」を受け入れられるのは大好きだが、「ありのままの他人」を受け入れるのは嫌だとなると、適応のコストを誰に押し付けるかという話でしかなくなる
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24時0分でシンデレラの魔法の効果が切れるのはなんかすごく近代的な感じがする。日の出とかじゃないんだ
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すみません
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ウィキペディアを読んでいて、世界初のボディビル大会の審査員がコナンドイルであったことを知った。マッチョ探偵ホームズという新しい可能性について思いを馳せた
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『ハコヅメ』は自嘲的に警察組織を茶化したりもするが、人質司法とか作文調書とか留置場の待遇とかの本当にまずいネタには絶対に触れないので、本当に警察の人が描いてるんだなっていう妙なリアリティが
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刑事弁護って負け戦なんすよ。どれだけ優秀な人がやっても99%は負ける。明らかに冤罪だと思うケースでも救えなかったりする。それでも挫けずに悔し涙を飲みながら戦い続ける人がいて、そういう戦いの中で少しずつ新しい法理が確立されていったりする
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「加齢すると体力が落ちる」というのはさんざん言われているし誰もが知ってるのに、私を含め、なぜか自分だけはその例外になれるように錯覚して、フル体力前提で人生プランを組んでしまう人が絶えないのはなぜなんだぜ
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「反撃できない人をいじめたり笑いものにしたりするのは楽しい」という事実を前提としてまず自覚しないと,いじめがなぜ根絶しづらいのかもわからないし,エンタメの文脈にこういうのが入り込んでくることを防げなかったりしますね
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8月になってテレビなどで戦争特集が増え、「無茶だとわかっている作戦をなぜ止められなかったのか」「当時の政府や国民は何を考えていたのか」を論じる機会が増えるけれど、今年はとりわけ読後感が苦そうだ
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AO入試のために「入試でアピールできる豊かな体験提供サービス」産業を肥大させるくらいなら、いっそ大学に寄付金枠を設けて資産家子女を受け入れたほうがいいとは思う。費やされる金と結果が同じでも、後者の方が大学に直にお金が行くので
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「自分と異なる意見が存在することを健全だと認める」「個人的な快不快よりも社会的な善を優先する」のは訓練と忍耐と覚悟がいるという話じゃないすかね。賛同者ばかりに囲まれて常に拍手されていたほうが気持ちいいのは当たり前なので
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ところが1923年に皇太子銃撃事件(虎ノ門事件)が起きると、テロ対策の機運が高まって細かい議論が簡単に流され、1925年に制定に至っている。奇しくもちょうど100年前の話ですが、歴史に学ぶとしたらこのへんなのでしょうね
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「事象Aと事象Bの間に因果関係を発見する」というのはとても気持ちがよくて脳汁がドバドバ出る経験である。発見の裏付けとして証拠探しと自己批判を繰り返す過程が科学であり、立証をすっ飛ばしたものが陰謀論である
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学部生の頃、「法律の条文が書いてある原本や写しを全部燃やしたら、法律は無効となるのか」「ならないとすれば、法律の【実体】は何か、どこに存在するのか」みたいなことを考えていた
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絵描きの人が仕事用の絵を描いた息抜きとしてプライベートな絵を描いているのがすごい。私も息抜きにプライベートな訴訟とか提起すべきなのかもしれない
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生前・死後という言葉には以前から不満を持っている。なんと生前と生後は同じ期間のことを指している。生中はビールである
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権利「濫用」を「乱用」と間違う者がいるので、これから実際に見せる。(紙コップに水を注ぎ始める。やがてあふれる)……見えたかね。これが濫用だ。氾濫の濫だ。定められた器を超えて注ごうとすることだ。ああ君、水は拭いておいてくれ。 という授業を大学1年春に受けたのが鮮明に記憶に残っている
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戦力差があれば勝ちはするだろうが、勝ち方というものがある。征服地の指導者が皆を見捨てて逃げ出したり、命乞いをすれば侵略者としては理想的なシナリオだが、徹底抗戦されたあと指導者を殺してしまう結果になれば悪夢のシナリオになりかねない。数世紀続く神話を生んでしまう
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「表現の自由は尊重されるべきだ。だが,けしからん表現はこの限りではない。何がけしからん表現かは私が判断する。基準は定めない」というのは,やはりまずいわけですよ