1895年アメリカ 【ジゴスリーブ ブラウス】 を縫いました タックやギャザーがたっぷりと入ったクラシカルな1着です ジゴスリーブは別名レッグ・オブ・マトンスリーブとも呼ばれます 羊の脚に似た袖の造形が由来だそうです 「1895年」と聞いて、皆さんはなにをイメージするでしょうか
9月5日(土)渋谷にてコンセプトショップ 【半・分解展の器】がオープンします 今回は「女性が着る紳士服」をテーマに 200年前の貴族の服や、100年前の女性の服を展示 / 研究 / 販売します 時代 / 性差を越えてもなお、「美しい」と感じる構造を探ります sites.google.com/view/dd-utsuwa…
1895年アメリカ 【ジゴスリーブ ブラウス】の仕様書を無料公開します ロマン溢れるクラシカルな1着を、ぜひ皆さんの手でも形にしてください また、型紙の販売は9/14(月)までとなります rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
左から 第二次世界大戦イギリス軍「ストームコート」 19世紀中葉フランス軍「肋骨服」 20世紀初頭フランス「消防士の服」 食べられるヴィンテージ
100年前の乗馬用スカート「サイドサドル」の動画をアップしました このスカート、構成はシンプルですが構造が複雑です やっと動画で解説することができました 動画を見ていただければ、ヴィクトリアンやエドワーディアン時代の女性たちの美意識が伝わるはずです youtube.com/watch?v=nq9fRI…
1809年【Mノッチ】の仕様書が完成しました 無料でどなたでもダウンロードが可能です フランス革命後の「造形美」が顕著に表れた1着 ロココ様式からの反動による「新古典主義の理想的な肉体美」を過剰造形した紳士服です 衣服というより、もはや彫刻です rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
【半・分解展の仕様書】 ブラッシュアップしました 無料公開を始めて1ヶ月が経過し「この方が縫いやすいな」など改善点が見つかったので微調整を加えています 「アビ・ア・ラ・フランセーズ」や「ジゴスリーブ ブラウス」をブラッシュアップしています rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
今週末11日(日)まで【半・分解展の型紙】を販売しております 新たに「メルカリ」や「ラクマ」での決済を導入しました 余ったポイントで型紙を購入し、こだわりの一着を縫ってみては如何でしょうか 徐々に秋冬物が着られる気温になってきましたね🧥 rrr129annex.blogspot.com
2021年2月 3年振りの【 半・分解展 東京 】を渋谷で開催します 今年、叶わなかった大阪展と東京展 コロナ禍で見出した、私が表現すべき感動をかたちにします 開催まで残り4ヶ月弱 万全の準備で挑みます sites.google.com/view/demi-deco…
1804年ナポレオン・ボナパルトにより軍学校とされた「École polytechnique エコールポリテクニーク」の軍服を縫ってみました こちらは、1900年ごろのユニフォームです 前tweetにも書きましたが、シンプルな中に光る丁寧な仕事ぶりに感銘を受けて製作してみました では「傾きの構造」を見てみます ↓
1810年フランス リージェンシーテイルコートの生地を織りました ナポレオンも羽織ったであろう博愛色のウール地です 実物の生地を分解研究すると、現代では考えられない手間と時間をかけて織られていました まるで「和紙」のような肌触りです この生地は、ぜひ手にとり触っていただきたいです
ご自宅に眠っている生地や、着なくなった洋服を100年前のかたちに仕立て直してみませんか? そんなサービスを始めます 着物で仕立てたアビ・ア・ラ・フランセーズ マリメッコ柄のストームコート あなたの想像力と、わたしの創造力でワクワクする1着をつくりましょう
1870年フランス騎兵隊の軍服 「ユサール」を分解研究し、縫いました 日本では「肋骨服」の名称で親しまれています こちらは10/31(土)の【半・分解展の器】にて、衣服標本と共に展示します 増し芯を仕込み縫い上げたので、誇張された胸の造形が顕著に表れます
1890年イギリス 女性の乗馬服「ライディング ハビット」の仕様書を無料公開します ヴィクトリアン時代に生まれた、凛とした佇まいの女性服を解説しています 「仕様書」と銘打っていますが縫製をしない方が見ても面白い「読み物」となっております ぜひ、ご覧ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
そして今回は、20世紀初頭から1945年頃までのドイツ/日本を中心に、軍服や勲章など軍事に関する服飾を研究するEduard von Arcoさんのご厚意により 明治時代の「大日本帝国 陸軍 将校の肋骨服」を特別に展示いたします こちらは13時~16時のみの展示となります ぜひ、この機会にご覧ください!
1900年イギリス ヴィクトリアン時代の紳士淑女の足元を彩った「スパッツ」の型紙を無料公開します マスクやエコバックづくりが物足りなくなった方 ブーツの新調を考えている方 ご自身の手で、スパッツを縫ってみるのは如何ですか? DL期間は11/15迄とまります rrr129annex.blogspot.com/2020/11/spats.…
分解した実物のスパッツです 基本的な構成は、たったの3パーツのみです マスクやエコバックが縫える方ならば1~2日あれば形にできるのではないでしょうか? 初めて洋裁にチャレンジするという方にもお勧めのアイテムです 型紙は「23.0cm~29.0cm」まで用意しました
スパッツが1つあれば、お手持ちの靴がブーツに変身します 秋冬のお洒落に、お手製のスパッツを取り入れるのは如何ですか 「60cm×60cm」のハギレがあれば十分に裁断することができます 着古したデニムで作るのも格好いいかもしれません
ヴィクトリアンたちが愛したスパッツは、当時のお洒落アイテムでした 当初は「泥除け」として生まれましたが、舗道整備の発展により「美しい貝釦」をあしらったり、「純白の生地」で仕立てられたり華やかに変貌を遂げます 私は、現代的に見直してもニーズのあるアイテムだと思います
今日スパッツを装着してみたのですが、あまりに快適で驚いています 体温調節は首、手首、足首の三首でと言いますが、足首にスパッツがあるだけで本当に暖かく快適です メルトンでつくったので、付け心地も良くなにより軽いです 100年前のスパッツ、本当にオオスメです
フルート演奏者の方が「200年前のフルート」を持参してくださり「200年前の服」を着て、その場で吹いてくださいました 素晴らしいハプニングでした 仲間さん @C21oU3V1yTkzupu 美しい音色をありがとうございます 先日の【半・分解展の器】での出来事です 30秒ほどの動画もあります ↓
19世紀末 フランスの軍医が着用した「ユサール」をBlogにまとめました 私の所有するユサール、軽騎兵のものかと思いきや調べてみると軍医用のユサールでした 日本ではゴールデンカムイの影響で人気が再熱しているようです その見た目から「肋骨服」の愛称で親しまれています rrr129annex.blogspot.com/2019/01/hussar…
19世紀末イギリス 侯爵夫人のコートを製作中です 1886年のファッションプレート(Pic2)や、1892年の製図書(Pic3)を参考にしています 振袖のように垂れ下がった袖が印象的な1着です 正式名称がイマイチ解っていません 当時の製図書には【The Duchess】と書かれています
12/13(日) 年内最後の【半・分解展の器】をオープンします テーマは「フランス革命の紳士服/ヴィクトリアンの婦人服」です 今回、写真2、3枚目の1892年イギリス「ヴィジット」と呼ばれる不思議なドレスを展示します 鎌底の仕様が特殊で皆さんの意見を聴きたいのです sites.google.com/view/dd-utsuwa…
フランスの古城から出てきた1850年ごろのアビ・ア・ラ・フランセーズを分解しました 女性の方に「保存している半分だけ」を着ていただきました ロココの系譜を感じさせる女性らしいシルエットを描いています 昔は、これが紳士服だったんですよね 素敵です では、分解してみた内部構造を紹介します↓