バッスルを着用した方が、半・分解展に来てくださいました もう、シルエットが神がかっていて、語彙がなくなりました ただただ感謝です 美しい。。。
1903年イギリス 乗馬用スカート「サイドサドル」 仕様書を描きはじめました 歩行時と乗馬時で、姿かたちが全くの別物になる特殊なスカートです 旧い書籍を探しても、細かく仕様を描いているものが見つからないのでつくることにしました クリスマスごろには公開できるかと思います
1900年ヴィクトリア朝 驚くべきギミックが隠された【サイクリング スカート】を紹介します 産業革命の影響により、女性たちは続々と社会進出を果たします ヴィクトリア女王が娘たちに自転車を買い与えたことにより、新たなスカートの開発が進みました まるで袴のようなデザインに隠された意図とは?
「鶴見中尉が着ている肋骨服という服を見にきました」 と言われることも少なくありません 半・分解展には【ゴールデンカムイ】という漫画のファンの方も足を運んでくださいます 現在、ゴールデンカムイが全話無料で読むことができます めちゃくちゃ面白いです ↓ tonarinoyj.jp/episode/108341…
【半・分解展 東京】では、ヴィクトリア朝の「肋骨服」を5点展示します 「ゴールデンカムイが好きで、本物の肋骨服を見にきました」という来場者も多く、その影響で私もゴールデンカムイを読むようになりました 写真1枚目は1880年イギリス軍 2枚目は1890年ノルウェー 珍しい「女性の肋骨服」です
19世紀ヴィクトリア朝 【髪の毛でつくられた懐中時計のチェーン】を紹介します 大切な人への贈り物に、自身の毛髪を渡すのはいかがでしょうか? 現代の感覚ですと不気味に感じますが、100年ちょっと前はポピュラーな風習でした 今回は、ヘアジュエリーの文化と、毛髪チェーンに迫ります
【肋骨服の仕様書】を無料公開します 半・分解展でも大人気の肋骨服から 1890年フランス軍医「メディカルオフィサーチュニック」 1880年イギリス士官「パトロールジャケット」 以上2着を紹介しています 胸の造形美を構築する要素など興味深い点が尽きません DLは下記URLへ rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
ヴィクトリア時代 自由な身分の女性が着た「不自由な服」を紹介していきます 19世紀 上流階級の女性たちは、一生懸命に働きませんでした 資本主義の波が押し寄せてもなお、労働とは無縁のスタンスをとることで自身の立ち位置を明確に表します 歪んだ貞操観念が生んだ、あまりにも美しい服たちです
フランス革命直後にイギリスで生まれる「Mノッチ」という紳士服です 新古典主義の絵画に数多く見られる1着 紳士服ですが、女性が着てもこんなに素敵なスタイルになるのです Mノッチの型紙は9日(日)まで販売しております rrr129annex.blogspot.com/2020/03/m-notc…
1860年アメリカ 南北戦争時に流行したミリタリールックの【クリノリン ドレス】を紹介します 意外にも「戦争と婦人服」は密接に関わっています ナポレオン戦争のころから幾度となく、軍服のデザインが取り入れられたドレスが流行します 今回は、クリノリン期の軍服風ドレスに焦点を当ててみましょう
ヴィクトリア朝イギリス軍 【肋骨服】 完璧にフィットする方が現れました 本当に美しい着用姿でした 半・分解展 25日までの開催です ご来場お待ちしております
1870年フランス 馬車の運転手が着た「コーチマンズ・オーバーコート」を紹介します 未使用の状態で150年間眠っていたものを買い取りました 私はこれまで「男性使用人」のさまざまな衣服を紹介してきました 花形使用人であるフットマンと比べながら、その差異を見ていきましょう
1892年イギリス ヴィクトリア時代の女性が羽織った「ヴィジット」を縫いました 「Japanese Sleeve」とも呼ばれた振袖風のテーラードスリーブが特徴です 袖に覆い隠された身頃はコルセット型につくられ、しっかりとウエストの「くびれ」が造形されています
目の覚めるようなタータンチェックが美しい 1850年の【クリノリン・ドレス】を紹介します お尻に付く「巨大なリボン」は、まるで漫画の世界から飛び出てきたかのようです リボンのふちには、なんと【ハッシュタッグ#】が縫い付けられていました SNS映えも計算済みの、古くて新しいドレスです
フランス革命を起こした市民たちが着用した18世紀の上着 「カルマニョール」の仕様書を無料公開します 貴族の服とは違って、なかなか日の目を見ない市民の服 ところが分解研究を進めるうちに、機能性を追究した市民の創意工夫が見えてきました 下記URLよりご覧ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
19世紀末 ヴィクトリア時代 ウエスト52cm/バスト94cmのコート「アルスター」を完璧に着こなす人が現れました 人間ってスゴいですね
型紙を購入された方の作品を紹介します こちらは、1892年英国の【ヴィジット】です なんと着物に合わせ「被布衿」にアレンジして製作されたそうです 本当に美しい作品です👏 ヴィジットは19世紀ジャポニズムの影響を受けた洋服のひとつです なので、着物との相性も良いのかもしれませんね
120年前につくられたパンプスと、靴の上にかぶせる装飾品「ブーツトップ」を紹介します 19世紀末からファッションアイテムとして頭角を現したのがブーツトップでした 軍服のゲートルから派生したもので、脚を守る防具ではなく「装飾具」として独自に進化を遂げています その歴史と構造を探ります↓
旧き衣服に興味を持たれた方は、ぜひ【半・分解展の仕様書】 もご覧ください 私が研究する100年前、200年前の衣服の構造を簡潔にまとめています 服づくりをする方はもちろん、絵を描かれる方々の参考になれば幸いです Googleドライブより、ご自由にDLしていただけます ↓ rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
こちらの本、私は大好きです 半・分解展のような、実物の裏側まで見れる展覧会に持参すると、真価を発揮すると思います ただ、レビューには線がラフ過ぎて参考にならない。と書かれている通り、イラスト資料には向いてない?のかもしれません 本物の内部構造を、深く深く理解したい人にオススメです
19世紀初頭 男たちの「造形美」を支えた名脇役【ウエストコート】を紹介します フランス革命後の男たちは、彫刻ような造形美を求めました 特に上着は、鳩胸のように膨らまし「誇張した胸板」を構築します 極端な胸の造形を、内側から支えたウエストコートの「知られざる構造」をお見せします
19世紀末フランス 軽騎兵が着用した「ユサール」の女性サイズをつくりました 日本では「肋骨服」の異名を持つユサールは、漫画ゴールデンカムイの影響もあり認知を広げています 15世紀ハンガリーで生まれた軍服ですが、現代の女性が着ても似合うのです では何故、女性が着ても似合うのでしょうか?
イギリス軍 特報バイク部隊が着用した「ストームコート」 コートの形をしているが、バイクに跨り易いように「ツナギ」に変形することができる 胸のポケットは、地図を折りたたんで入れるため、真四角の形につくられた「マップポケット」と呼ばれる #第二次世界大戦
1903年イギリス【サイドサドル】の仕様書を無料公開します ヴィクトリアン時代の美しき乗馬スタイル 凛とした女性をつくりあげる、機能美を備えたスカートです 特殊なかたちをした専用の「鞍」も合わせて紹介しております 下記リンクよりご覧ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
1895年の【サイクリング スカート】 当時の実物と、特許資料を見比べてみます 女性の社会進出が活性化した19世紀末 スポーツを楽しむ女性に向けて、様々なスカートが開発されました 脚を隠しつつ、いかに動けるようにできるか? こちらの特許は、お尻に大量のプリーツを設けて機動性を確保します