猫もおうちにいるようです。歌川広重「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」より。吉原遊廓の花魁の部屋にいる猫。おとなしく座って、じっと窓の外をみつめています。#StayAtHome #おうちで浮世絵
本日7/23は #土用の丑の日。歌川広重が描いた蒲焼屋をご紹介。よく見ると、食材はウナギではなくヤマタノオロチ。さばいているのはスサノオ、焼いているのはクシナダヒメです。絶滅が心配されているウナギの代わりになるのでしょうか。ヤマタノオロチの方が珍しいですが…。※現在展示していません。
【他館展示情報】京都府の福田美術館@ArtFukuda では1/29(土)より「トラ時々ネコ 干支セトラ」展を開催予定。与謝蕪村、円山応挙、竹内栖鳳、大橋翠石などが描く虎の絵を紹介。中には、猫のような虎の絵も。他の干支の動物を描いた作品も展示。詳しくは美術館HP→fukuda-art-museum.jp/exhibition/202…
葛飾北斎と曲亭馬琴のタッグが生み出した作品をご紹介。馬琴が執筆した『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』という小説の挿絵です。物語の主人公は右上に小さく描かれた源為朝。弓の名手であり、一撃で船を沈めている様子が、北斎の迫力あるタッチで描かれています。※現在展示しておりません。
女性の顏も美しいですが、白い指にはめられた指輪も素敵です。鰭崎英朋による木版画。明治末から大正初期の女性たちはお洒落な指輪をしていることが多いので、お見逃しなく。原宿の太田記念美術館にて開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 朝日智雄コレクション」展で展示中。
本日2月22日は #猫の日 。左にいるのは猫の枝豆売り。赤ん坊を背負った猫のお母さんが「ゑだまめや、うでまめ」と、篭に入った枝豆を売り歩いています。そこにお人形を背負った猫の女の子が小銭を持って「まめやさん、まめおくれ」と可愛らしく声をかけています。※現在展示していません。
明治のチリメン本。人身御供を要求する化け物をしっぺい太郎という犬が退治する昔話を英訳したもの。化け猫たちが「しっぺい太郎にいうな、語るな」と歌ったりする場面です。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。
2019年に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展。図録を刊行していませんでしたが、このたびオンライン展覧会として復活しました→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+追加画像5点の画像が800円で無期限で見放題。日曜日の夜に異世界と接してみるのはいかがでしょうか。#おうちで浮世絵
JR原宿駅の旧駅舎。解体工事が8月24日(月)より始まります。trafficnews.jp/post/99411
本日10/31はハロウィンということで、江戸時代版ジャック・オー・ランタンをご紹介。歌川芳員が描いた「砂村の怨霊」というカボチャの妖怪です。砂村は現在の東京都江東区。カボチャの産地として知られていました。顔がカボチャの実。手足が葉と蔓でできているのにご注目。(※現在展示していません)
東京・原宿の太田記念美術館では、来年2/3より「広重おじさん図譜」展を開催。チラシデザインができました。歌川広重の風景画などによく顔を出す、何とも味わい深いおじさんたちを集めた展覧会。あなたのお気に入りのおじさんをぜひ会場で見つけてみてください。
頭が燕、体が人間。つば九郎のご先祖様でしょうか。黒い腹掛けと股引という衣装から察するに、鳶(とび)の仕事をしているよう。かなりたくましい上腕二頭筋です。プロ野球の無観客試合が一日も早く終わることを願って。 #おうちで浮世絵
東京都では緊急事態宣言が発令されていますが、一日も早く、演劇、演芸、映画、コンサートが通常通り再開されることを願って、猫たちの舞台のお稽古をご紹介します。舞台の上、左から2番目の子猫が一生懸命お稽古の成果を発表しています。浮世絵でちょっとした心の安らぎを。 #おうちで浮世絵
葛飾北斎が描いた、可愛らしいウサギをご紹介。『三体画譜』という絵本です。3匹のウサギたちが、書の書体である真・行・草になぞらえて、それぞれ異なるタッチで描かれています。どのウサギがお好みですか?#おうちで浮世絵 (※この作品は現在展示されておりません)
#ハロウィン にちなんで、今年も江戸時代のタコのコスプレ?を描いた浮世絵をご紹介。タコの着ぐるみを着た男性が仲間たちと楽しそうに往来を闊歩しています。高輪の海岸に集まり、飲食をしながら月の出を待つ「二十六夜待ち」という行事の一場面。歌川広重の作品です。※現在展示しておりません。
【展覧会情報】来年の情報ですが、「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵ー武者たちの物語」展が森アーツセンターギャラリーにて来年1/21~3/25に開催。ボストン美術館が所蔵する刀剣と浮世絵の武者絵が里帰り。詳しくは展覧会公式サイト→ heroes.exhn.jp
明日4/8は満月が大きく見えるスーパームーンになるそうです。満月の下で戦う牛若丸と弁慶。芳年らしい迫力ある構図が魅力的なこの作品は「月岡芳年 血と妖艶」展で展示しておりましたが、申し訳ないことに臨時休館に。芳年展、必ず再開催させますので、再びの登場をお待ちください。 #おうちで浮世絵
月岡芳年の「月百姿」より。貫禄ある背中をこちらに向けた、侠客の深見十左衛門。光を当てる角度を変えると、市松模様が浮かび上がる仕掛け。正面摺という光沢を出す特殊な技法を用いています。展示室で見るとほとんど判別できないのですが、ツイッターだとこうしてお伝えできます。 #おうちで浮世絵
【新グッズ紹介】浮世絵の猫たちがアクリルスタンドになりました。蕎麦をかぶった猫、シャボン玉売りの猫、踊る猫又といった、人気の猫たちを厳選しました。4/1より開催の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展に合わせ、太田記念美術館の受付にて販売開始いたします。
はたらくネコたち。1枚目のネコは房楊枝(歯ブラシ)と歯磨き粉売り。2枚目のネコは魚売り。今日はカツオとタコがお勧めだそうです。太田記念美術館は明後日7/1より再開予定。来館の際にはマスクの着用をお願いします。#おうちで浮世絵
原宿の太田記念美術館では2022年7月30から「浮世絵動物園」を開催いたします。チラシデザインをご紹介。かわいい!おもしろい!ちょっとヘン!?虎子石から舶来の象まで、浮世絵の豊かな動物表現が満載です。どうぞお楽しみに。
【他館展覧会情報】府中市美術館では「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」展を9/18(土)より開催。描かれた動物たちを集めた展覧会。詳しい内容は特設サイトをご覧下さい→fam-exhibition.com/doubutsu/
太田記念美術館では9/4より「没後160年記念 歌川国芳」を開催。図は「かつを」(個人蔵)。猫とカツオが協力して「かつを」の文字を作っています。「か」の猫がかぶっているのはお菓子袋。猫が袋に頭をつっこむのが大好きなのは江戸時代も今もかわりません。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…
猫のお蕎麦屋さんをレポートしてみました。これまでツイッターで人気を博してきた、店員猫「これはそそう」客猫「たいへんたいへん」ですが、他の猫たちも詳しくご紹介します。 otakinen-museum.note.jp/n/n12f7131f889d
河鍋暁斎による猫の写生。猫たちの表情を豊かに捉えています。暁斎が幼い頃に学んだ歌川国芳は猫好きで有名ですが、暁斎はどうだったのでしょう。太田記念美術館で開催する「河鍋暁斎 躍動する絵本」展の後期(11/27~12/19)に展示予定です。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kyo…