タテ6コマ、ヨコ7コマ、全部で42コマの中に擬人化された猫たちが描かれます。子どもから恋の辻占売りまで。太田記念美術館で4-5月開催の「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて展示予定です。詳しくは→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/nya…
片手で逆立ちをする凛々しい表情の猫。不思議な姿ですが、影絵にして見ると・・・はんにやあめん(般若面)が浮かびあがるとう仕掛けです。作者は国芳。原宿の太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28(日)まで展示中です。
太田記念美術館の新しいグッズができました。歌川広重の「雪中椿に雀」をデザインした「ぽち袋」です。スズメがこちらを向いてにっこりしています。3袋入りで税込250円。美術館の受付にて販売中です。「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。
月岡芳年「月百姿 吼噦(こんかい) 」。枯れ薄の中に立つのは狂言『吼噦(釣狐)』に登場する老狐。仲間たちを殺した猟師の伯父である僧に化け、猟師に狐を穫ることをやめるよう説得します。その帰り、説得が成功し安心したのか顔は狐に。太田記念美術館「浮世絵動物園」前期(~8/28)にて展示中。
浮世絵に描かれた乗り物を紹介。「自転(轉)車」とあり、旗印に「御免」と書かれています。明治初期に見られた「手漕ぎ三輪」と呼ばれるものだそうです。守川周重「新板車づくし」より。10/1から原宿の太田記念美術館で開催の「はこぶ浮世絵-クルマ・船・鉄道」展にて展示予定。
前のツイートと同じ作品の中に描かれている、別のブサカワ犬たちもご紹介します。子犬らしからぬ表情ですが、2匹ともいい味を出しています。(上の子犬の顔にある斑点状のものは修復跡です。) 心がなごむ浮世絵を紹介中。#おうちで浮世絵
太田記念美術館は緊急事態宣言のため臨時休館中。代わりに爽やかな浮世絵をご紹介。歌川広重「名所江戸百景 王子不動之瀧」。まっすぐに落ちる滝を、色鮮やかなベロ藍のぼかしで表現しています。縦長サムネだからこそ良さがより一層伝わる作品です。おうち時間を浮世絵で楽しく。#おうちで浮世絵
「五月雨(荒川)」と題された川瀬巴水の作品。女性は傘をさしていますが、雨はそれほど降っていないようです。男性の横の花をつけた鉢植えが、ささやかな彩りを添えています。太田記念美術館「江戸の天気」6/26~8/29(前後期全点展示がえ)にて展示予定。
本日2/4は #立春。梅が咲き始める季節になったということで歌川広重の「名所江戸百景 蒲田の梅園」をご紹介します。赤く染まった空を背景に、白梅が花を咲かせています。来月3/4から太田記念美術館にて開催の「赤ー色が語る浮世絵の歴史」展で展示します。
明日6月9日は月岡芳年の命日。1892年に亡くなりましたので、今年は没後129年です。芳年が描いた、ネコが大好き過ぎる花魁をご紹介します。otakinen-museum.note.jp/n/na9bcc6b4a334
小林清親による、夜の闇の中を走る蒸気機関車。明治12年(1879)作。車両の先頭には、当時のイギリス製の車両には付いていないはずの牛避けのカウキャッチャーが。清親は実物の機関車ではなく、アメリカの石版画を参考にしてこの絵を描いたそうです。※現在展示していません。
【他館展示情報】大阪市のあべのハルカス美術館@harukas_museumでは来年2023年4月22日~6月18日に「幕末土佐の天才絵師 絵金」展を開催予定。幕末から明治初期にかけておどろおどろしい芝居の場面を屏風に描いた絵金。高知県外では半世紀ぶりとなる大規模展。詳しくは→aham.jp/exhibition/fut…
月岡芳年の「大日本名将鑑」より、天岩戸に籠ったアマテラスオオミカミ。その閉ざされた扉を開けたのは、弟のスサノオではなく、画中の文章に「手力雄命」とあるように、アメノタヂカラオでした。※現在、展示していません。
河鍋暁斎はユーモラスではない、不気味な妖怪も描いています。こちらは「ぬれ女」。濡女は顔が人間、体が蛇の姿が多いですが、暁斎は目の無い不気味な顔にしています。よく見ると髪の毛の先端が蛇になっています。太田記念美術館にて10/29~12/19に開催する「河鍋暁斎 躍動する絵本」展で展示予定。
来年1月開催「江戸の恋」展では、さまざまな恋愛譚を描く浮世絵をご紹介いたします。一途な想いや嫉妬、あらゆる感情を抱いて生きた江戸の人々の姿にも触れてみてください。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/edo…
迷惑そうな表情の猫。どうやら女性に踊りを踊らされているようです。太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28まで展示中です。
2年前に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展は、現在でもオンライン上で楽しめます→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+オンライン展覧会のみの追加作品5点が、有料800円でいつでもどこでも見放題。日曜のおうち時間、妖怪や幽霊の浮世絵を眺めてみるのはいかがでしょうか。
【グッズ紹介】歌川広重が描いたネコたちを散らした可愛らしい「がま口」です。黄色とオレンジの2種類があり、各1,980円(税込)。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
#平家物語 にまつわる浮世絵をご紹介。祇王(ぎおう)という白拍子を寵愛していた平清盛。しかし仏御前という別の白拍子に心移りし、祇王とその妹の祇女を屋敷から追い出してしまいます。そんな場面を描いた楊洲周延の浮世絵。2枚目が仏御前、3枚目が祇王です。※現在展示していません。
【新着記事】北斎は「画狂老人卍」というやんちゃな画号をどのようにして思い付いたのかという話。noteのフォローも是非よろしくお願いします。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n8f52405b52d1
歌川国芳が描いた平重盛。平清盛の嫡男です。この作品の見どころは正面摺(しょうめんずり)。袍(ほう)は無地の真っ黒に見えますが、光の当たる角度を変えると綺麗な模様が浮かび上がります。7/1より太田記念美術館にて開催の「源平合戦から鎌倉へ」展では実際にこの正面摺をご覧いただけます。
今週の週刊少年ジャンプ『逃げ上手の若君』に登場した後醍醐天皇の皇子である護良親王。足利尊氏と対立し、鎌倉に幽閉されることになります。さらに淵辺義博によって殺害。その最期の場面は浮世絵にもいくつか描かれています。こちらは楊洲周延の「東錦昼夜競 大塔宮」より。#おうちで浮世絵
太田記念美術館の新グッズ「ポチ袋」。こちらは歌川広重の「月に兎」をデザイン。ちょっと気が早いですが、来年は卯年ですので、お年玉を入れるのにピッタリ。3袋入りで税込250円。美術館の受付にて販売中です。「浮世絵動物園」展のお土産にもどうぞ。
背景も華やかですが、男たちのファッションも負けていません。浴衣や彫物だけでなく、手拭いや煙管、団扇といった小道具の見せ方にもご注目。昨年開催した「和装男子」展。オンライン展覧会では、現在でも有料でご覧いただます。粋な男性たちを描いた67点+αの浮世絵を配信→otakinen-museum.note.jp/n/nfd18e8189eb…
河鍋暁斎の描いた妖怪より「塗仏(ぬりぼとけ)」をご紹介。黒い体で、髪の毛は如来のよう。目玉が二つとも飛び出して垂れ下がっています。歯を見せて笑う口元が不気味さをより一層引き立てます。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。