太田記念美術館は当面の間、臨時休館中です。代わりに美しい夜景をご紹介。小林清親「隅田川夜」。真っ暗な隅田川の堤防の上を歩く男女。提灯と対岸の家の灯りだけがほんのりと明るく輝きます。#おうちで浮世絵
本日7/27は #スイカの日 ということで、歌川広景の浮世絵をご紹介。橋の上から川に飛び込んだら、スイカを売っている舟に激突という、ちょっと可笑しな作品。スイカ売りは大事な売り物を潰されて、大迷惑です。※現在展示しておりません。
原宿の太田記念美術館では7/1より「源平合戦から鎌倉へ」展を開催。チラシデザインができました。国芳や芳年は武士たちの栄枯盛衰をいかに描いたのか。。TVアニメ #平家物語 やNHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 で再び注目を集める激動の時代を特集します。
おまたせしました!太田記念美術館のtwitterフォロワー15万人達成記念企画は・・オリジナル「虎子石」LINEスタンプ発売!だそうです。虎子石は無理して買わなくていいと言っていますが、、どうしても、という方はLINEスタンプのクリエイターズで「太田記念美術館」「虎子石」で検索してみてください。
こちらの女性も、雨が降った際、草履を脱いで裸足で外を歩いています。手が汚れないように、懐紙で草履をくるんでいます。こんな細かい描写に江戸っ子たちの生活感がにじみ出ています。歌川国芳の兄弟子である、歌川国安の作品。太田記念美術館で開催中の「江戸の天気」展にて7/25まで展示中。
【グッズ紹介】手拭いを頭にかぶって踊る猫又のアクリルスタンドです。絵師は歌川国芳。原宿の太田記念美術館の受付にて税込600円で販売しています。現在開催中の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展のお土産にいかがでしょうか?
女性たちの激しい喧嘩の場面ですが、白い指にはめられた指輪もお見逃しなく。富岡永洗による木版口絵。他にも着物や帯、煙管などのファッションやアクセサリーにも注目です。明治32年(1899)作。太田記念美術館にて開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展で展示しています。
猿と兎の相撲を優しく見守る金太郎。猿や兎は、江戸時代の子供向け絵本に金太郎の遊び仲間として登場する動物です。熟れた柿が、秋の月夜であることを物語ります。月岡芳年「月百姿 金時山の月」は太田記念美術館「浮世絵動物園」(7/30-9/25)にて展示予定です。
【グッズ紹介】歌川広重の浮世絵に登場するおじさんがアクリルキーホルダーになりました。「木曽海道六拾九次之内 塩なた」に登場する、「塩なたのおじさん」です。「広重おじさん図譜」展に合わせ、太田記念美術館受付にて税込550円で販売中。グッズ制作は中山道広重美術館@hiroshige_enaです。
【グッズ紹介】太田記念美術館のTwitterアイコンである虎子石がクッションになりました。製作はフェリシモミュージアム部@f_museumbu。おなかのファスナーを開けると、約600mlの湯たんぽが入りますので、これからの寒い季節にもピッタリ。美術館受付にて販売しています。税込3,850円。
#鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。兄である源頼朝と対立し、京都から逃げ落ちようとする源義経。大物浦で平家の亡霊に阻まれますが、そのピンチを救うため、舳先で念仏を唱えて亡霊を鎮めたのが武蔵坊弁慶でした。月岡芳年 「月百姿 大物海上月」より。※現在展示しておりません
【ネット番組紹介】明日5/11(水)18時より放送のニコニコ美術館@niconico_nicobiは、土方歳三資料館@toshizoofficialより生中継。旧暦5/11は土方歳三が箱館戦争で命を落とした日。佩刀・和泉守兼定など土方歳三の遺品や資料を紹介する。 live.nicovideo.jp/watch/lv336115…
こんなに暑い日が続くと、冷たい川で泳ぎたくもなります。ただし、橋の上から川に飛び込む時にはご注意を。スイカを積んだ船がたまたまいるかもしれません。歌川広景「江戸名所道化尽 十九 大橋の三ツ股」。※現在展示しておりません。
湯島天神の境内から、月に照らされた江戸の町を眺める2人の男性。その後ろ姿からはミステリアスな雰囲気が醸し出されています。作者の小倉柳村自身、活躍期間が短く作品数も少ない、謎の多い絵師です。太田記念美術館「江戸の天気」6/26~8/29(前後期全点展示がえ)にて展示予定。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなみ、源義経と武蔵坊弁慶の最初の出会いをご紹介。五条大橋で弁慶に襲われた牛若丸こと源義経。弁慶の攻撃をひらりとかわしますが、同時に、手にしていた扇を弁慶に投げ付けて反撃しています。月岡芳年「月百姿 五條橋の月」より。※現在展示していません。
月岡芳年の「大日本名将鑑」。芳年のシリーズ物としてやや知名度は低いですが、迫力あるカッコいい構図が満載です。気になった方は、本日2/12(土)夜10時よりテレビ東京系列にて放送の「新美の巨人たち」をご覧ください。ナビゲーターは中川翔子さん@shoko55mmts
本日は重陽の節句ということで、関連する浮世絵をご紹介。旧暦9月の縁日で菊の花を楽しむのは武家の女性。江戸時代は園芸文化も花開いた時代でした。※現在は展示していません。
【グッズ紹介】不思議な姿をした妖怪たちのシルエットをデザインした、太田記念美術館オリジナルのマスキングテープです。ろくろ首や唐傘お化けの姿も見えます。小林幾英「しん板かげゑづくし」より。美術館受付にて税込550円で販売中です。「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。
ムキムキなねずみのまわしに書かれた「庚(かのえ)」の文字。階級が浮かび出ている訳ではありません。この浮世絵は、その年の大の月と小の月を表した絵暦です。安永9年(1780)、すなわち、庚子の年に合わせて作られましたので、子(ねずみ)のまわしに庚の文字が書かれているのです。
江戸時代のゴジラではありません。正体は幕末の淀川に現れた大魚。形はイタチ、足は亀とのこと。この怪魚が現れると豊作が続くことから、豊年魚と名付けられています。不思議な生き物の出現は、吉兆ととらえたようです。太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(9/2-25)にて展示予定です。
晴れ空が恋しい天気が続いていますが、ご紹介するのは虹がかかった雨上がりを描く作品。雨後の爽やかな空気のなか子犬が草履をかじって遊んでいます。太田記念美術館「江戸の天気」にて展示中。開館は17時30分まで。※入館は17時まで。
同じ作品ですが、こんなに色が違います。小林清親の「五本松雨月」。摺りが早い上の作品はかなり薄暗い夜景ですが、摺りの遅い下の作品では全体が明るくなりました。原宿の太田記念美術館で11/1より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展では、木版画ならではの摺り違いの作品も紹介しています。
原宿の太田記念美術館では2/4より「信じるココロ」展を開催予定。幕末の江戸で一過性の大ブームになった神仏や、迷信、ちょっと怪しい噂話まで、「信じる」をキーワードに浮世絵を紹介します。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
涙にくれるのは虎御前。『曽我物語』に登場する曽我兄弟の兄、十郎祐成の恋人とされる大磯の遊女で、兄弟が仇討ちを果たし祐成も命を散らしたと知り嘆きます。この日(5月28日)降る雨は、虎の悲しみの涙とされ「虎が雨」とも呼ばれたと伝わります。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中。1/30まで。
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、富士の巻狩りを描いた浮世絵をご紹介。歌川貞秀の「冨士の裾野巻狩之図」。イノシシやシカ、ウサギやサルなど、想像以上にたくさんの動物たちが追い立てられています。※現在展示しておりません。