【グッズ紹介】シャボン玉売りの猫がアクリルスタンドになりました。ふくらんでいくシャボン玉に興味津々に走り寄っていく子猫が可愛いらしいですね。原宿の太田記念美術館にて開催中の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展に合わせ、受付で販売中です。税込600円。
週末、海水浴に出かける猫たち。「モージキニ朝飯デス 大方ドンブリカネ」とは2段目の猫のセリフ。縞柄の水着も着こなします。太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28まで展示中です。画中文字は↓
亡き夫の仇討ちがうまくいかず病気になる「おこま」。そこに現れ「鼠を捕って元気をつけよ」と告げるのは、亡夫「とら」の幽霊。おこまの波乱万丈な人生ならぬ猫生を綴った『朧月猫の草紙』は「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。
#キュレーターバトル 第4弾のお題は #イチ推し生きもの 。太田記念美術館からは、まずは5/28まで開催の「江戸にゃんこ」展より、猫のお蕎麦屋さんをご紹介。そそっかしい店員猫が蕎麦をひっくり返して、見事にお客猫の頭の上に。「たいへんたいへん」とは言うものの、のん気な姿が可愛らしいです😸
副題の末尾を「~たい」で揃えコマ絵に各地の物産をとりあげるシリーズから。抱きついてくる飼い猫から、少し身をそらす女性を描く本図の副題は「ヲゝいたい」。ただしその表情からは猫への愛情が伝わります。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28(日)まで展示中です。
【5/28まで】巨大なナマズにつかみかかったり、ヒゲを引っぱったりする猫たち。柔らかなタッチで描かれた猫の姿も魅力の「大なまづねこのたハむれ」は「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。画中文字は↓
【5/28まで】明治時代のチリメン本。しっぺい太郎という犬が化け物を退治する昔話を英訳した1冊です。化け猫たちが「しっぺい太郎にいうな、語るな」などと歌ったりする場面。太田記念美術館「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて5/28まで展示中です。
こちらは表紙。しっぺい太郎は人身御供となった娘のかわりに籠に入り、化け猫の様子をうかがいます。なんだか心細そうな表情。なお、しっぺい太郎が化け猫を倒す構成は歌舞伎の影響もあるようです。詳しくは→横山泰子氏の「化け猫、海を渡る」『浮世絵芸術』152号、2006年jstage.jst.go.jp/article/ukiyoe…
【5/28まで】迷惑そうな表情の猫。女性に踊りを踊らされているようです。人間味あふれる猫の表情も魅力の国芳「猫と遊ぶ娘」は太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。
【他館展示情報】渋谷にある國學院大學博物館 @Kokugakuin_Muse では「祓(はらえ)ー儀礼と思想ー」展を7/9まで開催中。神社で祭祀の前に行われる祓という儀礼。何のために行われ、どんな歴史があるのかを明らかにする。入館無料。詳しくはmuseum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibi…
【5/28まで】立ち姿の猫と着物が描かれた「大新板猫のいしよう付」は、切り抜いて猫の着せ替えを楽しむ明治時代のおもちゃ絵。今と変わらない子どもたちの遊ぶ姿が想像できますね。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28まで展示中です。
全国の博物館・美術館が秘蔵のコレクションを紹介する #キュレーターバトル。今回は #イチ推し生きもの ということで、浮世絵らしからぬ変わった木版画をご紹介。服部雪斎の「ハリネヅミ」。文部省博物局から明治8年に刊行された博物画です。つぶらな瞳が推しポイントです。※現在展示していません
【今日は何の日】旧暦の5月28日は、建久4年(1193)に曽我兄弟の仇討ちが行われた日ということで、それにちなんだ作品を紹介。楊洲周延「東絵昼夜競」では、上に仇討ちを行う曽我十郎と五郎の兄弟、下には仇討ちの際に命を落とした、十郎の恋人・虎が泣き崩れる姿を描きます。※現在展示しておりません
ポール・ジャクレーは北海道を旅行し、アイヌの人々を題材とした新版画を4点制作しました。こちらは「ミルクの入った器、北海道のアイヌ」(6/3~6/28展示)。器には熊の乳が入っているそうです。原宿の太田記念美術館にて6/3(土)より開催の「ポール・ジャクレー」展にて展示→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pau…
#キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介する #イチ推し生きもの は歌川国芳が描く、加藤清正と戦う虎たち(画中の文章では豹ですが)。その仕草は虎というより、完全にネコ。しかも清正に襲いかかることなく、かなりリラックスしています。国芳らしい愛らしい描写です。※現在展示していません
ポール・ジャクレーが描いた #リトルマーメイド をご紹介。「太平洋の神秘、南洋」。岩場に座り、切なそうな眼差しで遠くを見つめています。視線の先には何があるのでしょうか。明日6/3(土)より原宿の太田記念美術館にて開催する「ポール・ジャクレー」展にて展示します。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pau…
葛飾北斎が描いた #リトルマーメイド をご紹介。絵の中にはちゃんと「人魚」と書いているのですが、人魚というよりも人面魚ですね…。『北斎漫画』三編より。※現在展示していません。
葛飾北斎が描いた #リトルマーメイド をご紹介。北斎は「人魚図」として、上半身が女性、下半身が魚のちゃんとした人魚も描いています。曲亭馬琴の読本『椿説弓張月』残編巻之五の挿絵より。人魚の肉を食べると長寿になるそうです。※現在展示しておりません。
蕎麦をかぶった猫、シャボン玉売りの猫、踊る猫又。「江戸にゃんこ」展は先月終了しましたが、浮世絵の猫たちのアクリルスタンドは引き続き販売しております。太田記念美術館受付にて税込600円。「ポール・ジャクレー」展にお越しの際、是非ご覧ください。
歌川国芳が描いた「九尾の狐」の物語|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n9cebaaec4e7d
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにしたガーゼ手ぬぐい。可愛らしい金魚たちが散りばめられています。ふんわりとした肌触りが特徴。太田記念美術館の受付にて税込770円で販売しています。
原宿の太田記念美術館にて「ポール・ジャクレー」展、開催中です。こちらの「満州宮廷の王女たち」シリーズは最低でも110回以上摺りを重ねた、ジャクレー渾身の作品。実物をご覧いただけると、より色の美しさと緻密さをご堪能いただけます。前期は6/28まで。 ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pau…
#キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介するのは歌川国芳「里すずめねぐらの仮宿」。人間の体をしたスズメたちがたくさん描かれた作品ですが、中でも学芸員の #イチ推し生きもの が、こちらの右側のスズメ。満面の笑みで男性を引き留めようとする姿がとってもキュートです。※現在展示していません
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、可愛らしいアクリルキーホルダー。「にはかあめんぼう」「百ものがたり」「ぼんぼん」の全部で3種類です。太田記念美術館の受付にて、各税込550円で販売しています。(制作はアダチ版画研究所@ukiyoe_adachi
【他館展示情報】神奈川県の川崎浮世絵ギャラリー @Kawasaki_ukiyoeでは「国芳×芳幾×芳年」展を開催中。歌川国芳とその門下で双璧をなした落合芳幾と月岡芳年。さらに芳艶、芳員、芳虎など、国芳一門の絵師たちを紹介。前期は7/9まで。後期は7/15~8/20。詳しくはHP→ukiyo-e.gallery/current_event/