本日の東京は一日中雨ということで、雨の景色を描いた小林清親の浮世絵をご紹介。隅田川に架かる新大橋を眺めた「東京新大橋雨中図」です。しとしととした雨が降る、ちょっと切なさの感じる風景です。「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて本日11/23まで展示しています。
【書籍紹介】河鍋暁斎の絵本の魅力が一冊に詰まった『暁斎絵本』。太田記念美術館の監修で青幻舎@SEIGENSHAより刊行されました。文庫本サイズ、288頁、税込1,760円。太田記念美術館受付にても販売しています。「闇と光」展にお越しの際、ぜひ手に取ってご覧ください。seigensha.com/books/978-4-86…
【グッズ紹介】葛飾応為の代表作「吉原格子先之図」のA4サイズ・クリアファイル。応為が描いた光と影の美しさを、お手元でじっくり眺められます。太田記念美術館受付にて税込360円で販売中。※応為の作品は展示されておりませんのでご注意下さい。
デコラティブな象のからくり。鈴木春信作とされる明和2年(1765)頃の作品。象は日本に生息していなかったたため、異国情緒のある動物でした。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定です。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/chi…
源頼光が大江山に棲む酒呑童子を討伐したお話をご紹介します。otakinen-museum.note.jp/n/n15c8a9c9e93c
月に吸い込まれていくかのような女性の手には、小さな壺が。弓の名手、羿(げい)は西王母から不死の薬を賜りますが、妻の嫦娥がこれを盗み月に奔ったとする伝承を描いた芳年「月百姿 嫦娥奔月」です。来年1/5より開催の「浮世絵と中国」展で展示予定。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/chi
【グッズ紹介】歌川国芳が描いた、かわいらしい猫たちをちりばめた「ねこ尽くし」ガーゼ手ぬぐい。ふんわりとした肌触りが特徴です。太田記念美術館の受付にて税込660円で販売。展覧会のお土産にどうぞ。
【グッズ紹介】歌川広重のネコたちを散らした可愛らしい手拭い。オレンジと白の2種類があり、各1,100円(税込)。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。「闇と光ー清親・安治・柳村」展(~12/18)にお越しの際、ぜひ実物をご覧下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんで、鶴岡八幡宮の境内を描いた二代歌川豊国「名勝八景 鎌倉晩鐘」をご紹介。本宮から下へと降りる大石段はちょうど見えませんが、実朝暗殺のために公暁が隠れていたとされる大銀杏は描かれています。この絵の下で悲劇は起きました。※現在展示していません。
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、可愛らしいアクリルキーホルダー。「にはかあめんぼう」「百ものがたり」「ぼんぼん」の全部で3種類です。太田記念美術館の受付にて、各税込550円で販売しています。(制作はアダチ版画研究所@ukiyoe_adachi
来年の干支は卯(うさぎ)。それにちなんだわけではありませんが1/5より開催の「浮世絵と中国」展では月岡芳年「月百姿 玉兎 孫悟空」をご紹介。月宮から逃げた玉兎は公主(国王の娘)に化けていましたが、悟空に見破られ月に帰ります。芳年は『西遊記』の場面を躍動感あふれる作品に仕上げました。
【グッズ紹介】太田記念美術館のTwitterアイコンである虎子石のクッション。製作はフェリシモミュージアム部さん@f_museumbuです。おなかのファスナーを開けると、約600mlの湯たんぽが入りますので、寒い冬の季節にピッタリ。美術館受付にて販売しています。税込3,850円。
小林清親「大川岸一之橋遠景」。隅田川沿いを2人がかりで疾走する人力車。こんな夜の時間にどこに向かうのでしょうか。夜空を照らす満月の光が美しい作品です。東京・原宿の太田記念美術館で開催中の「闇と光ー清親・安治・柳村」展では、美しい夜景の浮世絵を多数展示しています。12/18まで。
同じ作品ですが、こんなに色が違います。小林清親の「今戸有明楼之景」。摺りが早い上の作品は明るい色合いですが、摺りの遅い下の作品では画面全体が暗くなりました。原宿の太田記念美術館で12/18まで開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展では、木版画ならではの摺り違いの作品も紹介しています。
井上安治「銀座商店夜景」。銀座3丁目で中川幸七が営む缶詰屋さんの店先です。果物や松茸の缶詰がズラリと販売されています。店内を赤々と照らすランプが、煉瓦街となった銀座の華やかさを伝えます。東京・原宿にある太田記念美術館の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて12/18まで展示。#tokyomuseums
【新グッズ紹介】太田記念美術館のみで販売のオリジナルグッズ「ポチ袋」に新しい柄が登場しました。歌川広重の「枇杷に小禽」。青地に白抜きのクールなデザインです。3袋入りで税込250円。美術館の受付にて販売しています。「闇と光」展(12/18まで開催)にご来館の際、ぜひ実物をご覧ください。
小林清親「上野東照宮の夜」(個人蔵)。真っ暗な画面のため、小さいサイズで見るとよく分からないかも知れませんが、上野東照宮の参道です。提灯を持って歩いている人の姿、発見できますか?東京・原宿にある太田記念美術館の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて12/18まで展示しています。#tokyomuseums
本日12/8は今年の #最後の満月 ということで、小倉柳村が描いた満月の浮世絵をご紹介。「御茶水之景」(個人蔵)です。満月の光に照らされた夜景が、木版画とは思えない淡い色合いで表現されています。東京・原宿にある太田記念美術館の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて12/18まで展示。#tokyomuseums
東京・原宿の太田記念美術館では、来年2/3より「広重おじさん図譜」展を開催。チラシデザインができました。歌川広重の風景画などによく顔を出す、何とも味わい深いおじさんたちを集めた展覧会。あなたのお気に入りのおじさんをぜひ会場で見つけてみてください。
【グッズ情報・再入荷のお知らせ】おうちの安全を守るために合体した十二支のぬいぐるみ。フェリシモミュージアム部@f_museumbuとのコラボ企画です。品切れとなっておりましたが、本日12/10に入荷しました。美術館受付にて税込2,530円で販売中です。
太田記念美術館にて開催中の「闇と光ー清親・安治・柳村」展は12/18(日)まで。どうしてもいけない方や前期を見逃がした方のために、オンライン展覧会を有料配信しています。全ての展示作品200点を高画質でお楽しみいただけますので、是非ご覧下さい→otakinen-museum.note.jp/n/n3e3d11e2b8d4
今年2022年は鉄道開通150周年。明治6年(1872)10月、新橋と横浜の間に日本で初めて鉄道が開通しました。こちらは小林清親による夜の新橋停車場。雨に濡れた地面に提灯の明かりや人の影が反射しています。原宿にある太田記念美術館の「闇と光ー清親・安治・柳村」展にて12/18まで展示。#tokyomuseums
来年2023年はウサギ年ということで、葛飾北斎が描いたウサギの絵をご紹介。『三体画譜』という絵本です。3匹のウサギが、それぞれ異なるタッチで描かれています。毛並みを細かく描写したものからあっさりした描写のものまで。どのウサギがお好みですか?※現在展示していません。
【今日の推しおじ】来年2/3から太田記念美術館で開催の「広重おじさん図譜」展に向けて、歌川広重が描いた味わい深いおじさんたちを少しずつ紹介。最初は「隷書版東海道」シリーズの吉原のおじさん(2/3~26展示)。荷物持ちと馬子と思われるおじさんがにこにこしています。#広重おじさん図譜
1/5から開催「浮世絵と中国」の出品作品から問題です。本図の題名は「見立○○」。さて、○○に入るのは一体何でしょうか?