江戸時代の雪だるまは「だるま」だったというお話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n276cb54f1d65
葛飾北斎「冨嶽三十六景 礫川雪ノ旦」。昨夜降っていた雪は、朝にはすっかり止んだようです。空は晴れ渡り、遠くの富士山の姿もくっきり。見晴らしの良い茶店で雪見をする風流な人たちも。まるで今朝のような景色です。※現在展示していません。
顔を歪め痛みに耐えているのは、愛しい人の名を腕に彫ってもらう遊女。しかし浮世絵にはこうした「入れ黒子(いれぼくろ)」の上に灸をすえて消そうとする姿も描かれますから、心変わりが避けられないこともあったようです。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中。会期は1/30まで。
僧、安珍に恋をし執拗に追いかけるうちに蛇体となり川を渡った清姫。川からあがったばかりなのか髪が体にまとわり付いています。腰を曲げた姿はどこか蛇体を思わせます。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中です。
コロナ感染拡大により外出を控えている方でも浮世絵を楽しんでいただけるよう、オンライン展覧会を有料配信しております。現在、太田記念美術館で開催中の「江戸の恋」展に展示している作品も、PCやスマホでご覧いただけます。ご自宅で150年以上前の恋バナを楽しんでみては。otakinen-museum.note.jp/n/ndeab83ef07e6
【他館展示情報】戸栗美術館@toguri_museumでは「古伊万里幻獣大全展」を3/21まで開催中。江戸時代に魔除けや強さの象徴として親しまれた虎をはじめ、瑞兆として尊ばれた龍や鳳凰、麒麟などの幻獣、物語に登場する動物に注目して古伊万里約80点を紹介。詳しくは→toguri-museum.or.jp
涙にくれるのは虎御前。『曽我物語』に登場する曽我兄弟の兄、十郎祐成の恋人とされる大磯の遊女で、兄弟が仇討ちを果たし祐成も命を散らしたと知り嘆きます。この日(5月28日)降る雨は、虎の悲しみの涙とされ「虎が雨」とも呼ばれたと伝わります。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中。1/30まで。
原宿の太田記念美術館では、2/4より「信じるココロ」展を開催。江戸で一時的に大流行した神仏や、迷信、ちょっと怪しい噂話まで、「信じる」をキーワードに浮世絵を紹介します。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
幕末に人を食べる鬼娘がいた話。3点の浮世絵を紹介していますが、徐々に鬼化が進んでいきます。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nc58c1c417fac
@nhk_bijutsu 太田記念美術館が所蔵する #ナゾすぎる 作品を紹介します。歌川芳虎「風流さや絵」。ゆがんだ形をした、ナゾの人間らしきもの。実はこの絵を、刀の鞘(さや)のような光る円筒形のものに反射させると、横から見た花魁の姿が映し出されるのです。「鞘絵」と呼ばれる戯画の一種。#キュレーターバトル
@nhk_bijutsu ちなみにこちらが、絵の足元に円筒形の鏡を置いたもの。遊女を横から見た姿が映っています。江戸時代版のトリックアートですね。#キュレーターバトル #ナゾすぎる
「江戸の恋」で展示中の虎御前。絵を見つめるのは、彼女が大切にしたと伝承のある石、「虎子石」から絵師が生み出した謎の生き物、虎子石。ポーチ(右)、クッション(左)となった彼らも感慨深く作品を見ています。虎子石についてはコチラもご覧くださいotakinen-museum.note.jp/n/n528cf1ecd945
ボロボロになった手紙が舞い上がります。その様子をぼんやりと眺めているのは千代という女性。夫を失った悲しみから心を病んでしまい月夜の五条橋などで文を大声で読み上げるようになったと伝わります。太田記念美術館「江戸の恋」にて展示中。
歌川国芳と、弟子の芳虎が描いたおもちゃの木菟(芳虎作は個人蔵)。疱瘡よけのお呪いであった赤一色の疱瘡絵です。疱瘡では失明の危険もあったので、目がぱっちりした木菟がモチーフとして好まれました。太田記念美術館で2/4から開催の「信じるココロ」展で展示予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
かなわぬ恋に涙する、来ぬ人を待つ、先立った夫を想う。太田記念美術館「江戸の恋」展では、悲しい恋を描き出す月岡芳年の作品もご紹介しています。ここにあげた3点はいずれも「月百姿」シリーズより。
【他館展示情報】六本木の森アーツセンターギャラリーでは来週1/21(金)より「THE HEROES 刀剣x浮世絵-武者たちの物語」展を開催。ボストン美術館より、浮世絵の武者絵118点、刀剣20口を出展。公式Twitter→@toukenXmushae 公式サイト→heroes.exhn.jp/top.html
太田記念美術館が正式に開館したのは昭和55年(1980)1月13日のこと。本日は開館42周年となります。これからも引き続きのご愛顧、宜しくお願いいたします。
【テレビ番組紹介】1/16(日)朝9時よりEテレにて放送の「日曜美術館」の特集は「激動の時を生きた浮世絵師 月岡芳年」→nhk.jp/p/nichibi/ts/3… 太田記念美術館が所蔵する月岡芳年の作品も紹介される予定です。急遽放送予定が早まりましたので、お見逃しなく。
太田記念美術館、#キュレーターバトル に参戦中!今回ご紹介する #ナゾすぎる 作品は、作者不詳「鳥羽画巻物之内屁合戦」です。オナラで敵を攻撃するナゾな戦い。袋から飛び出たオナラで、空高く吹っ飛ぶ人たちも。鼻をつまんでいるので、臭いがかなりキツそうです。※現在展示していません
八百屋お七は、恋人に会うために放火、あるいは火の見櫓の半鐘をならしたなど、恋のために大罪を得たとされる少女。芳年は本作で、炎を見つめるお七をどこか陶酔したような表情で描き出しました。太田記念美術館「江戸の恋」にて1/30まで展示。
幕末に大流行した神仏である、正受院の奪衣婆を描いた国芳の作品(個人蔵)。おすなおすなの大盛況で、奪衣婆もあまりのうるささと、自分勝手な願い事に耳を抑えてぐったり。何だか気の毒になってきます。太田記念美術館で2/4から開催の「信じるココロ」展で出品予定。ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kok…
短冊を手にした若い男性を見つめる女性たち。勝川春章による肉筆画です。インパクトのある画面が印象的ですが、北斎の師匠でもあった春章の高い画技も見どころとなっています。保存状態も良く、こちらもじっくりとご覧いただきたい優品のひとつです。太田記念美術館「江戸の恋」にて1/30まで展示中。
【テレビ番組紹介】1/16(日)朝9時よりEテレにて放送の「日曜美術館」の特集は「激動の時を生きた浮世絵師 月岡芳年」→nhk.jp/p/nichibi/ts/3… 太田記念美術館が所蔵する月岡芳年の作品も紹介される予定です。お見逃しなく。
知られざる幻の風景画家・小倉柳村をご紹介します|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/ne6382d776cab
小倉柳村の絵の男性2人はどういう関係なの?という話otakinen-museum.note.jp/n/n0d27e20711b8