土の中から突然姿を現わしたモグラに、飛んできたスズメはびっくり。スズメの驚いている様子を、河鍋暁斎はしっかりと捉えています。太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて展示中(10/29~11/23)。
お七は、恋しい吉三に会うために放火、あるいは火の見櫓の半鐘をならした(いずれも大罪)とされる少女。芳年は本作で、紅蓮の炎を見つめるお七をどこか陶酔したような表情で描き出しました。2022年1月開催「江戸の恋」にて展示予定。
カエルとウサギが仲良く運ぶのは、柿をくり抜いて作った駕籠。中にはカエルが窮屈そうに座っています。河鍋暁斎による明治版鳥獣戯画のような作品。ウサギの目つきがちょっと怖いですが…。太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて展示中(10/29~11/23)。
#ブラタモリ をご覧になって江戸の町の地形に興味を持った方。太田記念美術館のオンライン展覧会「江戸の凸凹」展もぜひご参考下さい。otakinen-museum.note.jp/n/n1e5bbc983fa2
2年前に開催した「異世界への誘い―妖怪・霊界・異国」展がオンライン展覧会として復活→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。展示作品71点+オンライン展覧会のみの追加作品5点が、800円で無期限で見放題です。スマホでも見やすく楽しめます。
猫のお蕎麦屋さんをレポートしてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n12f7131f889d
本日11/9は #酉の市。こちらの広重による猫の浮世絵、実は酉の市とつながりがあります。詳しくはオンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7 猫の浮世絵については無料でご覧いただけます。
本日、東京は激しい雨となっています。裸足の人はまったく見かけませんが、浮世絵では、雨の中を裸足で歩いている人が多いようです。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/ndb6812477387
北斎や国芳など、浮世絵に描かれたカエルたちをご紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n29a8b217ba59
河鍋暁斎は妖怪たちを生き生きと描いています。こちらは毛槍、烏帽子、浅沓の付喪神たちでしょうか。河鍋暁斎の『暁斎百鬼画談』より。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて展示しています。(こちらの画像の頁は11/23まで展示)
来年1月開催「江戸の恋」展では、さまざまな恋愛譚を描く浮世絵をご紹介いたします。一途な想いや嫉妬、あらゆる感情を抱いて生きた江戸の人々の姿にも触れてみてください。詳細は→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/edo…
僧、安珍に恋した清姫。彼を執拗に追いかけるうちに蛇体となって日高川をわたり、ついには道成寺の鐘に逃げた安珍を焼き殺します。芳年が描く本作は川を渡りきったところでしょうか。恐ろしくもありますが、舞い散る桜が哀れを誘います。2022年1月開催「江戸の恋」にて展示予定です。
先月終了しました「没後160年記念 歌川国芳」展。展示を見られなかった方や、もう一度楽しみたい方のために、オンライン展覧会を配信中です。販売期間は11/28まで。配信終了が迫っておりますのでお見逃しなく!なお購入後は無期限で展覧会をご鑑賞いただけます。 otakinen-museum.note.jp/n/nb3646727034c
浮世絵に描かれた #つば九郎 のご先祖様?画面の左端に、頭がツバメ、体が人間のキャラクターが登場。上腕二頭筋がしっかりしていますので、かなりの活躍が期待できそうです。※現在展示しておりません
#つば九郎 のご先祖様らしき姿を描いた浮世絵については、こちらの記事で詳しく紹介しております。鳥たちが乱闘しておりますが、兎や牛は登場しておりません。 otakinen-museum.note.jp/n/n36e3bbdead8b
鬼に襲われる平維茂。鬼が被っていた被衣を普通に撮影すると、白とピンクの色しか見えませんが、角度を変えると、空摺(エンボス加工)による菱形の模様が浮かび上がります。オンライン展覧会「月岡芳年ー血と妖艶 第3章 闇」otakinen-museum.note.jp/n/n9bb628ce688aにて紹介している作品です。
扇を両手で広げて寝そべったモグラ。その足の上にカメがバランスよく乗っています。カニが三味線を弾き、セミが太鼓を叩きます。河鍋暁斎は動物たちをまるで人間のように生き生きと描きました。太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて展示中です(この作品は11/23まで展示)。
【新着記事】河鍋暁斎が描いた骸骨たちを、クローズアップして紹介しました。河鍋暁斎の骸骨は、骨だけなのに生き生きしているという話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n87a38662b7da
【他館展覧会情報】静岡市東海道広重美術館@hiroshige_yuiでは明日11/16(火)より「忠臣蔵」展を開催。江戸時代に人気の高かった「忠臣蔵」の物語を中心に、浮世絵に描かれた仇討ちの物語を紹介。詳しくは→tokaido-hiroshige.jp/schedule/2021/…
江戸時代のウマが蹄鉄ではなく草鞋(わらじ)を履いていたという話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n5eac14de8153
コウモリVSカマキリ。首引きという、輪になった紐を首に掛け、引っ張り合うという遊びをしています。首の大きさが違い過ぎますが、はたしてどういう勝負になるのでしょうか。原宿の太田記念美術館にて開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて展示中。この作品は11/23まで展示。
江戸時代の星空を眺めてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n98b45806f5c9
【他館展示情報】サントリー美術館@sun_SMAでは「聖徳太子 日出づる処の天子」展を1/10まで開催中。四天王寺の寺宝を中心に、さまざまな太子像やゆかりの品々を紹介。詳しくは→suntory.co.jp/sma/exhibition… サントリー美術館最寄りの乃木坂駅まで、太田記念美術館からは地下鉄千代田線で2駅です。
河鍋暁斎は16歳の頃、住んでいた屋敷が火事になりますが、家財道具を運び出す手伝いもせず、屋敷が燃える様子を写生し続けました。こちらはその時の記憶を元に、火の見櫓が焼け落ちる様子を晩年に描いた『暁斎画談』。この後、暁斎は親族に叱られたそうです。太田記念美術館にて11/23まで展示中。
歌川国芳が描いた「九尾の狐」の物語|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n9cebaaec4e7d