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月岡芳年による「競勢酔虎伝 伊場七郎」。題名は伊場七郎ですが、隻腕の美剣士・伊庭八郎を描いています。史実では左腕を失いながらも新政府軍と戦い、函館戦争で命を落としました。オンライン展覧会「月岡芳年 血と妖艶 第1章 血」(有料600円)で紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf977b7d84a63
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太田記念美術館では9/4より「没後160年記念 歌川国芳」を開催→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…。キャッチコピーは「憂き世に、笑いと驚きを!」幕末の不安定な世情の中、庶民に笑いと驚きを届けた絵師、国芳。コロナ禍の今、国芳のユーモアやポジティブな生き方が改めて注目されるのではないでしょうか。
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招き猫の起源である丸〆猫(まるしめのねこ)をご紹介。嘉永5年(1852)、今戸焼の土人形として作られた丸〆猫が浅草神社のそばで販売され、話題となりました。こちらは広重による、丸〆猫を描いた最古の錦絵。太田記念美術館監修『浮世絵動物園』(小学館、税込2,640円)に掲載。amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E4%B…
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可愛いキツネと怖いキツネ。怖いキツネは白面金毛九尾の狐。この後、妲己となり、殷の紂王をたぶらかします。太田記念美術館が有料800円で配信するオンライン展覧会「異世界への誘いー妖怪・霊界・異国」展にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。日曜日の午後、浮世絵で異世界を覗いてみては。
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【他館展覧会情報】千葉市美術館@ccma_jpでは「江戸絵画と笑おう」展を9/20まで開催中。「笑い」をキーワードに動物画、戯画、禅画などを紹介。詳しくは→ccma-net.jp/exhibitions/sp… 創作版画の「前川千帆展」も同時開催。
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織田信長に謀反をおこした松永久秀。その最期、信長が欲しがっていた茶釜「平蜘蛛」を叩き割り、自害しますが、そのインパクトあるシーンを、歌川国芳が浮世絵にしています。歴史上の敗者たちを紹介した「江戸の敗者たち」展はオンライン展覧会として有料配信中です→otakinen-museum.note.jp/n/nfcb91126c653
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東京都千代田区の神田明神@kanda_myoujinでは、所蔵する浮世絵や古文書、古写真など、3500点を超す資料をデジタル化するための資金をクラウドファンディングで募集中。締切は7/16までと残り2日。プロジェクトの詳細は→readyfor.jp/projects/kanda…。画像は歌川国丸が描いた神田明神(太田記念美術館蔵)
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兄の命を受け、夫である垂仁天皇を暗殺しようとした狭穂姫命。しかし失敗し、兄と共に炎に包まれた城でその命を終えます。迫力ある炎と明暗の強烈な対比にご注目。太田記念美術館が有料600円で配信するオンライン展覧会「月岡芳年ー血と妖艶 第3章 闇」にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n9bb628ce688a
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【書籍情報】河鍋暁斎の娘・河鍋暁翠(きょうすい)を主人公にした、澤田瞳子氏の歴史小説『星落ちて、なお』(文藝春秋刊)が第165回直木賞を受賞。暁翠の他、暁斎の息子である暁雲、寺崎広業、橋本雅邦も登場します。books.bunshun.jp/ud/book/num/97…
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【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作のアクリルキーホルダー。こちらは「にはかあめんぼう」。急な夕立にあい、自分の尾びれを傘代わりにして頭を隠す金魚。ヒレがまるで走っている足のようです。太田記念美術館受付にて税込550円で販売中。
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案外、奇抜な構図が好きだった歌川広重。こちらは馬のお尻をアップにしています。広重は馬の足元にしゃがみこんで、町並みをスケッチしたのでしょうか。この場所がどこかは、オンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」(有料200円)にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7