【グッズ情報】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした可愛らしいアクリルキーホルダーを、太田記念美術館の受付にて販売中。3種類、各税込550円です。商品の詳細や開発経緯については、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachiのポータルサイト「北斎今昔」の記事をご覧下さい→adachi-hanga.com/hokusai/page/g…
時計を見る遊女。そばには雪うさぎがありますから、外は雪なのでしょう。火鉢の下には文があります。悪天候のなかやってくる待ち人を心配しているのでしょうか。太田記念美術館「江戸の天気」後期(7/30-8/29)にて展示いたします。
子犬、猫、ホトトギス、雪うさぎ。江戸時代の人々の日常に溶け込んでいた動物たちの姿も、太田記念美術館「江戸の天気」にてご覧いただけます。作品はすべて7/25(日)まで展示。
本日は七夕ということで歌川広重「名所江戸百景 市中繁栄七夕祭」をご紹介。家々から青竹が掲げられ、短冊や色紙をはじめ、吹き流し、大福帳、算盤、スイカなどさまざまな飾り物が風になびきます。※現在は展示していません。
月岡芳年による「競勢酔虎伝 伊場七郎」。題名は伊場七郎ですが、隻腕の美剣士・伊庭八郎を描いています。史実では左腕を失いながらも新政府軍と戦い、函館戦争で命を落としました。オンライン展覧会「月岡芳年 血と妖艶 第1章 血」(有料600円)で紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf977b7d84a63
浮世絵の雨の線ってどんな色?|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nb7b47a09bbe0
太田記念美術館では9/4より「没後160年記念 歌川国芳」を開催→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kun…。キャッチコピーは「憂き世に、笑いと驚きを!」幕末の不安定な世情の中、庶民に笑いと驚きを届けた絵師、国芳。コロナ禍の今、国芳のユーモアやポジティブな生き方が改めて注目されるのではないでしょうか。
激しい雪の中を傘をさして歩く女性。作者である歌川国貞(三代豊国)は喜多川歌麿の作品をしばしば手本にしていますが、この作品でもご覧のとおり。左が国貞、右が歌麿です。ほぼそのまま参考にしています。太田記念美術館の「江戸の天気」展にて、国貞の作品のみ7/25まで展示中。
目に涼しくてちょっとおかしな作品をご紹介。目を引くのは、文字通りだるまの形をした雪だるま。浮世絵にはこの形で時々登場します。鼻緒が切れた男性がフグとネギを雪だるまに置いたところ、犬がこれをこっそり狙っています。太田記念美術館「江戸の天気」後期(7/30-8/29)にて展示いたします。
突然の大雨にあった女性。絞った裾からは水がしたたり落ち、草履は濡れないように脱いでしまったようです。画中文字は「夕たちもあしのしたなり不字の山」。太田記念美術館「江戸の天気」後期(7/30-8/29)にて展示いたします。
招き猫の起源である丸〆猫(まるしめのねこ)をご紹介。嘉永5年(1852)、今戸焼の土人形として作られた丸〆猫が浅草神社のそばで販売され、話題となりました。こちらは広重による、丸〆猫を描いた最古の錦絵。太田記念美術館監修『浮世絵動物園』(小学館、税込2,640円)に掲載。amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E4%B…
可愛いキツネと怖いキツネ。怖いキツネは白面金毛九尾の狐。この後、妲己となり、殷の紂王をたぶらかします。太田記念美術館が有料800円で配信するオンライン展覧会「異世界への誘いー妖怪・霊界・異国」展にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703。日曜日の午後、浮世絵で異世界を覗いてみては。
突然の大雨や雷に戸惑う浮世絵を集めてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n5ab4ea72630a
新選組の土方歳三と戊辰戦争で共に戦った浮世絵師の話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nd833f126cb85
太田記念美術館では、浮世絵に描かれた天候の表現にスポットをあてた「江戸の天気」展を開催中。明治23年(1890)6月18日午後3時半頃に現れたという、竜巻状の「怪雲」を描いた浮世絵も展示しています。前期は7/25まで。その後、全点展示替えをしますのでお見逃しなく。
【他館展覧会情報】千葉市美術館@ccma_jpでは「江戸絵画と笑おう」展を9/20まで開催中。「笑い」をキーワードに動物画、戯画、禅画などを紹介。詳しくは→ccma-net.jp/exhibitions/sp… 創作版画の「前川千帆展」も同時開催。
織田信長に謀反をおこした松永久秀。その最期、信長が欲しがっていた茶釜「平蜘蛛」を叩き割り、自害しますが、そのインパクトあるシーンを、歌川国芳が浮世絵にしています。歴史上の敗者たちを紹介した「江戸の敗者たち」展はオンライン展覧会として有料配信中です→otakinen-museum.note.jp/n/nfcb91126c653
北斎が先輩にひどいパワハラを受けたという話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/ndcd180034515
突然の雨のようです。子どもは泣き、耳を押さえながら蚊帳に入る女性もいますから雷も轟いているのでしょう。雨戸を閉める男性の体には力がこもります。太田記念美術館「江戸の天気」後期(7/30-8/29)にて展示予定。開館は17時30分まで。※入館は17時まで。
東京都千代田区の神田明神@kanda_myoujinでは、所蔵する浮世絵や古文書、古写真など、3500点を超す資料をデジタル化するための資金をクラウドファンディングで募集中。締切は7/16までと残り2日。プロジェクトの詳細は→readyfor.jp/projects/kanda…。画像は歌川国丸が描いた神田明神(太田記念美術館蔵)
兄の命を受け、夫である垂仁天皇を暗殺しようとした狭穂姫命。しかし失敗し、兄と共に炎に包まれた城でその命を終えます。迫力ある炎と明暗の強烈な対比にご注目。太田記念美術館が有料600円で配信するオンライン展覧会「月岡芳年ー血と妖艶 第3章 闇」にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n9bb628ce688a
【書籍情報】河鍋暁斎の娘・河鍋暁翠(きょうすい)を主人公にした、澤田瞳子氏の歴史小説『星落ちて、なお』(文藝春秋刊)が第165回直木賞を受賞。暁翠の他、暁斎の息子である暁雲、寺崎広業、橋本雅邦も登場します。books.bunshun.jp/ud/book/num/97…
【新着記事】雷が落ちる瞬間を捉えた浮世絵を集めてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n7c788fb20339
【グッズ紹介】歌川国芳の「金魚づくし」をモチーフにした、アダチ版画研究所@ukiyoe_adachi制作のアクリルキーホルダー。こちらは「にはかあめんぼう」。急な夕立にあい、自分の尾びれを傘代わりにして頭を隠す金魚。ヒレがまるで走っている足のようです。太田記念美術館受付にて税込550円で販売中。
案外、奇抜な構図が好きだった歌川広重。こちらは馬のお尻をアップにしています。広重は馬の足元にしゃがみこんで、町並みをスケッチしたのでしょうか。この場所がどこかは、オンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」(有料200円)にて紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7