読書をしていたら、いつのまにかお昼寝。何気ない日常のワンシーンを洒落た構図で捉えた、梶田半古の「うたたね」です。雑誌『文芸倶楽部』の口絵として制作されました。太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」にて展示。会期終了が近づいてきました。6/20(日)までです。
月岡芳年が描いた猫の絵を集めてみました。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/na2cf65abea8a
【書籍紹介】太田記念美術館が所蔵する動物の浮世絵が丸ごと1冊の画集に収録。猫や犬はもちろん、さまざまな動物たちが盛りだくさん。B5判128頁、小学館より税込2640円で発売中。美術館受付、もしくは、お近くの本屋さんかネット通販にて→amazon.co.jp/%E6%B5%AE%E4%B…
手拭いをグッと噛みしめ、痛みをこらえている遊女。愛しい恋人の名前を刺青にしている最中です。恋する相手を想えば、その痛みも我慢できるのでしょうか。オンライン展覧会「月岡芳年―血と妖艶」展では、この作品を含む芳年の美人画の代表作「風俗三十二相」24点を紹介→otakinen-museum.note.jp/n/n1ae035bb12ae
太田記念美術館では6/26(土)より「江戸の天気」展を開催いたします。雨、雪、虹――。浮世絵に描かれた様々な気象現象をご覧ください。前後期で全点展示替えいたします。詳しくは→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/ten
明治23年(1890)6月18日に現れた竜巻状の黒雲を描きます。画中には「龍の昇ならん」として通行人が眺めていたと記され、珍しい気象現象へ対する当時の人々の認識がうかがわれます。太田記念美術館「江戸の天気」6/26~8/29(前後期全点展示がえ)にて展示予定。
妖怪たちの楽しい影絵。ろくろ首、唐傘お化け、河童など。幾英の「しん板かげゑづくし」より。太田記念美術館のオンライン展覧会「異世界への誘いー妖怪・霊界・異国」展otakinen-museum.note.jp/n/n3a7456974703にて紹介しています。
【展覧会情報】たばこと塩の博物館@tabashio_museumでは「シブい工芸 たばこ盆」展を7/4まで開催中。職人たちの確かな技術によって作られた、たばこ盆の魅力を紹介。たばこ盆が描かれた浮世絵も展示。詳しくは→tabashio.jp/exhibition/202… ※月曜日は休館日です。
月岡芳年の猫がカワイイという話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/na2cf65abea8a
月岡芳年が「月百姿」で描いた、源博雅と朱雀門の鬼が笛を吹き合うシーン。夢枕獏氏の小説『陰陽師』や、岡野玲子氏による漫画でご記憶されている方も多いのでは。この作品について詳しく紹介しました。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n6e63aa3fe315
浮世絵の女性たちからは感情があまり伝わってこないという印象はありませんか?そんな中、明治末~大正に制作された鰭崎英朋の口絵は、女性たちの表情を感情豊かに捉えています。太田記念美術館にて6/20まで開催の「鏑木清方と鰭崎英朋」展では、英朋の魅力あふれる口絵を紹介。いずれも木版画です。
鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)による、泉鏡花『続風流線』の口絵。船が転覆して湖に落ちた美樹子を、泳ぎの達者な多見次が救出する場面。水の動きと、水の中に透けてみえる人体の描写が秀逸。木版画とは思えない高度な技術です。太田記念美術館の「鏑木清方と鰭崎英朋」展にて展示。6/20(日)まで。
【展覧会情報】那珂川町馬頭広重美術館@batohiroshigeでは「帰ってきた!猫じゃ猫じゃ展」を6/19~8/29に開催。猫を描いたさまざまな浮世絵が大集合。詳しくは美術館HP→hiroshige.bato.tochigi.jp
歌川広重が描いた、窓辺にちょこんと座る猫。いったい何を眺めているのでしょうか?オンライン展覧会「浮世絵動物園ー歌川広重「名所江戸百景」」で解説しています→otakinen-museum.note.jp/n/nf56226741bd7
主人公がいよいよ気象予報士を目指し始めたNHK連続テレビ小説「#おかえりモネ」。番組の最後に雲や風から天気を予想する「観天望気」が載せられますが、月に暈(ハロ、光の輪)がかかるのは観天望気では近いうちに雨が降るとされます。太田記念美術館「江戸の天気」展、前期6/26~7/25にて展示予定。
こちらは喜多川歌麿の猫。気持ちよさそうな表情ですが、それもそのはず、雪の日のこたつの上を陣取っているのです。女性たちは温かな室内でおもいおもいに過ごします。太田記念美術館「江戸の天気」展、前期6/26~7/25にて展示予定。
夏っぽい雲の浮世絵を集めてみた|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/ne2f8fd18f8f2
浮世絵版画では、輪郭線を墨色で摺るのが普通ですが、鰭崎英朋のこちらの木版画では、女性の肌の線を薄いピンク色で摺ることで、肉感を出しています。まつ毛や眉毛、髪の毛を細く彫る彫師の技術にもご注目。本当に木版画です!太田記念美術館にて6/20まで開催の「鏑木清方と鰭崎英朋」展にて展示中。
動物たちの大乱闘。甲冑を着た動物たちが、刀や金棒を振り回したり、取っ組み合いをしたり。月岡芳年の「和漢獣物大合戦之図」より。全体図はオンライン展覧会「月岡芳年―血と妖艶」で紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n9bb628ce688a
夕立にあった人々。着物を頭からかぶる人もいますが、馬に乗った人がかぶるのは俵でしょうか。太田記念美術館「江戸の天気」6/26~8/29(前後期全点展示がえ)にて展示予定。
真顔で踊っている、猿と犬たちが可愛いです。梶田半古による、フランスの児童文学『家なき子』の翻訳の口絵。主人公の太一(原作ではレミ)が動物たちと曲芸の練習をしています。太田記念美術館の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵」展にて展示中。会期終了間近です。6/20(日)まで。
【展覧会情報】六本木東京ミッドタウン・ホールにて「北斎づくし」展が7/22~9/17に開催。北斎の代表作である、北斎漫画、冨嶽三十六景、富嶽百景を、全頁、全点、全図コンプリート。詳しい情報は公式ウェブサイト→hokusai2021.jp、公式ツイッター→ @Hokusaidukushi
【展覧会情報】来年の情報ですが、「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵ー武者たちの物語」展が森アーツセンターギャラリーにて来年1/21~3/25に開催。ボストン美術館が所蔵する刀剣と浮世絵の武者絵が里帰り。詳しくは展覧会公式サイト→ heroes.exhn.jp
明治時代のアイヌの暮らしを描いた浮世絵を紹介します|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nf2a7ce42fe62
月岡芳年の孫弟子である鏑木清方(左)と鰭崎英朋(右)。浮世絵の系譜を受け継いだ人が、大正時代にどのような美人画にたどり着いたのか?女性たちの表情や仕草を比べてみるのも、展覧会の見どころの一つです。太田記念美術館で開催中の「鏑木清方と鰭崎英朋」展は、いよいよ明日6/20(日)までです。