来年は寅年ということで、太田記念美術館では公式twitterのアイコンにもなっている虎子石のオリジナル年賀ハガキを作りました。デザインは虎子石が十二支の生き物に乗っているイラストと、元の浮世絵をアレンジしたものの2種。美術館受付にて税込100円にて販売しております。
太田記念美術館では、来年2/4より「信じるココロ」展を開催予定。流行の神仏や、鯰の迷信から人魚の噂まで、「信じる」をキーワードに、浮世絵に描かれて江戸でバズったさまざまな話題を紹介します。チラシデザインの元になったのは、嘉永2年に大流行した内藤新宿正受院の奪衣婆を国芳が描いた作品。
冬の寒い夜、鷹が小鳥を捕らえてつかみ、足をあたためることを「温め鳥(ぬくめどり)」といいます。河鍋暁斎は「ヌクメタカ」と題してその様子を描いています。雀をつかんだ鷹。ちょっと得意げな表情です。原宿の太田記念美術館にて開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19(日)まで展示中。
河鍋暁斎の骸骨は、骨だけなのに生き生きしているという話。こちらの骸骨の絵、太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19までご覧いただけます。| otakinen-museum.note.jp/n/n87a38662b7da
【新着記事】江戸時代のネコもこたつで丸くなるようです。 #こたつ|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nbe0a92de737f
現代の #こたつ で豆炭を使うものがありますが、江戸時代のこたつは木炭を使います。ご覧のように、火鉢の木炭をこたつの中に入れています。歌川国貞(三代豊国)の「江戸名所百人美女 今戸」より。※現在展示されておりません
本日12/7より二十四節気の #大雪(たいせつ)。平野にも雪が降り積もる時期だそうです。それにちなみまして、 江戸時代の雪だるまが「だるま」だったという話をご紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n276cb54f1d65
歌川国芳が描いた玩具のミミズク。丸い目がかわいらしいです。子供の病気として恐れられた疱瘡除けの「疱瘡絵」。赤は疱瘡に対する魔除けの色とされ、また木菟の大きな目は、失明の危険があった疱瘡に対して縁起が良いとされました。太田記念美術館で来年2/4~27開催の「信じるココロ」展で展示予定。
河鍋暁斎は、明治18年(1885)、55歳の時、弟子のジョサイア・コンドルと一緒に、日光に写生旅行へ出かけました。こちらはその時に訪れた華厳瀧。右下に暁斎とコンドルらしき姿が小さく描かれています。原宿の太田記念美術館にて開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて、12/19まで展示。
江戸時代の吉原遊郭の街並みをご案内します。大正時代ではありません。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n88f3820a245a
明治3年(1870)に刊行された吉原遊郭の浮世絵です。作者は落合芳幾。甲子屋という妓楼の室内はご覧のように豪華絢爛でエキゾチック。画面の奥には浴室が描かれています。本当にこのような内装だったのか、ただいま調査しています。※現在展示されていません。
幽霊の絵を数多く収集していた五代目尾上菊五郎に頼まれて、河鍋暁斎が描いた幽霊画(正確にはその肉筆画を暁斎自身が版本の挿絵に写したものです)。幽霊の「真」を捉えようとした恐ろし気な作品。原宿の太田記念美術館にて開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて、12/19まで展示しています。
寒い日はこたつが1番!そんな様子で飼い猫が暖かなこたつの上を陣取っています。よほど快適なのでしょう、その表情はとても幸せそうです。※現在展示していません。
イオマンテ(イヨマンテ)を描いた浮世絵を紹介します。アイヌの暮らしは明治時代の浮世絵にも描かれました。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nf2a7ce42fe62
2年ぶりに表参道のケヤキ並木がイルミネーションで彩られています。日没より点灯しますので、太田記念美術館に夕方お越しになった後、表参道をぶらりとしてみるのはいかがでしょうか。イルミネーションは12/26(日)までの開催です。
幕末に人を食べる鬼娘がいた話。鬼娘を描いた浮世絵をさらに1点追加しました。徐々に鬼化が進んでいきます。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/nc58c1c417fac
恋心を伝える重要な手段だった手紙。現代ではメールがこれにとってかわっていますが、浮世絵にはあらゆる女性たちが手紙を書き、そして読む姿が描かれました。いずれも2022年1月「江戸の恋」にて展示予定。
痛みに顔をゆがめつつ恋しい人の名を腕に彫る遊女。ただし、浮世絵にはこうした入れ黒子(いれぼくろ)の上に灸をすえて消す姿も描かれており、心変わりが避けられないことも多かったようです。2022年1月「江戸の恋」にて展示予定。
河鍋暁斎の描いた妖怪より「塗仏(ぬりぼとけ)」をご紹介。黒い体で、髪の毛は如来のよう。目玉が二つとも飛び出して垂れ下がっています。歯を見せて笑う口元が不気味さをより一層引き立てます。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。
【重要なお知らせ】11月より太田記念美術館にて販売の「虎子石年賀ハガキ」2種、宛名面に「郵便はがき」の記載が無いことが判明しました。すでにご購入の方は、郵便番号枠の上に「郵便はがき」と手書きでご記入の上、ご使用ください。もしくは12/4以降、当館にお持ちいただければ交換いたします。
河鍋暁斎は、妖怪画で有名な鳥山石燕の絵を模写しています。こちらは『画図百鬼夜行』や『今昔画図続百鬼』からさまざまな妖怪たちを抜き出したもの。拡大したのは「しょうけら」と「ぬらりひょん」です。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。
河鍋暁斎が描いた鷹の顔。丁寧に写生しているのですが、どことなく愛敬があります。鷹狩りを題材にした『絵本鷹かがみ』より。原宿の太田記念美術館で開催中の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。
【他館展示情報】逸翁美術館@Hankyu_Culture_では「幻の天才画家 鈴木華邨展ー甦る花鳥風月の世界ー」を開催中。鈴木華邨の弟子が小原古邨。今、注目されている近代の花鳥画を考える上で、華邨は重要な存在です。会期は12/12まで。詳しくは美術館HP→hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/e…
#カボチャ が描かれた浮世絵をご紹介。キツネがカボチャを竹の先に結んで担いでいます。実は人間を化かして大名行列ごっこをしている最中。カボチャは挟み箱に見立てています。作品全体の画像は、こちらの記事をご覧ください→otakinen-museum.note.jp/n/n8a881bfaab84 ※現在展示していません。
今日で11月も終わり、年の終わりが近づいてきました。一足早く、来年の干支である寅をご紹介。河鍋暁斎の『暁斎漫画』より。獲物を狙っているかのような、厳しい表情をしています。原宿の太田記念美術館で開催の「河鍋暁斎ー躍動する絵本」展にて12/19まで展示しています。