(承前)「浮世動物園」後期(9/2-25)で展示予定の歌川芳藤「しん板猫のあきんどづくし」。左は全図、右は一部書き起こしです。さらに詳細はnote記事「町で働く猫たちをご紹介します」→otakinen-museum.note.jp/n/nd7887956c329でもお楽しみいただけます。
原宿の太田記念美術館で開催中の「浮世絵動物園」展。その展示作品をすべて収録した書籍が小学館より刊行されています。拡大図やトリミングも多く、パラパラと見るだけでも楽しめます。お手元で可愛らしい動物たちをじっくり眺めてください。B5判128頁、税込2640円。美術館受付にて販売しています。
【新グッズ紹介】喧嘩をしている鳥人たちの浮世絵が、このたびステッカーになりました。フェリシモミュージアム部@f_museumbuとのコラボ商品です。A4サイズのシートが2枚入って税込1,100円。太田記念美術館館受付にて販売中です。一度貼った後もはがせる仕様になってます。note.com/f_museumbu/n/n…
【新グッズ紹介】歌川芳藤が描いた、踊りのお稽古や食事をしているネコたちが、可愛らしいステッカーになりました。フェリシモミュージアム部@f_museumbuとのコラボ商品です。A4サイズのシートが2枚入って税込1,100円。太田記念美術館館受付にて販売中です。一度貼った後もはがせる仕様です。
【他館展示情報】出光美術館では「仙厓のすべて」展を9/3(土)より開催。日本最大の仙厓コレクションを誇る出光美術館。仙厓の代表的な作品93件を通して、仙厓の生涯や様々な教えと教訓を楽しく解説する。入館は事前予約制。詳しくは→idemitsu-museum.or.jp
【グッズ紹介】歌川芳藤の「兎の相撲」がステッカーになりました。虎子石ぬいぐるみに続く、フェリシモミュージアム部@f_museumbuとのコラボ商品です。シート1枚がA4サイズと大きめなのが魅力。税込1,100円。美術館受付にて販売中。一度貼った後もはがせる仕様。詳しくは→note.com/f_museumbu/n/n…
こちらは全図。実は、温め鳥となることを免れた1羽も描かれています。明暗を分けた姿が印象的です。
小原古邨「鷹と温め鳥」。温め鳥(ぬくめどり)とは、冬の夜、鷹が小鳥を捕まえて自分の腹部を温めること、あるいは、その小鳥のことを指します。鷹の足元で顔を出しているスズメの姿にご注目。太田記念美術館「浮世絵動物園」(前期:~8/28)にて展示中。
太田記念美術館にて11月1日より開催の「闇と光ー清親・安治・柳村」展のポスターが完成しました。明治時代に誕生した、光や影の移ろいを巧みに捉えた光線画。小林清親、井上安治、小倉柳村の魅力を紹介します。今回のポスターでは、謎の絵師・小倉柳村の代表作をメインに据えました。お楽しみに。
【他館展示情報】長野県の軽井沢町歴史民俗資料館では「ポール・ジャクレー展」を9/1~10/31に開催。軽井沢を愛したフランス人、ポール・ジャクレーの木版画20点余りを紹介する。詳しくは→town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1…
月岡芳年の猫がカワイイという話|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/na2cf65abea8a
【他館展示情報】港区立郷土歴史館@minatorekishiでは「Life with ネコ」展を9/11(日)まで開催中。ネコと人との関わりの歴史を、考古資料や文献資料、浮世絵、招き猫などから探る。イヌやトラも登場。詳しくは→minato-rekishi.com/exhibition/nek… 展覧会図録も内容がぎっしり詰まって1,000円とお買い得。
#鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。歌川国芳が描いた仁田忠常です。二代将軍・源頼家の命で富士山麓の人穴を探索した際、浅間大菩薩に出会ったという場面。この時の祟りで忠常はその年に亡くなったという説も。オンライン展覧会「異世界への誘い」で紹介しています→otakinen-museum.note.jp/n/n3a745697470…
太田記念美術館では、10/1より「はこぶ浮世絵-クルマ・船・鉄道」展を開催いたします。浮世絵を通じて江戸時代のさまざまな輸送のかたちを紹介。鉄道開業150周年に合わせ、鉄道をはじめ、さまざまな乗り物の絵も展示。お楽しみに!
NHK大河ドラマ #鎌倉殿の13人 にちなんだ浮世絵をご紹介。ワニザメを捕まえているのは、和田義盛の息子・朝比奈三郎義秀。義秀に水練の技を見せるよう命じたのは二代将軍・源頼家です。後ろの大きな船に乗っているのでしょう。頼家が危篤状態に陥る3年前のお話。「浮世絵動物園」展にて8/28まで展示
江戸時代のゴジラではありません。正体は幕末の淀川に現れた大魚。形はイタチ、足は亀とのこと。この怪魚が現れると豊作が続くことから、豊年魚と名付けられています。不思議な生き物の出現は、吉兆ととらえたようです。太田記念美術館「浮世絵動物園」後期(9/2-25)にて展示予定です。
【グッズ紹介】太田記念美術館のTwitterアイコンである虎子石が、ポーチ(2,310円)とクッション(3,850円)になりました。製作はフェリシモミュージアム部@f_museumbu。美術館受付にて販売中。ポーチが在庫僅少のため、今後、品切れ状態が続く恐れがあります。購入を予定されている方はお早めに。
【グッズ紹介】不思議な姿をした妖怪たちのシルエットをデザインした、太田記念美術館オリジナルのマスキングテープです。ろくろ首や唐傘お化けの姿も見えます。小林幾英「しん板かげゑづくし」より。美術館受付にて税込550円で販売中です。「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。
【グッズ紹介】歌川広重が描いたネコたちを散らした可愛らしい「がま口」です。黄色とオレンジの2種類があり、各1,980円(税込)。広重の『浮世画譜』を元にしています。太田記念美術館の受付にて販売中。「浮世絵動物園」展のお土産にどうぞ。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
浮世絵に描かれた #枝豆 をご紹介。三代豊国(国貞)の「川開の光景」。隅田川で船に乗っている女性。枝豆を口にしながら、花火が打ち上がるのを待っています。浮世絵で描かれる枝豆は、ご覧のように、枝に付いたまま茹でられているものが多いです。※現在展示していません。
先月、太田記念美術館にて開催しました「源平合戦から鎌倉へ-清盛・義経・頼朝」展。展示は終了しましたが、オンライン展覧会を引き続き配信中です→otakinen-museum.note.jp/n/nc2f06b3be01a 大河ドラマ #鎌倉殿の13人 などで注目される時代を特集。図は畠山重忠を描いた芳年の作品です(個人蔵)。
全図。実はこのカエル、平良門(たいらのよしかど)の妖術で生み出されたもの。江戸時代の小説や歌舞伎の登場人物である良門は、平将門の遺児。幻影の中の館は将門が築いた相馬内裏で、姉の瀧夜叉や仲間たちに亡父のかつての栄華を見せることで、国家転覆への士気を高めようとしている場面です。
同じカエルでも、こちらは小さなカエルが集まって巨大なカエルを形づくっています。口からはなに館の幻影を吐き出していますが・・・
『仮名手本忠臣蔵』の人物をカエルに置きかえた歌川国芳「蝦蟇手本ひやうきんくら(がまでほん ひょうきんぐら)」。戸無瀬と小浪の旅路を描く本図では、背後の富士までカエルになっています。太田記念美術館「浮世絵動物園」前期(~8/28)にて展示中。
雨をとらえた作品をご紹介。川瀬巴水「春雨(護国寺)」。雨はしばらく降り続いていたようです。地面のぬかるみが景色を反射する様子も巧みに表現しています。※現在展示していません。