#キュレーターバトル に参戦中。今回ご紹介する #イチ推し生きもの は歌川国芳が描く、加藤清正と戦う虎たち(画中の文章では豹ですが)。その仕草は虎というより、完全にネコ。しかも清正に襲いかかることなく、かなりリラックスしています。国芳らしい愛らしい描写です。※現在展示していません
ポール・ジャクレーは北海道を旅行し、アイヌの人々を題材とした新版画を4点制作しました。こちらは「ミルクの入った器、北海道のアイヌ」(6/3~6/28展示)。器には熊の乳が入っているそうです。原宿の太田記念美術館にて6/3(土)より開催の「ポール・ジャクレー」展にて展示→ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pau…
【今日は何の日】旧暦の5月28日は、建久4年(1193)に曽我兄弟の仇討ちが行われた日ということで、それにちなんだ作品を紹介。楊洲周延「東絵昼夜競」では、上に仇討ちを行う曽我十郎と五郎の兄弟、下には仇討ちの際に命を落とした、十郎の恋人・虎が泣き崩れる姿を描きます。※現在展示しておりません
全国の博物館・美術館が秘蔵のコレクションを紹介する #キュレーターバトル。今回は #イチ推し生きもの ということで、浮世絵らしからぬ変わった木版画をご紹介。服部雪斎の「ハリネヅミ」。文部省博物局から明治8年に刊行された博物画です。つぶらな瞳が推しポイントです。※現在展示していません
【5/28まで】立ち姿の猫と着物が描かれた「大新板猫のいしよう付」は、切り抜いて猫の着せ替えを楽しむ明治時代のおもちゃ絵。今と変わらない子どもたちの遊ぶ姿が想像できますね。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28まで展示中です。
【他館展示情報】渋谷にある國學院大學博物館 @Kokugakuin_Muse では「祓(はらえ)ー儀礼と思想ー」展を7/9まで開催中。神社で祭祀の前に行われる祓という儀礼。何のために行われ、どんな歴史があるのかを明らかにする。入館無料。詳しくはmuseum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibi…
【5/28まで】迷惑そうな表情の猫。女性に踊りを踊らされているようです。人間味あふれる猫の表情も魅力の国芳「猫と遊ぶ娘」は太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。
こちらは表紙。しっぺい太郎は人身御供となった娘のかわりに籠に入り、化け猫の様子をうかがいます。なんだか心細そうな表情。なお、しっぺい太郎が化け猫を倒す構成は歌舞伎の影響もあるようです。詳しくは→横山泰子氏の「化け猫、海を渡る」『浮世絵芸術』152号、2006年jstage.jst.go.jp/article/ukiyoe…
【5/28まで】明治時代のチリメン本。しっぺい太郎という犬が化け物を退治する昔話を英訳した1冊です。化け猫たちが「しっぺい太郎にいうな、語るな」などと歌ったりする場面。太田記念美術館「#江戸にゃんこ ー浮世絵ネコづくし」にて5/28まで展示中です。
【5/28まで】巨大なナマズにつかみかかったり、ヒゲを引っぱったりする猫たち。柔らかなタッチで描かれた猫の姿も魅力の「大なまづねこのたハむれ」は「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。画中文字は↓
副題の末尾を「~たい」で揃えコマ絵に各地の物産をとりあげるシリーズから。抱きついてくる飼い猫から、少し身をそらす女性を描く本図の副題は「ヲゝいたい」。ただしその表情からは猫への愛情が伝わります。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28(日)まで展示中です。
#キュレーターバトル 第4弾のお題は #イチ推し生きもの 。太田記念美術館からは、まずは5/28まで開催の「江戸にゃんこ」展より、猫のお蕎麦屋さんをご紹介。そそっかしい店員猫が蕎麦をひっくり返して、見事にお客猫の頭の上に。「たいへんたいへん」とは言うものの、のん気な姿が可愛らしいです😸
亡き夫の仇討ちがうまくいかず病気になる「おこま」。そこに現れ「鼠を捕って元気をつけよ」と告げるのは、亡夫「とら」の幽霊。おこまの波乱万丈な人生ならぬ猫生を綴った『朧月猫の草紙』は「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。
週末、海水浴に出かける猫たち。「モージキニ朝飯デス 大方ドンブリカネ」とは2段目の猫のセリフ。縞柄の水着も着こなします。太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28まで展示中です。画中文字は↓
【グッズ紹介】シャボン玉売りの猫がアクリルスタンドになりました。ふくらんでいくシャボン玉に興味津々に走り寄っていく子猫が可愛いらしいですね。原宿の太田記念美術館にて開催中の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展に合わせ、受付で販売中です。税込600円。
【他館展示情報】港区三田の慶應義塾ミュージアム・コモンズ@museum_commonsでは「さすが!北斎、やるな!!国芳」展を7/15(土)まで開催中。慶應義塾の高橋誠一郎コレクションの北斎と国芳、さらに彼らとその一門による未公開の下絵や画稿を展示。入場無料。休館日、要確認→kemco.keio.ac.jp/all-post/20230…
2025年のNHK大河ドラマの主人公となった蔦屋重三郎。その店舗の様子を葛飾北斎が紹介します。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note otakinen-museum.note.jp/n/n9a8d9dbcfd2e
片手で逆立ちをする凛々しい表情の猫。不思議な姿ですが、影絵にして見ると・・・はんにやあめん(般若面)が浮かびあがるとう仕掛けです。作者は国芳。原宿の太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28(日)まで展示中です。
【グッズ紹介】手拭いを頭にかぶって踊る猫又のアクリルスタンドです。絵師は歌川国芳。原宿の太田記念美術館の受付にて税込600円で販売しています。現在開催中の「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展のお土産にいかがでしょうか?
【他館展示情報】大阪歴史博物館@naniwarekihakuでは「異界彷徨―怪異・祈り・生と死―」展を6/26まで開催。民間信仰に関わる器物や祈願品などの民俗資料、祭祀具や副葬品などの考古資料、他界観や神仏、妖怪などをあらわした絵画資料など、異界にまつわる資料を紹介。詳しくは→ikai-houkou.com
【グッズ紹介】蕎麦をかぶった猫のアクリルスタンド。店員に蕎麦の入った蒸籠を頭から落とされてしまい、「たいへん、たいへん」と慌てています。太田記念美術館で開催中の「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展で、受付にて税込600円で販売中。元絵の「しん板猫のそばや」も5/28(日)まで展示中。
巨大な鯰に飛びかかり、ヒゲをひっぱる猫たち。「この大鯰を食べてしまいたい」や「この前のような大地震でも」などというセリフがあり、地震後に制作された可能性も指摘されています。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28まで展示中。画中文字は↓
立ち姿の猫といくつかの着物が描かれます。本作は、切り抜いて猫の着せ替えを楽しむ明治時代のおもちゃ絵。子どもたちの今と変わらない遊ぶ姿が想像できますね。「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」にて5/28まで展示中です。
【グッズ紹介】歌川広重が描いたネコをデザインしたマスキングテープ。『浮世画譜』を元にしています。袋を頭にかぶったネコもいます。太田記念美術館の受付にて税込550円で販売中。「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にご来館の際、ぜひチェックしてみて下さい。※製作は芸艸堂@unsodo_hanga
学校での子猫たちの様子がカラフルに描かれる「新板猫の勉強学校」。下段では球竿(きゅうかん)を用いた体操やブランコが描かれます。太田記念美術館「#江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」展にて5/28(日)まで展示中です。