戦史の探求(@noitarepootra)さんの人気ツイート(新しい順)

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人間の盾への対抗策『ルーフ・ノッキング戦術』 …他にも書きたいことあるんですが、短くまとめるとこれくらいの内容でしょうか。他にもあればご意見ください。
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メモ:戦場における人間の盾のバリエーション 【1】 ポピュラーな人間の盾は、敵軍に攻撃をさせないことを目的とした守備的補助の性質を持つ。その形態は志願・強制・近接の3つに分けられる。 【2】 攻勢的性質を持つ人間の盾は、盾の人員が死ぬことを発動条件とし、情報戦領域での攻撃を目的とする
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2019年リビア内戦における首都トリポリへの攻勢作戦に関する拙稿を作成しました。 LNAは海岸部の敵GNA各拠点を迂回して内陸部を突進し一挙に首都を落とそうという作戦でした。しかしその連絡線は長大であり、即時奪取が頓挫した時、トリポリの戦いはリスクが顕在化しました warhistory-quest.blog.jp/20-Jul-05
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「政治家達が非正規武装組織を運用する(という形態)から、非正規武装組織が政治家達を雇用したというパラダイムへと移り変わった。」 米国防大学戦略研究アフリカセンター 2020年5月18日レポートより リビアのLNAを評した凄い一文。
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米陸軍&海兵隊の戦車小隊教範にある機甲隊形訓練の図 縦隊からの移行を含め分かりやすく基本隊形(楔型、横隊、鶴翼)を説明しています。 同教範には横方向へ展開する際の図などもあります。
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825年の絵で追うフランク兵と下がりながら騎射するマジャールが描かれているのですが、 このマジャール騎兵は腰をひねって後ろを向くパルティアショットではなく、完全に後ろ向きに乗った状態で馬を進ませながら弓を撃っています。 乗馬技術に詳しい人にこれがどれくらい有効なのかご意見伺いたいです
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中国人民解放軍の部隊の配置図がわかりやすいのは、有名ですが米国防省の「中国の軍事力・安全保障の進展に関する年次報告書2019」でしょうか。 位置など色々簡略化されてますが兵科や航空基地もある程度わかります。 media.defense.gov/2019/May/02/20… twitter.com/noitarepootra/…
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こうして軍同士の戦闘が行われ戦争の決着がつきスパルタが勝利した。またスパルタ側代表者の最後の1人はチャンピオン達の決闘の勝利を主張しそれを皆に伝え、そして自殺した。 後にペロポネソス戦争でアルゴスは再び代表者たちによる決闘を申し込むが、スパルタはそれを受け入れることはなかった。
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アルゴスの生存者2人は勝ったと思い勝利を報告しに立ち去ったが、実際はスパルタには1人負傷しながら生きている戦士が居て彼が戦場に最後まで残っていた者となった。 このため両国が勝利を主張し、互いに相手の言い分を受け入れず結局軍による戦争は続けられることとなった。
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これは死者を減らし且つ勝敗をはっきりつける良い方策に思えたが実際は凄惨な結果に終わった。 両国の『チャンピオン』達は代表という責務から戦いを死ぬまで止めず徹底的な殺し合いとなった。代表者の300人の内アルゴス側は298人が死亡、スパルタは299人が死んだ。
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前546年頃:チャンピオン達の戦い 古代ギリシャのアルゴスとスパルタは争っていたが、戦争の犠牲者を減らそうと両ポリスは協議しある手法で合意に至った。 それは軍による衝突をやめ、両国の代表者300人同士で決闘をして戦争の決着を付けそれに従おうというものだった。
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機動防御を巡る米軍の混乱について拙稿作成しました。 機動防御は朧げなイメージの独自解釈を為されており、米軍内で長い論争を生みました。 部隊を移動させ打撃するだけではエリア防御との区別はつかず、逆襲や戦力配分比率、縦深性、指揮官意図の条件化が試みられています warhistory-quest.blog.jp/20-Mar-23
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日ごとの戦闘能率推移を示した曲線 到着直後の兵士の戦闘能率は低いが、戦場従事開始後の約10日で劇的に向上し、10~30日の間ピークを保つ。 30日前後から一定の傾きで低下しだし50~60日で最初より低くなる。 現場駐屯者に2か月前後のスパンで長めの休暇を取らせる方針を補強する研究の1つです。
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1930年代後半のWz. 35対戦車ライフルを背負ったポーランド軍騎馬 運搬に困るくらい大きい武器持つ騎乗兵が好きです。cavalryと書いている所あるけどもしそうなら対戦車ライフル騎兵と呼べるのでしょうか?
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カルーセル戦法(循環移動射撃)を組み込んだ戦術について調査記事作成しました。 特に ・リスク減少 ・偵察‐打撃コンプレックス ・機甲のノマド式運用 ・長時間制圧射撃 ・誘引からの逆襲(マニューバラブル防御の一部) を主体に現在のロシア軍の取り組みを書きました。 warhistory-quest.blog.jp/20-Apr-26
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1917年アルベリッヒ作戦(Operation Alberich)でドイツ軍がヒンデンブルク線へ後退する際に実施された焦土作戦 街路樹は手軽かつ大量に作れる軍事的障害物に変わりました。
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ロシア軍の戦術的逆襲の典型図 歩兵部隊の防御戦線が突破されかかった所で戦車の予備が側よりに投入され、突出している敵を打撃する。突出部は撃滅を目標とする。 この際に反撃区域内では敵後方の砲兵や戦車の第2梯隊に対し、彼らが第1線に参加できないように阻止の砲爆撃を行い支援が行われる。
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タンク・カルーセル戦法=循環移動射撃の調査記事作成しました。 現在ロシア軍が訓練とシリアでの実戦で導入を進めている機甲車両によるショット&アウェイの類型戦法です。走行間射撃や移動によるリスク極小化と持続的火力投射を可能とし、戦術の中で特定のタスクを担います warhistory-quest.blog.jp/20-Apr-15
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弾の置き場つきもあるデス。 twitter.com/babanred/statu…
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攻撃対守備兵力3:1の原則に関し、米軍教範の記述翻訳と歴史的統計の記事作成しました。 攻撃側は守備側より3倍の兵力を揃えておくと成功する言われる話の3という数値に根拠があるのか、 米陸軍参謀が読む教範内の戦力比別成功率表とその解説文を踏まえた位置づけの調査です warhistory-quest.blog.jp/20-Mar-28
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文献に無い戦を発掘から解明試みる古代研究者の方々って本当に凄いですね… この図は1世紀のローマと辺境部族のFlevum(オランダ北西端)での要塞への水陸同時攻城戦について、製造及び使用された投石のタイプから攻撃箇所とその順序です Flevumの場所はタキトゥスの言及があるが戦闘内容は記録無し
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数的優位側が勝利した率に関する統計調査の試み データサイエンスをしている社会神経科学学者が趣味でやってくれた調査の紹介とそれに対する所感を書きました。 博士は暇な時にプログラミングを駆使してwikipediaなど多量のデータを統計分析してくれています。凄い… warhistory-quest.blog.jp/20-Feb-27
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miltermという現代軍事専門サイトが2018年から活動してくれていて、米軍論文などの素晴らしい翻訳いくつも作成してくれています。 ミッションコマンド関係訳文は複数あるのでよければ参照してみてください。 milterm.com/archives/397 他にもモザイク戦の翻訳も興味深いです milterm.com/archives/967
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現代ロシア軍が運用しているBTG(大隊戦術グループ)とミッションコマンド及び作戦術の関連性 以前紹介した米軍指揮幕僚大学外国軍事研究室のロシア軍分析論文から抜粋翻訳しました。 ロシアのグレーゾーン戦争観や米軍との作戦術の解釈に違いがあることも書かれています。 warhistory-quest.blog.jp/20-Feb-22
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米陸軍野戦教範FM3-90 Tacticsの添付B:戦術的ミッションタスクの試訳しました 迂回、拘束、無力化などの指揮官が任務を部隊に課す際に明示する必要がある各戦術的効果の説明です。 どんな効果があるのかは全て戦術的基礎知識として指揮官が把握しておくものだと思います。 warhistory-quest.blog.jp/20-Feb-20