高知東生(@noborutakachi)さんの人気ツイート(古い順)

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最近全てを失ったことこそ本当の恵だったと思う。中途半端になんとかなっていたら、俺は今ほど依存症のプログラムに向き合えなかった。古い価値観を握りしめていたら新しいものは掴めなかった。金とか立場とか様々な執着を捨てたら、生きがいとか居場所を見つけた。手放す生き方ってなかなか良いものだ
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俺は将来「ああなりたい」「こうなりたい」と考えることが、夢であり希望だと思っていた。結果「今」という足元を「自分で」固めていくことを怠っていた。面倒なことを誰かにやって貰っていると、力も自信もつかない。「今」の課題に「自分が」向き合うことこそ、実は夢と希望を生きることだったんだな
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お金は大切だけど、金の繋がりって本当に脆い。むしろ友情とか、愛情とか、信頼とか、優しさのような、目には見えない証明できないものこそ価値があるよな。今は「エビデンス」とか「成果」「お金」より、目に見えないものこそ大事にできる人に成長したい。俺自身が目に見えないものに救われたから。
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事件に結び付けて「子供がいたら違った」とよく書かれた。全ての責任と問題は俺にあり、家族の状況は関係ないのに。生き方や家族の価値観は1つじゃないし正解もない。それに心の病気は、はたから見たら凄く恵まれた環境にあってもおきる。子供神話や家族神話で苦しむ人がいる。そろそろ脱却して欲しい
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以前「怒っている人は困っている人」と学んだことがあったんだけど、確かに自分の思いが伝わらなかったり、思い通りにならないことがあっても、どうして良いかわからない人ってパワハラっぽくなったり、怒りだしたりするんだよな。深層心理と行動って密接に結びついてるんだな〜。俺も気をつけよう。
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傷つきエネルギーが落ちている人との関わり方!その人の味方で周囲を固める。ネガティブな情報は言わない。原因追究や過去の落ち度を叱責しない。話しをまず聞く。「どうなろうとも俺は味方だ!」と伝える。その人の良いところだけを指摘する。会いたいと言われたらすぐ会う。俺がやって貰った方法^_^
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やりたい事だらけの55歳の俺。まして若い人たちは成果とか結果とか考えず、どんどんやりたい事をやった方がいい。無駄なことをやっているように思えても、評価されるような結果が出せなくても「やりたいことをやり切った」って言える人生を送れる人はなかなか居ない。本当はそれが最高の結果なんだよな
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子供の頃、家の中がゴタゴタしていると「見ない・聞かない・感じない」が当たり前になる。でもそれが不自然な状況下にあったなんて気がつけない。するとそのまま大人になってもやり続けてしまうので、自分のニーズがわからないんだよな。「見て・聞いて・感じる」を練習すると本当の自分と一つになれる
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何度か話しは来たが自叙伝を出すことは嫌だった。ところがTwitterで自分の気持ちを正直に書きだしたら、俺のつぶやきに共感してくれる人が増え始めた。生きづらい人、親との関係がしんどい人、過酷な生い立ちの人、依存症の人、そんな人達からコメントを貰い「俺だけじゃなかった!」と救われていった
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書影がでました。俺がかつて日本中を騒がせた任侠の大物親分の息子として育ったこと、母親が愛人だったこと、そしてその母が俺が17歳の時に自殺したこと、AVのプロダクションを経営していたこと、芸能界にいた頃必死に隠そうとしてきたことを全て正直に書きあげました。u0u0.net/sWun
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俺にとってTwitterに書き込んでくれる優しさや共感もまた自助グループのようだった。かつてSNSで悩まされ苦しんできた俺に、SNSの新たな一面を教えてくれた。「本を書こう」Twitterの共感が俺に勇気を与えてくれた。俺の本で一人でも共感や生きる希望を持ってくれる人がいるなら役に立ちたいと思った。
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今は、芸能界で精一杯かっこつけ、イキがってた俺にも、親戚の家に預けられて育ち母が自殺し、孤独で淋しくて、愛されたくて、でも何でもないふりで生きてきた俺にも「お前、頑張ったな」と言ってやりたい。薬物しか解決方法がなかった俺が、それ以外の方法があると伝えることが今の役割だと思っている
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何度も筆が止まり、時には出版社とまさに喧嘩腰で話し合った。俺の様な天涯孤独で怒りを心のバネにして「成り上がるぞ!」と必死に生きてきた男が、表向きのイキがりとは裏腹にどんな心の葛藤を抱えていたのか、カッコ悪く、情けなく、そしてずっと孤独だった自分をどう表現したらいいのか?悩んだ
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不快な方もいるかもしれないけど、逮捕も一つのキャリアにするしかないと思っている。過去は消せないし、「前科あり」となったことは事実。だから前科者でも生き直すことができるんだと見て貰うしかない。「生き直す」って決意だけなら誰でもできる。俺がまずやろう!と思ったのは正直に自分を語ること
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生き直すって決意だけじゃなく、行動を変えること!と言われ正直に話すことを始めたら、俺ってつい話を盛ったり、大げさにしたり、どうでもいいつまんない嘘をつく習性があると気づいた。自分への自信のなさから、場を盛り上げようと必要以上に人の顔色を見た。これ逆に信用を失うし、やめようと思った
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生き直そうと思って、正直に自己開示をするようになったら「昔は嫌いだったけど好きになった」「昔よりいまの方がいい」と言われることが多くなった。それが凄く嬉しいんだよな。俺ってTVに出てた頃一体どんなイメージだったのか?と冷や汗ものだけど、素の自分の方が良いって言われるの有難いよ。感謝
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正直に生きるというのは、仕事でかかるストレスやプレッシャーを安心、安全な仲間と話し昇華させるかってことが大事と学んだ。仕事はやれば必ず壁にぶつかるけれど、正直さとは「プレッシャーだからやめる」ではなく、どうその感情を乗り越えるかということ。人に上手に依存できることも技術なんだよな
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生き直すって決めてから、1番成長したのは改善点への指摘が非難や否定とは違うと理解できはじめたこと。以前は何か指摘されるといちいち喧嘩ごしだった。するとyesマンしか周りにいなくなる。信頼ある関係ってより良くするための改善点が、時に耳に痛いことでも、率直に話あえることで築かれるんだな。
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最近Twitterで「優しさの半分は知識」という言葉を目にして、まさにそう!と目から鱗が落ちた。俺が「生き直す」と決意できたのも、薬物問題に知識と経験の裏打ちがある仲間と出会えたことが大きい。知識がある人は自信と余裕がある。だから人に優しくなれる。俺も知識を増やし優しい人になりたい。
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生き直しはじめて、幸せな生き方とは全てがハッピーエンドにならなくても良い。幸せというのは結果ではなく向かう方向性のことだと気づけた。今の自分で精一杯やれたことは思い通りの結末にならなくても案外悔いはないものなんだな。昔は結果が出せないと原因探しに走り、人との軋轢が絶えず苦しかった
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今日は自死したお袋の命日。今思えばお袋はまだ40代前半。若かったよな。お袋が発見された時はまだ息があったらしい。看取ってくれた人によると最後の言葉は俺に「ごめんと伝えて」だった。お袋…あの頃俺は頼りにならんかったんよな…今もそうや。だからもう少しまともな人間になるまで会いにいかんぞ
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親に安心を与えられて育った人と、不安定な家庭で怒りや不安を糧に「抜け出してやる!」と生き抜いてきた人では見える世界観が全く違う。「なにくそ人生」は、「もっともっと!」と疲れ果てるまで追い込みがち。一つずつ区切りをつけて「よくやった」と自分を認められるようになることが大切だと思う。
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期待っていうのは自分にするものであって、他人にするものじゃないと思う。百歩譲って期待するなら心の中でこっそりと応援するってことじゃないかな。逆に希望は誰の胸にもあって欲しいし、今希望が見えない人には希望の灯を届けたいと思うもの。希望って不思議で火種が灯ると集まってくるんだよな。
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生きるって上に伸びることだけを目指すのではなく、竹のように節を作ることが大切だな。知識や経験という基礎を固める、思ったように進まない時間こそが力になる。そして竹は1本だけで伸びるのではなく根っこで繋がり林になって強くなる。人生も自分だけでもがくより仲間を作った方がたくましくなれる
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書きあげた自叙伝、見本刷りを手に入れました。 出版社の方とも何度も話し合い、時にお互い感情的になりながらやっと書きあげ創り上げた1冊。感慨ひとしお。 過去を振り返るのが苦しくて挫折しかかったけど、こうして実物を目にするとやはり嬉しいものですね!