金精軒(@kinseiken_jp)さんの人気ツイート(リツイート順)

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夏の終わり。
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今年は晴れの日が少なく、大豆や米を始めとした和菓子の材料の成育が芳しくありません。 しかしながら、自分の恩師である東京製菓学校の校長先生から「美味しい材料を美味しいお菓子にしても半人前、そうでない材料を美味しいお菓子にできて一人前」と教わったので、腕の見せ所だと思って頑張ります。
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今日はお菓子屋の勉強会に参加してきました。 その中で「もうバレンタインに無理に乗っかろうとするのは時代遅れだ」と言ったお話があり、バレンタインそっちのけで静岡旅行に出かけた罪悪感が少し軽くなりました。
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元から甘い物に砂糖を足すと、味がボヤけるかくどくなる可能性が高いです。特に糖度の高い苺は美味しいお菓子にするのが難しい素材になります。 富山県の中尾清月堂さんで、そんな難しいはずの甘い甘いあまおうを使った苺大福をいただきました。 こんな凄い苺大福が食べられて心の底から幸せです。
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「花より団子」は嫌味として生まれた言葉だそうですが、団子の力を知っている身としては「あまり責めてやってはくれるなよ」と思ってしまいます。 写真にしても「花3、団子1」程度にしないと絵力のパワーバランスが釣り合わないほどです。
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運転免許のないご高齢の方が増えることを予想して、昨年から時々お菓子の配達を受け付けるようになりました。 特に儲からないですが暇なうちに練習しておく算段です。 今もおはぎの配達を受け付けていますが、そのうちドローンも整備されて「来店」そのものが無くなる日が来るのかもしれないですね。
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職人さんから「何に見えますか?」と尋ねられました。お饅頭に羊羹を塗り、シートの上から穴を開けているお菓子です。 こんなときは当てに行くのではなく、間違っても納得してもらえる答えをいうのが1番の正解ではないでしょうか。 幸い「朝顔」だと言い当てることができました。
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事務所で育てている胡蝶蘭に「イッパイアッテナ」なる札が付いていました。知っている方は知っている、とある猫の名前です。 「大切に育てている花に名前を付けよう!」といった話が持ち上がった際、あまりに沢山の候補が出たためにこの名前になったのだそうです。 「俺の名前はいっぱいあってな…」
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テレビゲーム「星のカービィ」を買いました。 金精軒は和菓子だけでなく山梨の素敵な物の発信も行っていますが、星のカービィを制作なさっているハル研究所さんは山梨にも開発室があるそうです。 もしかするとこのカービィも山梨で作られたのかもしれないと思うとなんだか嬉しくなってしまいます。
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お菓子のキャッチコピーに「◯◯を◯◯で包みました!」といったものがありますが、金精軒は毎年お煎餅でオモチャを包んでいます。 小麦粉で作ったお煎餅は焼いたばかりだと柔らかいため、この時期は紙風船なんかを包んでいます。
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本場ドイツのバームクーヘンをいただいたので、何となく賞味期限を見てみました。 予想外の数値に「ベジータとナッパがカカロットの戦闘力を測ったときのリアクション」をしてしまいましたが、単に右から読むだけでした。
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社内のLINEがアマガエルの写真で盛り上がっていました。 田舎に住んでいると、身近な小動物を気にも留めなくなる筈ですが、こんな写真に風情や人情みたいなものを感じる社風に、改めて花鳥風月の素晴らしさを教えてもらいました。
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仕事でマスカットを調理し、お昼に差し入れのマスカットを食べ、その後またマスカットを調理しました。自宅の冷蔵庫にはもちろん頂き物のマスカットがあります。 マスカットが爽やかで食べやすく、飽きが来ない果物で本当に良かったです。本当に本当に良かったです。
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全ては書ききれないので省いていますが、当店で作っている洋菓子には何かしら和の要素が含まれています。 プリンに黒蜜をかけるが良い例でしょうか。 看板商品の関係でほんのちょっとだけ黒蜜には拘りのある和菓子屋なんです。
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ただ並べたお団子を熱心に撮影していると「こんな被写体で良いものなの?」と尋ねられました。 確かに遠目から見ると何でもないお団子も、こうしてフレームいっぱいに撮るとひとつの世界になって見えてきます。ミニオンズのような可愛さが堪りません。 写真は楽しいですよ!
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どら焼きの上にモンブランを乗せたお菓子を作りました。 モンブランは同名の山を模したお菓子ですが、日本で様々なモンブランが生み出された結果、山とは似ても似つかないフォルムになってしまったのが興味深いです。 海外で「富士山」と名付けられたお菓子が球体だったみたいな話でしょうか。
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まだ完成していない写真ですが、夏なのでヒマワリの和菓子を作っています。 味や見た目に拘るのは当然ですが、草花は様々な菓名が付けられるのでこれも悩みどころ。 「ひまわり」「向日葵」「太陽の花」「夏の笑顔」「しんちゃんの妹」などなど、悩み出すとキリがありません。
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山梨にある「苺と猫が人気のお花屋さん」に行きました。店主のお婆ちゃんが作った苺のシロップが美味しいんです。 残念ながら店仕舞いで食べることはできませんでしたが、蘭の中で寛ぐ皆さんを眺めるだけでも幸せな気分になりました。 裏メニューの意味がないところも大好きです。
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春のお彼岸になりお店に牡丹餅を並べるようになりました。 昔はお供物などに使われていましたが、昨今では季節のお菓子として並べる意味合いが強くなりました。 バームクーヘンから結婚式のイメージがなくなっているように、美味しいものがそのまま独立するのは現代らしい文化だなと思います。
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リンカーンの名演説に習い「自分の、自分による、自分のための餡子」を炊きました。 餡子は煮汁を捨てる工程が何度もあり、ここで風味を調節します。 捨てる回数に決まりはなく自由で、捨てれば捨てれるほどさっぱりした味になります。今回は2回捨てました。 これを「煮汁解放宣言」と呼びます。
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山梨県甲府市の中華料理店「さんぷく」さんが山梨の商業を盛り上げようと最近Twitterに力を入れていらっしゃいます。 同じ山梨で食に携わる者として応援をしたくなり、何をすれば喜んでいただけるか考えましたが、答えはひとつしか思いつきませんでした。 御馳走様でした。 @sanpuku_329
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シナモン、ローズマリーなど家に余っているスパイスを適当に煮ます。 パンチを効かせるための生姜と、多く入れ過ぎるとカレー味で台無しになる暴れん坊のガラムマサラをほんの少し。 香りが立ったら茶葉と牛乳でチャイの出来上がりです。ミルクティになる瞬間が特に幸せ。 twitter.com/i/web/status/1…
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ヒグラシの鳴き声は「晩夏の夕暮れ」のイメージがありますが、どうやら薄暗いところなら何処でも良いらしいです。 深い森に入ると真夏の昼間でも森の中は耳がキンキンするほどの大合唱で、鳴き声がホラーの演出に使われるのも頷ける不気味な雰囲気が森に漂います。
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近所のお子さん達に、和菓子をまた募集しました。 斬新で荒唐無稽なデザインも素敵ですが、時々「100年以上前からあるデザインに自力で辿り着いたアイデア」が出てくるのが侮れません。 「粒餡で線を書く」という発想も実に魅力的です。
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開発様から「登場に当たってNG要素があれば教えてください」等のご質問がありましたが『拳に着いたカプセルから殺人ウィルスを敵味方問わずばら撒く』みたいな能力じゃなければ、造作の熱意が赴くままに使っていただいて大丈夫ですと、冗談混じりにお話をした記憶があります。