201
子どもに笑ってほしい時は
「自分は笑えているか」と自問し、
子どもに安心してもらいたい時は
「自分は安心できているか」と自問し、
子どもに無理をさせたくない時は
「自分は無理をしていないか」と自問する。
子どもの幸せを願う時にこそ、自分の今を確認する事が大切だと思うんです。
202
大人は「話さないとわからないよ?」と言う。
子どもは「話せないの。わからないの?」と思う。
このすれ違いに気づいていますか?
203
大人からの無理ゲーな言葉
・言いたい事があるなら言いなさい
・怒らないから言いなさい
・言わないとわからないよ?
・言わないって事でいいのね?
下に行くにつれて無理ゲー度は上がります。これらを聞いた子どもは、「言わないんじゃなくて、言えないんだよ」と嘆くのです。現場からは以上です。
204
子どもに笑ってほしい時は
「自分は笑えているか」と自問し、
子どもに安心してもらいたい時は
「自分は安心できているか」と自問し、
子どもに無理をさせたくない時は
「自分は無理をしていないか」と自問する。
子どもの幸せを願う時にこそ、自分の今を確認する事が大切だと思うんです。
206
「この人、たぶん敵じゃないっぽい」と子どもに感じてもらうために意識している事
・感情を否定しない
・趣味を批判しない
・呼び捨てにしない
・語気は常にやや弱め
・強みは即フィードバック
いきなり味方になろうとするより、まず子どもから【敵じゃない認定】をもらう事が大切だと思います。
207
子ども達に早くから知っておいてほしい事は、『懸命に頑張る精神論』ではなく、『賢明に逃げる方法論』です。
208
「子どもがルールを守らない」と感じた時にすることは、「その子が守れないルールを課していないか」という自問です。
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子どもを日々支えているあなたは最高です。
子どもの安全を願い、子どもの将来を憂い、時に自分を責め、神経と体力をすり減らす毎日。
それでも子どもを信じて、一生懸命に支え続けている。
そんなあなたは最高ですので、寝る前に「私ってマジ最高だな」と自画自賛しましょう。どうかご自愛下さい。
210
暴言を何度も吐く子を見た時は、「暴言を何度も受けてきた子なのかもしれない」と考え、暴言という行為ではなく、暴言を吐く事によってその子はどうなりたかったのかに心を寄せています。
暴言はいただけない行為ではありますが、その子にとっては唯一にして最大の防御方法なのかもしれないのです。
211
子どもに怒りを感じた時、自分の感情に集中すると、そこには『裏切られ感』があったりする。
更にこの『裏切られ感』に集中すると、『子どもへの過度な期待』を持っていた自分に気づいたりする。
なので、子どもに怒りを感じた時は「怒りの種を持ち、撒いていたのは自分なのでは?」と自問してます。
212
「生きてりゃいいことあるよ」という言葉を聞くと、希望ではなく絶望を感じる子もいるということをお忘れなきよう。
213
子どもと関われば関わるほど、「口をはさまずに見守るってマジでムズくない?」って思いませんか?私は思います。
214
大人は「話さないとわからないよ?」と言う。
子どもは「話せないの。わからないの?」と思う。
このすれ違いに気づいていますか?
216
「大人には話さない」理由
・大人はすぐ決めつける
・大人は正論ばっかり言う
・大人はルールだからって言う
・大人は大人の事ばっかり考えてる
この子どもの声に、「でも」と反論したくなりますが、そんな時にこそ「子どもの話を最後まで聞けているか」と自問し、子どもの話を最後まで聞くのです。
217
あなたが子どもの笑顔を見たいと願っているように、子どももあなたの笑顔が見たいと願っているかもしれないという事を、お忘れなきよう。
218
経験上、子どもから「イライラする」と相談された時、子どもは「イライラをどうにかしてほしい」よりも、「何でイライラしてるのかよく分からないから一緒に考えてほしい」と思っている事が多かったりします。
なので、相談の場では『イライラを一緒に眺めて考える』という意識を大切にしています。
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頑張り過ぎている子に「頑張らなくていいよ」とだけ伝えると、「今までの頑張りを認めてもらえなかった」と感じさせる可能性があるので、現場では「かなり頑張っているし、少し休んでもいいんじゃない?って思っているんだけど…正直休んでもいいと思えてる?」的な感じで子どもに休息を促しています。
220
私の経験上ほぼ間違いなく言えるのは、熊谷晋一郎先生(@skumagaya)の「自立は、依存先を増やすこと」「希望は、絶望を分かち合うこと」というお言葉は、マジで真理だという事です。
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子どもが嘘をついた時にする事は、「子どもに嘘をつかせていないか」という自問です。
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子どもが自傷した傷を見せに来た時、「もうしないと約束しなさい」と言いたくなりますが、この様な対応は子どもを『誰にも頼らない』という更なる自傷に向かわせてしまいます。
なので私は、「よく来てくれたね。傷を見せてくれてありがとう。」と、子どもの勇気を讃える所から対話を始めています。
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こちらの動画は10000再生&470高評価をいただいた『子どもの自己肯定感に訴えかける褒め方』について解説した動画のダイジェストです。
褒める時の意識がどれだけ大切かを力説しています。
なぜ「すごい」「えらい」「がんばったね」で褒め続けると子どもは苦しくなるのか?
youtu.be/ZFcgjAcH11k