251
私の経験上ほぼ間違いなく言えるのは、「子どもの忘れ物を責めても、子どもの忘れ物は減らない」という事です。
252
大人には話したくない理由
・大人はすぐ決めつける
・大人は正論ばっかり言う
・大人はルールだからって言う
・大人は大人の事ばっかり考えてる
この子どもの声に、「でも」と反論したくなりますが、そんな時にこそ「子どもの話を最後まで聞けているか」と自問し、子どもの話を最後まで聞くのです。
253
子どもがルールを守らない時は、「その子が守れないルールを作っていないか」と自問しています。
「その子が守れないルールを一方的に作る」という事は、「その子をルールが守れない子にする」という事です。
守れないルールを一方的に作るくらいなら、そもそもルールなんか作らない方が良いんです。
254
子どもの成長を感じた時は、自分の頑張りも労ってあげて下さい。
子どもが成長したという事は、あなたがその子を日々、懸命に支えているという事でもあるのです。
だからこそ、自分で自分を褒めてあげましょう。そして、自分で自分を休ませてあげましょう。
皆様どうか無理なさらず、ご自愛下さい。
255
子どもには、『用事がない用事』という大切な用事があります。
子どもが「用事がない」とあなたを訪ねて来たのなら、門前払いはせずに「ちょうど今こっちも用事がないのよ〜」と返してあげましょう。
そうすれば、【用事がないもの同士】となり、お互い力の抜けた良い感じのやりとりが出来ますよ。
256
「子どものためにやっている!」と言う前に、「子どものためになっている?」と自問するのが子どもの支援者だと思います。
257
子どもに笑ってほしい時は
「自分は笑えているか」と自問し、
子どもに安心してもらいたい時は
「自分は安心できているか」と自問し、
子どもに無理をさせたくない時は
「自分は無理をしていないか」と自問する。
子どもの幸せを願う時にこそ、自分の今を確認する事が大切だと思うんです。
258
子どもがこれから進む道を舗装するのではなく、子どもがこれから進む道に休憩所と逃げ道をめっちゃ設置しまくるイメージで看護を展開しています。
259
お叱りを受けるかもしれませんが、私は「愛情」という言葉に違和感を覚えています。
「親の愛情不足が…」
「愛情を受けないと子どもは…」
「手間暇かける事で愛情が…」
こんな感じの話を聞くと、私は男梅フェイスになって「愛情ってどう評価するんですかね?」と聞き返してしまうのです。
260
子どもに対して「どうしてできないんだ?」「何でわからないんだ?」と、やるせない気持ちを感じた時に忘れないでほしい事があります。
それは大人がそう感じている時、子どもも自分に対して「どうしてできないんだ?」「何でわからないんだ?」と、やるせない気持ちを感じていたりするという事です。
261
子どもに使う言葉は、子どもが使う言葉になり得ます。更に言えば、その子がその子自身に向けて使う言葉にもなり得るのです。
自分を労い、励まし、休ませる為には、自分を認める言葉を自分にかける必要があります。
だからこそ、私は子ども達に言うのです。「本当によくやってるよ、君は最高だ」と。
262
子どもの「イヤだ」は多義語です。
・不安だ
・怖い
・疲れてる
・側にいて
・困ってる
・助けて
・イライラする
・イヤじゃない
・甘えたい
・話したい
現場では、子どもから「イヤだ」を聞いた時、「イヤだ」と言えた事を認めた上で、その子が何を感じているのかに集中して話を聞いています。
264
子どもの「めんどくさい」は多義語です。
・怖い
・ムカつく
・自信がない
・不安だ
・困ってる
・悩んでる
・そばにいて
・頑張りを認めて
・自分はダメだ
・消えたい
子どもの「めんどくさい」はSOSかもしれません。どうかめんどくさがらずに、子どもの「めんどくさい」を受け止めてあげて下さい。
265
子どもを助けてあげて下さい。
子どもに「助けて」と言われたら助けてあげて下さい。
子どもが「助けて」と言えなくても助けてあげて下さい。
子どもが「助けて」と言えることを助けてあげて下さい。
辛い時ほど「助けて」を言うのが怖くなるんです。「助けて」を誰かに言うって、大変なんです。
266
子どもがルールを守らない時は、「その子が守れないルールを作っていないか」と自問しています。
「その子が守れないルールを一方的に作る」という事は、「その子をルールが守れない子にする」という事です。
守れないルールを一方的に作るくらいなら、そもそもルールなんか作らない方が良いんです。
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こんな動画も作成しています。
もしお時間がありましたら査収いただけるとありがたいです。
子どものSOSに『気づく人』、子どものSOSを『見逃す人』【違いを徹底解説】
youtu.be/UERJ1F8s7ug
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私の独自調査で判明した
『子ども達が安心する大人の行動』
・大人がサボってた
・大人が忘れ物してた
・大人が寝坊してた
・大人が遊びで負けて悔しがってた
・大人同士で爆笑してた
・大人同士で帰る約束をしてた
「大人も子どもと大して変わらねぇな…」と思えると、子ども達は安心するようです。
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子どもを笑わせた時に感じて欲しいのは、あなたが子どもに与えた面白さではなく、あなたが子どもに与えている安心感です。
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苦しい気持ちを大人に相談してみようと思っているそこのナイスな君に、おっさんからちょっとしたアドバイスがある。
過去の武勇伝をどや顔で語る大人よりも、過去の失敗談を笑って語る大人に相談するんだ。
弱さを見せられる大人は、君の苦しみに寄り添える大人である可能性が高い。これはガチだ。
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子どもがこれから進む道を舗装するのではなく、子どもがこれから進む道に休憩所と逃げ道をめっちゃ設置しまくるイメージで看護を展開しています。
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厳しいことを言います。
「愛情不足」と言う支援者は、理解不足なんじゃないかなと思います。
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子どもの成長を感じた時は、自分自身も褒めてあげてください。
子どもが成長したという事は、あなたがその子を日々、懸命に支えているという事でもあるのです。
だからこそ、自分で自分を褒めてあげましょう。そして、自分で自分を休ませてあげましょう。
皆様どうか、今週末も、ご自愛ください。