子どもの精神科看護師@こど看(@kodokanchildpsy)さんの人気ツイート(リツイート順)

子どもがこれから進む道を舗装するのではなく、子どもがこれから進む道に休憩所と逃げ道をめっちゃ設置しまくるイメージで看護を展開しています。
「子どもになめられてはいけない」という態度は、「私は子どもをなめています」と子どもに公言しているに等しいので、おすすめしません。
子どもの「めんどくさい」は多義語です。 ・怖い ・ムカつく ・自信がない ・不安だ ・困ってる ・悩んでる ・そばにいて ・頑張りを認めて ・自分はダメだ ・消えたい 子どもの「めんどくさい」はSOSかもしれません。どうかめんどくさがらずに、子どもの「めんどくさい」を受け止めてあげて下さい。
経験上、子どもから「イライラする」と相談された時、子どもは「イライラをどうにかしてほしい」よりも、「何でイライラしてるのかよく分からないから一緒に考えてほしい」と思っている事が多かったりします。 なので、相談の場では『イライラを一緒に眺めて考える』という意識を大切にしています。
子どもを守っているようで、自分を守っている大人をたまに見ます。
このツイートと目が合ったそこの君。オッサンの話を聞いてくれ。 君が夢中で取り組んでいる事に対して、笑いながら「それって楽しいの?」とか「将来役に立つの?」とか言っちゃう大人は基本スルーでいい。 夢中になって何かに取り組むって中々できないんだよ。それができる君は最高にかっこいいよ。
「何度言ったらわかるんだ!」を子どもに言わず、「何と言ったらわかるのか?」と自問するのが子どもの支援者だと思います。
子どもの「めんどくさい」は多義語です。 ・怖い ・ムカつく ・自信がない ・不安だ ・困ってる ・悩んでる ・そばにいて ・頑張りを認めて ・自分はダメだ ・消えたい 子どもの「めんどくさい」はSOSかもしれません。どうかめんどくさがらずに、子どもの「めんどくさい」を受け止めてあげて下さい。
子どもの「疲れた」は多義語です ・助けて ・甘えたい ・悲しい ・ムカつく ・見捨てないで ・自分が嫌だ ・折れそう ・死にたい 子どもの「疲れた」は「(こころが)疲れた」かもしれません。子どもからポロッとこぼれた「疲れた」は直ちに拾い上げ、その子の今までの頑張りを認めて労いましょう。
自傷はそのほとんどがアピールではありません。 心をえぐられるような辛い体験や湧き出る猛烈な感情に対する必死の抵抗なのです。 だからこそ、子どもが自傷した傷を見せに来た時は、「よく来てくれたね。辛かったね。」と穏やかに声をかけてほしい。 その子の傷は、精一杯生きてきた証なんです。
今日の一言
今日の一言
勇気を振り絞ってSOSを出した子どもに、「もっと早く言ってくれればよかったのに」と言ったのならば、その子からのSOSはそれで最後になるかもしれません。
経験上、子どもから「イライラする」と相談された時、子どもは『イライラをどうにかしてほしい』よりも、『何でイライラしてるのかよく分からないから一緒に考えてほしい』と思っている事が多かったりします。 なので、相談の場では『イライラを一緒に眺めて考える』という意識を大切にしています。
大人は「話さないとわからないよ?」と言う。 子どもは「話せないの。わからないの?」と思う。 このすれ違いに気づいていますか?
子どもが嘘をついた時にする事は、「子どもに嘘をつかせていないか」という自問です。
「自分は子どもを変えられない」と自覚する事が、子どもを支援するための第一歩なのかもしれません。
子どもとの意味のない会話ほど、意味のある事はないと思うんです。
今更ですが、『見守る』ことができる人ってすごいと思うのです。 子どものピンチにはすぐに飛んでいく準備と覚悟を持った上で、子どもの主体性を認めて、信じて、手を貸したい気持ちをグッと堪える。これを何度も何度も繰り返す。 『見守る』って簡単そうに聞こえて実はかなりのスキルなんですよね。
あなたが使う言葉は、子どもが使う言葉です。
子どもの「イヤだ」は多義語です。 ・不安だ ・怖い ・疲れてる ・側にいて ・困ってる ・助けて ・イライラする ・イヤじゃない ・甘えたい ・話したい 現場では、子どもから「イヤだ」を聞いた時、「イヤだ」と言えた事を認めた上で、その子が何を感じているのかに集中して話を聞いています。
大人からの無理ゲーな言葉 ・言いたい事があるなら言いなさい ・怒らないから言いなさい ・言わないとわからないよ? ・言わないって事でいいのね? 下に行くにつれて無理ゲー度は上がります。これらを聞いた子どもは、「言わないんじゃなくて、言えないんだよ」と嘆くのです。現場からは以上です。
子どもの「もういい」は多義語です。 ・助けて ・怖い ・不安だ ・消えたい ・見捨てないで ・頑張りを認めて ・自分はダメだ ・ダメな自分も認めて 子どもの「もういい」は、大人を苛立たせやすい言葉です。しかしその裏には、言葉にならない複雑で純粋な子どもの気持ちが確かに隠れているのです。
私が子どもをほとんど叱らないのは、「叱らない方が効果的!」と考えているからではなく、「叱ってもあんま意味ないな…」と経験的に理解しているからです。
「手がかからない」と言われるその子は、「手がかからない」と言われるために頑張っているかもしれません。