子どもに怒りを感じ、強い言葉を使いそうになった時は、「その言葉をこの子が他の子に使うかもしれないけど大丈夫?」と自問するようにしています。 自分を『叱責モード』から『諭すモード』に切り替え、自分の為の言葉ではなく、その子の為の言葉を使った柔らかい関わりにつなげる私なりの工夫です。
児童精神科の看護は地味です 「暇」と言い合いながらババ抜きをし、「だるい」と言い合いながら洗濯物をたたみ、「めんどくさい」と言い合いながら日用品を買いに行く。 「よくわからないけど大人が自分のために何かを一緒にしてくれた」という実感の積み重ねが、子どもの将来を支えると思うんです。
「子どもがルールを守らない」と感じた時にすることは、「その子が守れないルールを課していないか」という自問です。
【定期】 子どものさまざまなSOS集 〜総集編〜
お叱りを受けるかもしれませんが、私は「愛情」という言葉に違和感を覚えています。 「親の愛情不足が…」 「愛情を受けないと子どもは…」 「手間暇かける事で愛情が…」 こんな感じの話を聞くと、私は男梅フェイスになって「愛情ってどう評価するんですかね?」と聞き返してしまうのです。
夜の「眠れない」は共感され、朝の「起きれない」は共感されない。そんな事が多い気がします。 なのでもし、朝起きれない子がいた時は、「起きなさい!」と強引に起こさず、「起きれないのしんどいね」と穏やかに声をかけてあげてください。 「起きたいのに起きれない」も、かなりしんどいんです。
子どもの「めんどくさい」は多義語です。 ・怖い ・ムカつく ・自信がない ・不安だ ・困ってる ・悩んでる ・そばにいて ・頑張りを認めて ・自分はダメだ ・消えたい 子どもの「めんどくさい」はSOSかもしれません。どうかめんどくさがらずに、子どもの「めんどくさい」を受け止めてあげて下さい。
児童精神科に勤めて早10年。 子ども達の話を聞きまくってきた私が辿り着いた【子どもの話を聞く時のポイント】をシェアします。 子どもの話を聞く時のポイントは 『子どもの話を聞く事』です。 いいですか皆さん? 子どもの話を聞く時のポイントは 『子どもの話を聞く事』です。 これはガチです。
今日の一言
子どもが嘘をついた時にする事は、「子どもに嘘をつかせていないか」という自問です。
『子どもが朝スッキリ起きてニコニコ登校し、学校では友達と仲良く遊んで勉強し、帰ったら家のお手伝いをし、スマホをやり過ぎず家族との時間を大切にし、翌日の準備をして夜9時には寝るようになる』方法が知りたいですって? _人人人人人人人人人人_ > そんなものはない <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
子どもに笑ってほしい時は 「自分は笑えているか」と自問し、 子どもに安心してもらいたい時は 「自分は安心できているか」と自問し、 子どもに無理をさせたくない時は 「自分は無理をしていないか」と自問する。 子どもの幸せを願う時にこそ、自分の今を確認する事が大切だと思うんです。
厳しいことを言います。 「愛情不足」と言う支援者は、理解不足なんじゃないかなと思います。
夜の「眠れない」は共感され、朝の「起きれない」は共感されない。そんな事が多い気がします。 なのでもし、朝起きれない子がいた時は、「起きなさい!」と強引に起こさず、「起きれないのしんどいね」と穏やかに声をかけてあげてください。 「起きたいのに起きれない」も、かなりしんどいんです。
「この人、たぶん敵じゃないっぽい」と子どもに感じてもらうために意識している事 ・感情を否定しない ・趣味を批判しない ・呼び捨てにしない ・語気は常にやや弱め ・強みは即フィードバック いきなり味方になろうとするより、まず子どもから【敵じゃない認定】をもらう事が大切だと思います。
あなたが子どもの笑顔を見たいと願っているように、子どももあなたの笑顔が見たいと願っているかもしれないという事を、お忘れなきよう。
今日の一言
子どもが嘘をついた時にする事は、「子どもに嘘をつかせていないか」という自問です。
子どもを守っているようで、自分を守っている大人をたまに見ます。
子どもの言動にイライラした時は、「心は鬼にしても、言葉は鬼にしない」と心の中で3回唱えています。
今から大切な事を言い切ります。 子ども達に早くから知っておいてほしい事は、『自分を休ませる方法』です。 大切な事なのでもう一度言い切ります。 子ども達に早くから知っておいてほしい事は、『自分を休ませる方法』です。 これはガチです。
「生きてりゃいいことあるよ」という言葉を聞くと、希望ではなく絶望を感じる子もいるということをお忘れなきよう。
【定期】 子どもの「〇〇」は多義語 〜総集編〜
「自分の人生の中に子どもがいる」ではなく、「子どもの人生の中に自分がいる」と考えています。
子どもの「死にたい」は多義語です。 ・死にたくない ・話がしたい ・認めてほしい ・助けて ・1人にしないで ・甘えたい ・ムカつく ・寂しい ・自分が嫌だ 子どもからの「死にたい」を聞いた時、「死にたい」気持ちを認めて受け止め、どうしてそう感じているのかに心を寄せて話を聞いています。