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頑張り過ぎている子に「頑張らなくていいよ」とだけ伝えると、「今までの頑張りを認めてもらえなかった」と感じさせる可能性があるので、現場では「かなり頑張っているし、少し休んでもいいんじゃない?って思っているんだけど…正直休んでもいいと思えてる?」的な感じで子どもに休息を促しています。
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子どもを叱る前に確認している事
・叱る以外の方法はないか
・自分の感情は揺れていないか
・自分の感情をぶつけようとしていないか
・誰のために叱るのか
・ユーモアを忘れていないか
こんな感じで「叱りたいから叱ろうとしていないか」と自問し、穏やかな気持ちを持って子どもに声をかけています。
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大人は「話さないとわからないよ?」と言う。
子どもは「話せないの。わからないの?」と思う。
このすれ違いに気づいていますか?
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今更ですが、『見守る』ことができる人ってすごいと思うのです。
子どものピンチにはすぐに飛んでいく準備と覚悟を持った上で、子どもの主体性を認めて、信じて、手を貸したい気持ちをグッと堪える。これを何度も何度も繰り返す。
『見守る』って簡単そうに聞こえて実はかなりのスキルなんですよね。
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「言いたいことがあるなら言いなさい」と言われて、言いたいことを言える子ども0人説。
あると思います。
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このツイートと目が合ったそこの君。オッサンの話を聞いてくれ。
君が夢中で取り組んでいる事に対して、笑いながら「それって楽しいの?」とか「将来役に立つの?」とか言っちゃう大人は基本スルーでいい。
夢中になって何かに取り組むって中々できないんだよ。それができる君は最高にかっこいいよ。
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死にたくはない。
だけど、生きたくもない。
だから、「消えたい」って言う。
子どもの「消えたい」は、今を保つことの大変さに対して、深く思い悩んだ末にこぼれ出る言葉なのかもしれません。
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「手がかからない」と言われるその子は、「手がかからない」と言われるために頑張っているかもしれません。
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子どもが頑張っている時、大人にしてほしいのは『叱咤激励』ではなく、『現在への肯定』です。
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時々、「自分を救うために子どもを救おうとしていないか」と自問しています。
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私は子どもに「生きてりゃいい事あるよ」を言いません。
・生きる事に疲れてしまった子
・生まれてきた事を後悔している子
・生きたい気持ちを認めてもらえない子
こんな子ども達もいるのです。
「生きてりゃいい事あるよ」と言える人は、生きてていい事があった人です。生きるって、大変なんです。
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あなたが使う言葉は、子どもが使う言葉です。
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大人の不機嫌は子どもを良い子にさせます。
大人の不機嫌を見ると、「大人を怒らせないようにしよう」と子どもは自分の事を二の次にして大人の為に頑張るので、周りからは良い子に見えるのです。
なので「良い子にしてるな」と思った時、自分は不機嫌を子どもに向けていないかな?と自問しています。
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「子どもになめられてはいけない」という態度は、「私は子どもをなめています」と子どもに公言しているに等しいので、おすすめしません。
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子どもから自傷を告白された時に、忘れないでほしいことがあります。
それは、『その子が自分でつけた目に見える傷』の裏には、『その子が自分ではつけたくなかった目に見えない傷』があるということです。
だからこそ、まずは「よく来たね」と労い、穏やかに、丁寧に傷の手当てをしてほしいのです。
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ドラマ『リエゾン』がついに明日放送されます。児童精神科を題材とした漫画の実写化は胸熱。アチチなのです。
という事で、この後21時に改めて宣伝ツイートを投稿します。その際は、ぜひ皆さま拡散をお願いします🙇♂️
皆様の力をお貸しください!
目指せ5000いいね!(いけるのか…?)
#リエゾン
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「こんな事言ったら怒られるかな」「こんな事言ったら迷惑かけるかな」「こんな事言ったら見捨てられるかな」という思いを抱えたまま、今日もSOSを出せなかった子どもがあなたの周りにいる事を、お忘れなきよう。
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自傷はそのほとんどがアピールではありません。
心をえぐられるような辛い体験や湧き出る猛烈な感情に対する必死の抵抗なのです。
だからこそ、子どもが自傷した傷を見せに来た時は、「よく来てくれたね。辛かったね。」と穏やかに声をかけてほしい。
その子の傷は、精一杯生きてきた証なんです。
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子ども達が嫌う余計な一言を紹介するぜ!
・疲れてる?
・前も言ったけど
・だから言ったじゃん
・他の子はできてるよ?
・そんなことで〇〇しないの
・早く言ってくれればよかったのに
余計な一言を言わなかったら1ポイント!10ポイント貯まったら、ハーゲンダッツを食べるんだ!現場からは以上だ!
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このツイートと目が合ったそこの君。オッサンの話を聞いてくれ。
君が夢中で取り組んでいる事に対して、笑いながら「それって楽しいの?」とか「将来役に立つの?」とか言っちゃう大人は基本スルーでいい。
夢中になって何かに取り組むって中々できないんだよ。それができる君は最高にかっこいいよ。