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私の経験上ほぼ間違いなく言えるのは、「子どもを強く叱責するメリットは一つもないっぽい」という事です。
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子どもの精神科看護師あるある その447
子「腹減った」
看「さっき食べたばっかでしょ?」
子「腹減った」
看「…」
子「ねぇ〜腹減った〜」
看「も〜、暇だって言えばいいでしょ?」
子「バレた〜」
「暇」というのが恥ずかしく、その代わりに「腹減った」と言う子がいる。メチャかわいい。
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勇気を振り絞ってSOSを出した子どもに、「もっと早く言ってくれればよかったのに」と言ったのならば、その子からのSOSはそれで最後になるかもしれません。
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「私はあなたの味方だよ」という姿勢や言動は、時に子どもにとっての脅威となるという事を、お忘れなきよう。
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今更ですが、『見守る』ことができる人ってすごいと思うのです。
子どものピンチにはすぐに飛んでいく準備と覚悟を持った上で、子どもの主体性を認めて、信じて、手を貸したい気持ちをグッと堪える。これを何度も何度も繰り返す。
『見守る』って簡単そうに聞こえて実はかなりのスキルなんですよね。
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私が子どもをほとんど叱らないのは、「叱らない方が効果的!」と考えているからではなく、「叱ってもあんま意味ないな…」と経験的に理解しているからです。
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子どもへの敬意を失ったらそこで試合終了ですよ…?
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子どもからSOSを受け取った時、「もっと早く言ってくれればよかったのに」はマジでやめて下さい。
しんどい、相談したい。でも「変に思われたらどうしよう」「怒られたらどうしよう」って感じで不安になりながらも勇気を出して発したSOSですよ?
まずはその不安を受け止めて、勇気を讃えましょうよ。
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高田純次さんが「歳とってやっちゃいけないことは説教と昔話と自慢話」という言葉を残しています。
私はこの言葉を「子どもからの説教と昔話と自慢話は真剣に聞きなさい」と勝手に解釈して、病棟の子ども達の話を真剣に聞いています。
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子どもを守っているようで、自分を守っている大人をたまに見ます。
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子どもの言動にイライラした時は、「心は鬼にしても、言葉は鬼にしない」と心の中で3回唱えています。
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子どもに「いつでも相談してね」とだけ伝えると、「ん?相談してもいいっぽいけど…どのタイミングで?」と思わせてしまう可能性があります。
なので、「ちょくちょく声かけるからさ、もしその時に話せたらちょっと話聞かせてよ〜」と、相談のタイミングを子どもに丸投げしない形で声をかけています。
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子どもからSOSを受け取った時、「もっと早く言ってくれればよかったのに」はマジでやめて下さい。
しんどい、相談したい。でも「変に思われたらどうしよう」「怒られたらどうしよう」って感じで不安になりながらも勇気を出して発したSOSですよ?
まずはその不安を受け止めて、勇気を讃えましょうよ。
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「叱っても言う事を聞かない」と思っているその子は、叱っているから言う事を聞かないのかもしれません。
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「自分の人生の中に子どもがいる」ではなく、「子どもの人生の中に自分がいる」と考えています。
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大人は「話さないとわからないよ?」と言う。
子どもは「話せないの。わからないの?」と思う。
このすれ違いに気づいていますか?
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「自分は子どもを変えられない」と自覚する事が、子どもを支援するための第一歩なのかもしれません。