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ある出来事に対して9の楽しみな気持ちと1の不安があるとき、どうしても人は不安の方に引っ張られるものだから、友だちが1の不安を気にしているときは、当たり前の9のバランスで「そりゃあ楽しみだね!」とはっきり声に出して言う。だって、そうじゃないと希望にとって不公平じゃないか。
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朝、久々に母から着信があり、どきっとしながら出ると「誕生日おめでとう」と。電話を代わった父が何歳になったかと訊くので「50歳」と答えると「はははは!」とすごく面白そうに笑った。そうだろうなあ、ぼくもおかしい。母から欲しいものがあるかと一応訊かれ「なんにも要らない」とうれしく答えた。
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「いっしょに、いたっけなぁ」と、思うこと。
「いっしょに、いたっけなぁ」と、泣きじゃくること。
そういうやつがいただけで、わたしたちはしあわせだ。
別れることは、いっしょにいたということ。
── 糸井重里『思えば、孤独は美しい。』より twitter.com/nekonoboris/st…
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女子カーリング3位決定戦。日本のストーンがハウスの中央に留まったとき、一瞬の落胆もなく、すぐに手袋を脱いで握手に行ったイギリスの選手の姿勢が「これがカーリング」だったなぁ。 #mitazo