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久しぶりに桜井政博さんに会って、#岩田さん についてお話をうかがった。結局4時間も話し込んでしまった。『岩田さん』を大切に読んでくださっていて、ありがたかった。
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後ろめたささえあれば何とかなるのだと思う。できなくても間違えてもサボっても嘘ついても誤魔化しても、開き直りや思考停止で蓋をせず後ろめたささえ抱えていれば。後ろめたいのにやる自分に気づいたり、後ろめたさから逃れる動きが個性になったり、ある日とうとう決意したり。後ろめたささえあれば。
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いざとなったら自分は冒険できるし飛び出せるし枠だって超えちゃうし、とか思いながら安定した環境に長く座っていると、自分からは動かないうえに何かできるつもりだから焦りもしないという、一番周囲を鈍化させる人になってしまう。俺だけは違うと思っているのも俺だから、俺は俺に気をつけなければ。
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このままじゃダメだよなぁ、というのがいつもスタートライン。時間がなくても、どう直していいかわからなくても、そのままでも誰も文句を言わなくても、OKが出ても、このままじゃダメだよなぁと自分が思えるかどうか。ダメなものを全部自分でダメだと判断できたら、出すものはすべていいものになる。
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任天堂元社長、岩田聡さんの本『岩田さん』、本日、ほぼ日で申込受付開始しました。発送は7/23から順次。どうぞよろしくお願いします。この日が来て、なんともいえない気持ちです。 1101.com/books/iwatasan…
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読んでほしいです。
「親から体罰を受けなかった子どもたちが大人になれば、体罰なんて当たり前にNGの世代になります。撒いた種が50年後か60年後ぐらいの、ぼくたちの孫世代で花を咲かせて、社会が変わるとぼくはおもいます。どちらにしても最初に種を撒くのはぼくたちですよ。」 twitter.com/hatanohiroshi/…
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再現性のある「できた!」と、二度とできないような「できた!」があって、前者はやり方を教えたり学んだりしやすいけど、後者を覚えたつもりになると「こうなるはず」に縛られてむしろ効率が悪くなる。たまたまできたすごいことは、学ぶのではなく「できた」という物語から勇気をもらったほうがいい。
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自分の抱えている悩みに対して、見事な解決策やなるほどと思う心構えを示している人は、つねに前向きで冷静で先手を打てる人格者というわけではなくて、たまたまその問題に先にぶち当たって深く考えたことがある人なのだと思う。世の中にあるだいたいの教えは、先に考えた仲間たちからの贈り物なのだ。
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任天堂の元社長、岩田聡さんの本がほぼ日から出版されます。過去のほぼ日の記事と任天堂の「社長が訊く」の一部から岩田さんのことばを抜粋して再構成しました。宮本茂さんと糸井重里の特別取材も収録。ほぼ日での先行販売申込みは7/11、発送は7月下旬。一般書店発売日7/30。 1101.com/books/iwatasan…
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好きな人の好きなものを好きになる。嫌いな人の好きなものをすこし遠ざけがちになる。そこから広がる大きな樹形図をイメージすると、好きと嫌いの最初の掛け違いはその人の世界に大きな影響をもたらすとわかる。好きなものを増やすというのは精神的なお題目じゃなく、とても機能的な選択なのだと思う。
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ちひろ美術館・東京で目にした、いわさきちひろさんの晩年のことばが胸に響きました。
「大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。」
公式ページに全文が掲載されてます。
chihiro.jp/words/becomean…
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長くつくっていた本です。7月に入ったら正式に発表するつもりだったんですが、できたことを言って困ることは何もないと思いますので、かたちがはっきり見えたいま、ここでお伝えしてしまいます。任天堂の元社長、岩田聡さんのことばを集めた本、『岩田さん』。詳細は7月1日、ほぼ日で。 #岩田さん
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矢沢永吉さんと糸井重里の全15回に渡る対談、本日、ついに最終回となりました。しかし、70歳前後のふたりの、なんという現役感。読んでいると本当に元気が出ます。とはいえ、げらげら笑える場面もたくさん。あえて第1回をお知らせします。まだ読んでいない方は一気にどうぞ。 1101.com/yazawa2019/201…
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ほとんどの作品は本人を知っているとよりおもしろい。そしてよい作品はそれを通して本人の姿をありありと伝える。その幸福な循環がめぐるうち、その人と面識があるかどうかは次第に曖昧になっていく。だから表現は、不特定多数に向けるのではなく、たくさんの未知の知人に向けたほうがいいのだと思う。
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できないことをとことん見つめて、できない理由やできない範囲をじぶんなりにしっかりと実感したら、それはもうできることと変わらないのではないかと思うようになった。年齢を重ねた人がたくさんのことをわかっているのは、知識や経験の量の蓄積だけではなく、そういう掛け算が作用するからだと思う。
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泣かせるものじゃなくて、泣きそうになるものが好き。笑っちゃうものの中でも、どうしてもここで笑っちゃう、というものが好き。驚くより落ち着くようなおいしさが好き。好きなだけじゃなく信頼できる服が好き。どうやってつくったかわからないものが好き。できれば、それをつくる側に関わっていたい。
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のびのびとことばで表現できている人は、ことばがうまいだけでなく「あとはことばを乗せるだけ」という構造をそれまでにきちんと整えてると思う。一方、ことばでどうにかすればいいやと全部をことばに乗っける人は、どれだけことばの技術があっても表現が窮屈になる。自由に踊りたいなら、舞台を広く。
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アスリートの引退を報じる記事では、涙をこらえるゆがんだ顔よりも、その選手のいちばんかっこいい写真をつかってほしいなぁ。すくなくともぼくはそっちの記事を読みたい。ファンをうならせるスポーツメディアならではの「とっておきの一枚!」があるはずだもの。
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理屈と多数決だけで決めるとなくなってしまう「なくなってほしくないもの」が世界にはたくさんある。もちろん理屈と多数決は悪くない。多くのものは理屈と多数決で決められるべきだ。ただ、理屈や多数決に譲るわけにはいかない大切なものがあることを、気持ちの底に切り札のように持っていたいと思う。
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どんなに不調でも、落ち込んでいても、友だちや子どもや大切な人から真剣に相談されたら、冷静に自分なりの意見が言える。むしろ自分に弱いところを見せてくれる大切な人がそばにいることが、自分の軸や基礎を日々支えてくれる。素直に弱い自分でいられるということは、互いのためになることだと思う。
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あんなふうになりたいといくら目指してもそんなふうにはなれなくて、いつの間にかこうなっちゃったものが自分の型になる。たとえ不本意でも、まずは自分の「こうなっちゃった」型がなければそれを壊すこともできない。型はつくるよりもたぶんくり返すことで自然とできる。まずはそれがぜんぶの基準だ。
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ほんとうに書きたいことって、それをそのまま書いてもちっとも書けなくて、書きたい気持ちの糸をぴーんと張ったままそれとは少し離れたところを誠実に書いていると、地面がめりめりと隆起するみたいに書きたいことが順番抜かしで割り込んできて押し出されるように書く、ということが多い、ぼくの場合。