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僕が子供の頃に知りたかった、極めて重要な事実は「靴下は裏返して洗った方が、ずっと臭くなくなるし、はるかに長持ちする」というものだ。実は靴下の説明書にちゃんと書いてあるのだが、僕は読んでいなかったのだ。
このことを若いうちに知れた人たちがうらやましい。
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「すぐに逃げるようなやつは、何をやってもダメだ」っての、めっちゃウソだから。逃げずに我慢してきた人たちは、自分の人生を肯定したくて「逃げるようなやつはダメ」って決めつけてる。実際には、さっさと逃げて上手くやっている人なんてたくさんいる。逃げ遅れて人生を無駄にしないようにしよう。
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転職の面接に落ちて「自分のどこが悪かったんだろう?」って悩む人いるけど、
採用する側は「このポジションの人がいないからハマる人を採用しよう」としているだけなので、その人材自体の良し悪しとは関係ない。自分がハマるポジションが見つかるまで応募し続けるだけで転職成功することも多い。
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記事を書きました。 / “SNS金配りで権力と名声を手に入れることの代償|ふろむだ@分裂勘違い君劇場|note” htn.to/GmBvGg
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社会心理学者たちが行った「※ただしイケメンに限る」の調査や研究で興味深いのは、イケメンの方が裁判でも選挙でも就職試験でも有利なのに、イケメンに投票した本人たちは、決してイケメンだからではなく、人格と能力が優れているから投票したのだと信じて疑わなかったという点。
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年収800万円払っても割に合うような優秀な社員を年収600万円で抱えている会社は、その社員と同じスペックの人材を年収600万円で採用しようとするので、いつまでたっても優秀な人材を採用できない。既存の社員に正当な報酬を払わないと、会社は人材を確保できず、成長もできないのはこれが原因
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「給料が少ない」って不満を持つ人が多いけど、そんなことより「実績を作るチャンスがもらえない」ことの方が、はるかにヤバいよ。ろくな実績もないまま中年になってしまったら、会社にしがみついても酷い扱いを受けるし、それに耐えかねて会社を飛び出したら、もっと酷いことになる。
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お恥ずかしながら、
「若い人は、若いというだけで多くのチャンスをもらえている」
ということに、若さを失ってからはじめて気がついて、慌てふためき、後悔した。
いままで、いろんな人が僕と会ってくれたり取引してくれたのは、単に若かったからだということを思い知った。
何を後悔したかというと、
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人生がつまらない。
と言っている人の多くは「人生の楽しみ=消費」。
対象的に、創造・研究が趣味の人の多くは人生を楽しんでいる。
消費は飽きやすいので、消費を趣味にすると、いつか楽しみを失うリスクが大きい。
創造・研究は、逆に、極めれば極めるほど、ますます面白くなっていく。
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「きつい仕事に耐える」ことを「頑張る」ことだと勘違いしている人をよく見るが、「頑張る」というのは「成果を出すために何が効果的かを執拗に見極め続け、試行錯誤し続け、効果が大きい施策を見つけたらそれをやり抜くこと。
単に降りかかる大量の仕事を漫然とこなし続けても生産性は伸びていかない
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ある会社のエンジニアに、「4Kディスプレイは必要か?」と聞いて回ったら、「まあ、あれば嬉しいですけど。。」くらいの温度感だった。でも、実際に買い与えてみたら、ほぼ全員が「すごい!ぜんぜん違う!」というような感想になった。人間は、頭で想像するだけでは「一覧性」の重要さが理解できない
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「ダメな奴は何やらせてもダメ」ってのも、めっちゃウソだから。ダメだと思われてた人が、上司が変わったり、職種が変わったり、転職したら、活躍しはじめたなんて話は、いくらでもある。人間は「こいつダメだな」と思うと、なんでも悪く解釈するので、何をやらせてもダメなように見えるだけ。
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一度「こいつはダメなやつだ」と周囲に思われたら、「ダメなやつは何をやってもダメ」という周囲の思い込み(負のハロー効果)が発生し、その思い込みを覆そうと努力しても、周囲の協力が得られない上に何をやっても悪い方に解釈されるので、さっさと部署を変えるか転職した方がいい事が多い。
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「死ぬ気でやる」のは楽なんです。
食事・睡眠・運動・メンタル管理といった面倒な健康維持作業を放棄して、仕事のことだけ考えていればいいんだから。
でも、それは補給部隊のない軍隊みたいなもので長期戦には勝てません。
長期戦では体調管理という「面倒な作業」を行いながら戦う人の方が強いです
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人生が上手く行っている人は、実力とやり方の正しさの結果だと主張して自己正当化したがるし、上手く行ってない人は、全て運だと自己正当化したがるが、それぞれの動機の正しさとは無関係に、現代科学のエビデンスは「かなりの部分が運で、人間は運じゃなくて実力のせいだと思いたがる」と示している。
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「他人を不愉快にさせない」というのは、最も重要なスキルの一つ。
不愉快にさせずに問題点を指摘し、不愉快にさせずに問題を掘り下げて議論し、不愉快にさせずに問題を解決する。
それをやっている人と、やっていない人では、10年後、20年後、得られる人脈とチャンスが話にならないほど違ってくる。
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