176
明らかに捨てられており、保護した高齢犬が先日センターで亡くなりました。
なぜ、あと少し飼ってくれなかったのか。
この子は、家族の中で最期を迎えたかったはず。
そう思うと、
飼い主への憤りや、
命を軽視する世の中への切なさ、
など、
複雑な感情があふれます。
動物の遺棄は罪です。
177
悲しくなるニュース。
この状況で、飼い主はなぜ虐待をしてないといえるのか。
動物愛護法違反での立件となるかも注目しなければ。
排泄物を放置、猫13匹を虐待容疑 25歳女を逮捕:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASK65…
178
今日も負傷猫を保護しにいきました。
保護した地域の人によると、
推測でしかないが、心ない人がその猫を傷つけたのではないかと。
それが事実かわかりませんが、
地域の人がそういう推測をする時点で
悲しく思います。
猫を守るのは飼い主しかいません。
猫は屋内飼育を徹底してください。
179
今日も負傷猫を保護。
感染症に罹患し、余命わずかと思われる猫でした。
地域の人によると
数日前までは元気だった野良猫とのこと。
屋外にいる猫は、
感染症、交通事故など
リスクが多く、
そして寿命が短い。
猫を飼うなら完全屋内飼養でお願いします。
180
殺処分ゼロを目指します。
という標語が増えてきました。
キャッチーだからでしょうか。
殺処分ゼロは終着点であってはいけない。
人と動物が共生できる社会の実現
を目標に据え、
適正飼養の普及啓発に尽力するなかで、
通過点の一つに殺処分ゼロがあるのではないでしょうか。
181
猫を保護したときは、
この子を幸せにしようと誓い、
暮らしていくうちに、
その子から幸せをもらっていることに
気付かされる。
それが保護猫との生活の醍醐味です。
#保護猫でよかった
#保護猫との生活のすすめ
#保護犬猫自慢
183
京都動物愛護センターに、
子犬はほとんどいません。
なぜなら、
子犬の時には飼い主のもとでいれるからです。
センターにいるのは、
飼い主の事情で、
飼い主が手放した犬です。
だから、年を重ねてます。
でも、子犬にはない良さも持っていますので、ぜひ、そんな子達に会いに来てください。
184
猫にとって屋外は
交通事故、感染症、天候などなど
命のリスクが多すぎる。
と、負傷した猫を保護する度に思います。
猫を飼うなら屋内飼養を徹底してください。
185
動物愛護センターは犬猫の適正・終生飼養に関する普及啓発の拠点施設です。
そんなセンターに、衰弱した子猫が段ボールに入った状態で放置されていたりします。
これが現状で、
憤り、やるせなさ、情けなさ、
様々な負の感情があふれます。
人と動物の共生社会に向けた課題は山積みです。
186
4年前に約12歳の犬を譲り受けていただいた飼い主さんから、犬が亡くなったという話を聞きました。
譲り受けてすぐ様々な病気が発覚し、治療の日々だったが、最期は癌だったとのこと。
いろいろな話の中で飼い主さんの
「4年も生きてくれてよかった。」
という言葉に、
涙しそうになりました。
187
高齢の飼い主による体調不良等での引取依頼が多い現状をどう考えているのか。
現状に真摯に向き合っていただきたい。
高齢者の健康寿命を口実に「子犬を売りたい」業界の倫理観(太田匡彦) - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/ohtamas…
188
保護犬に子犬はほとんどいない。
子犬の時には飼い主が飼っているので。
保護された高齢犬に出会うたびに、
子どもの時には愛してくれた人は、
添い遂げてくれる人ではなかった。
その事実を突き付けられたのかと考える。
子は親を選べない。
という現実がそういうところからも見えます。
189
3.11の記憶を風化させてはいけない。
被災ペットのこと。
万が一の備えとしての
餌やペットシーツ、動物用医薬品等の備蓄。
普段の適正飼養が万が一のときの対策にもつながる、
避妊去勢手術、マイクロチップ、しつけ等
今日は、あらためて考えてもらう日になればと。
190
徘徊した高齢犬を保護することは多い。
捨てられてしまったのだろう。
そして、センターで最期を迎えることも。
そんな時、
もっと何かできたのではないかという自責の念
なぜ、もう少し飼ってくれなかったのかという飼い主への憤り
などの思いにかられ、
やりきれない。
命をすてるのは罪だ。
191
犬を譲り受けたい。
との相談のほとんどは
子犬が欲しいというもの。
京都動物愛護センターに子犬はほとんどいません。
なぜか。
子犬の時は飼い主がしっかり飼うからです。
保護犬はどういう犬が多いのか、
成犬の魅力、
これらも広く発信しないといけません。
192
殺処分をゼロに。
そんな公約をしばしば見ますが。
具体的に何に注力するのか。
譲渡事業の強化だけで、
殺処分を減らそうとするのは、
問題解決になってない。
共生社会の実現に向けた普及啓発、
そして、次世代を担う人たちに向けた教育にもっと焦点を当てて欲しい。
193
譲渡要件を厳しくすると譲渡頭数が減ってしまう。
しかし、誰にでも譲渡したらいいというものではない。
幸せに暮らしていける家にしか譲渡してはいけない。
結局、譲渡を促進させるにも、
適正飼養ができる人を増やすしかない。
194
今日は高校に出向いて動物愛護センターの保護犬猫のことについて、少しばかり講演。
真摯に聞いてくれた生徒たちに感謝です。
人と動物が共生できる社会を実現するためには、学校の教育過程で動物愛護センターの話をしていかないといけません。
195
野良猫をかわいいと思う人が多い。
しかし、私はかわいそうに思う。
では、町中をうろうろしている犬を見たらどう思いますか?
飼い主さんからはぐれて、
かわいそうと思う人が多いのでは。
かわいい、と
かわいそう、という違い。
価値観を変えないと共生社会は実現しないと思います。
196
春は引っ越しシーズンで、動物愛護センターに、
引っ越し先でペットが飼えないので引き取って欲しい。
という相談が増える。
何事もそうかもしれませんが、
すぐ何かを頼るのではなく、
まずは自分で努力しないといけない。
悲しいかな飼えないなら、まずは、飼い主が譲渡先を探してください。
197
多頭飼いの飼い主が体調不良になり、管理できなくなった猫は結局センターに来てしまいます。
そうして保護した猫は、だいたい同系統の毛色で、体格で。
おそらく家の中で繁殖したのでしょう。
そういう背景の猫たちと対面する度に、怒り、悲しみ等々で、なんともうまく言葉がでません。
198
転居するので飼ってる犬猫を引き取って欲しい。
との相談を相次いで受けました。
安易な引取相談にげんなりです。
終生・適正飼養の啓発がまだまだです。
199
殺処分ゼロだけに焦点をあてるから、
保護した犬猫を全て譲渡すればいい
という短絡的なものになり、
歪みがうまれる。
犬猫「殺処分ゼロ」、神奈川県の方針に疑問や批判 神奈川、ボランティアに負担集中(カナロコ by 神奈川新聞) headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161231-…
200
犬猫を引き取って欲しい。
という相談がなかった日はない。
最期まで飼う。
という覚悟がなければ、
飼ってはいけない。