記事要約1 ・統一協会の金銭トラブルは他の宗教と比べてもマジヤバいが放置されてきた。 ・安倍氏の祖父岸信介の頃は共産主義という共通の敵と戦うための蜜月が確かにあった。 ・それ以後も習慣的に続く自民党に限らず議員が金銭に釣られてイベントに参加し広告塔になる行為の有害さは大きい。 (続
記事要約2 ・しかし一方で1984年の「副島事件(”天皇”を演じる側近が文鮮明にひざまずく儀式を行っている事が暴露され刺傷事件に発展)」以後、日本の右翼団体と統一協会の間に激しい対立が起こり、それ以降「程よいお付き合い」以上に関係を深めるのは選挙地盤が弱い小物の政治家だけになった。続
記事要約3 ・統一協会の人物で安倍氏に最も近づいていたと思われる人物が安倍氏の顔を表紙にデカデカと載せた本を出しているが、中身を読むと一切関係性が伺われない内容しか書かれていない。統一協会の季刊誌も安倍元総理がよく表紙を飾っていたが、この程度の関係性でしかない可能性が高い。続
一方で、反対派が支持している代替案としての「イコモス案」というのがあるのですが、このプラン自体は実物を読んでみればSNSでの印象以上によく考えられていると私は感じました。特に以下画像のように「明治神宮が現行案を取っている理由」まで理解した上で提案する姿勢になっているのがエライ。(続
中国の爆発的成長と米国の相対的衰退の中で安倍氏的なリバランスがなければ既にウクライナのような問題が火を吹いてた可能性もあるわけですが、安倍氏は必要な法整備はしつつ最右派の強硬論に引っ張られてやり過ぎないために野党の非妥協的態度もうまく利用して適切な所に落ち着いたという事かも。(続
全然期待せず新海誠『すずめの戸締まり』を昨日見てきたら超絶的に名作でマジで感動した。正直過去二作はあまり好きじゃなかったんだけど「新海誠先生!今後ついていきます!」的な気持ちになった(笑)興奮に任せてこの作品が今後の日本でいかに大事か連ツイで力説するので俺の話を聞いてほしい。(続
モリカケ問題の不健全さは大騒ぎしすぎて「実際どういうレベルの事があったのか」が一般には全然わからなくなっている事で、左派は「当然全部安倍の指示で国有地値下げも改竄も行われたに違いない」と思い込んでいるし右派も「ここまで騒ぐんだから何かはあったんだろう」と思っちゃってるが 続
日本の一部エリートは「米国みたいに社会の逆側が崩壊しても自分たちを優遇してほしい」と思いがちなんですが、そのしっぺ返しは必ずやってくる。でも逆に「気持ちよく推して貰えるマーケティング」を生み出すことができれば、それはエリートの活躍と社会の周縁部の安定の両取りを可能にする。続
政権交代の可能性がないのも不健全なので、まずは以下の記事に書いたような『安倍が必要だった理由』にもちゃんと向き合う『現実の難しさから逃げないリベラル論壇』を作っていかねば野党が伸びるとか無理だなと思います。僕も参加しようと思うし皆でちゃんと考えていこう。twitter.com/keizokuramoto/…
ある所まで『履修』が進むと多摩地方の奥地にある施設で、合宿しながら生講義を受けたりチームで出し物したり的なイベントがあるんだけど、自分はそこで特徴的な講師のモノマネ芸を披露して大ウケした思い出がある(笑)そこで気に入られてしまいこのままやってると抜けづらくなるなと思ってやめた。続
個人的にはこの記事は説得力あると感じたが、まあここ数日ツイッターで暴言吐かれまくって思ったが別に信じたくない人は信じなくていいよ!その人は有る事無い事バンバン追求してってくれればよろしい。そうやって突っつくことで縁切りづらい関係が切れる流れも生み出せる構造はありそうだしね。続
その配慮の上で教団と社会の間のトラブルを減らすにはどうしたらいいか?を考えていけば何らか解決の道も見えてくるはず。その辺の『対岸にいる敵を否定しないで同じ人間と見て解決していく』のは『先週もっとも多く読まれた記事』に選ばれた以下のnote前後編をどうぞ。twitter.com/keizokuramoto/…
だから「松本杏奈さんを応援できない日本社会って終わってるよね」と批判する前に、そこで「我らが代表として気持ちよく推せるマーケティング」の方法をちゃんと考えるべきでそうしないといずれ日本社会でも妊娠中絶を認めないとか銃規制を決してさせないレベルの「大反撃」を食らうことになる。続
続)欧米的理想をローカル社会に受け入れてもらう時に、いかに上から目線にならずに現地社会が大事にしてきた価値観の延長線上に位置付けられるか?は今後どんどん重要になってくる。以下記事で書いた台湾の同性婚の背後にあった深謀遠慮的な話だね。 finders.me/articles.php?i…
その他色んな外交の内幕話として、トランプ、オバマ、金正日、マクロン、キャメロン、メイ、プーチン、メルケル…その他色々がどんな感じでどういう発言をしたとか、「あの会議でこういう事を言ってきたので私がこう言って皆で爆笑になりました」レベルの小話が満載で、単純に面白い本でした。(続
確かに日本には現実のニーズと離れたところで「こういうのがOK」となった所に延々とお金が使われてしまう問題はある。少子高齢化なのに私学助成金貰う私立大学が増え続けたり、空き家が大量に問題になってるのに節税目的のアパートが乱立するとか・・でもそういうのは「巨悪」でなく「小悪の連鎖」 続
新宿辺りで声をかけられ、どんな人がどんな生き方してる世界なのか知りたいと思い、某山手線沿線にある教義を勉強する施設に定期的にしばらく通ってみた。結構システマティックで、講義映像が配信されてるタイプの予備校みたいに、そこに通い一連の講座動画を見てディスカッションする感じ。続
記事中では現行案のスキームを概説し、イコモス案は単に「今あるカネの使いみちを変えればいい」という話ではなく、総工費三千億円をゼロから捻出する必要が出てくる困難があるという事を説明しています。「この困難さ」を理解した上で一緒に解決を目指すなら反対派の運動も意味を持ち得るはず。(続
内容はもう覚えてないが最初は宗教教義!的な話よりは『人に対して誠実に生きるとはどういうことか?人生を有意義なものにするにはどうすればいいか?』みたいなテーマで、教材も講義ビデオでなく一般的な映画(有名なのも結構あった)を見てディスカッションする感じから徐々にステップアップする。続
東京の再開発が最近はワンパターンに陥りがちで、イコモス案が言う「吹田スタジアムの成功例」のように草の根の色々な意見が反映された計画になる事は理想でしょう。その為に必要なのは今よくある「賛成・反対両派に別れた水掛け論」をやめて「具体的な現実の課題」に一緒に集中する意志です。(続
このイコモス案は本当に実現できるなら結構良い案だと思いますが、問題は反対派の人はこのプランの実行面での困難さがどこにあるのかよくわかっていない事なんですね。ただ「今の案に使うカネを流用すればいいのになぜやらないんだ?」という思い違いをしているので、全く話が噛み合ってない。(続
政府批判は大事だが、実態と全然違う方向で全否定し内輪で盛り上がってるだけならマトモな代替勢力として信頼を失うし実質的には自民党のフリーハンドを擁護してるのと同じ。電力問題についてはせめて以下の連続記事のような全体像を最低限理解した上で解決策を考えるべき。 twitter.com/keizokuramoto/…
この記事は告知する前から既にプチバズってるんですが、それだけ多くの人の感情を刺激する要素が詰まっているんでしょう。ここで「若い女子学生を応援できない閉鎖的な日本社会批判」する前に考えるべきは、そもそも「我らが徳島の誇らしい代表」マーケティングだって可能だったはずということで。続
冷戦時代東側諸国で起きた大量の餓死や粛清その他の悲劇を考えれば岸信介の時代にはこういう防波堤を作る合理性もあったが今やもうその必要はないので、これを機会に自民党にはカルトと手を切って貰いたいとは私も思っています。追求する熱情が燃え盛っている人々の行為も意味がある事でしょう。続
そう考えると松本杏奈さんにまつわる世間の感情的コジレは、単に「閉鎖的な日本社会って嫌だよね」で終われない課題を提示している。若い人が争いに巻き込まれてスポイルされないように、米国ではもう手遅れになってしまった「分断」を超えつつ相互尊重できる文化を作っていくのが”大人”の役割です。続