荻野幸太郎 / OGINO, Kotaro(@ogi_fuji_npo)さんの人気ツイート(リツイート順)

中国はその原則を今までなら喜んだだろうけど、これからはどうだろうね。「核心的利益」とかについて、外国にも同調させたいという欲求を、政府だけでなく人民のマインドも含めて、どこまで抑えられるか。
例えば、一部の県で有害図書に指定されている『自殺の歴史』(国書刊行会)ですが、じゃあ、実際問題として、アダルト流通のコーナーにこの本を置けますか、置けたとしてまともに流通できますかと考えると、少なくとも現行の流通の慣習の中では置き場がなくなってしまいそうなわけでして。
欧州機関のデジタル政策によって、世界のインターネットのルールが大きく変わろうとしています。EUに加盟していない国々の法律をも、実質的に上書きしてしまう「ブリュッセル効果」の問題を、争点となっている暗号化技術の基本とともに解説して頂きました。ぜひご覧ください。 youtu.be/quaQP8oyQxQ
「たわわ論争」でにわかに注目されたこちらの論点ですが、自殺報道やタバコ広告など、多岐にわたる表現の間接規制が、国際機関主導の枠組で進みつつあります。 新聞の出版広告の性質から、EU法における共同規制の課題まで、成原先生と寺田先生に解説をして頂きました。ぜひご覧ください。 twitter.com/jfsribbon/stat…
フランスですと、マンガを描く側・出版する側だけではなく、読者さんが作品を持ってるだけ/読んでるだけでも児童ポルノ犯罪になるので、慎重にならざるを得ない事情があります。日本でも同様の法改正を求める声が一部左派勢力を中心に根強いので、原稿自体がいっさい残せなくなる危険があります。 twitter.com/tsugeju/status…
二つの側面がある。 言論の自由が一応ある国では、これまでの私人・私企業の自律性に一定の軸足を置いた共同規制的なガバナンスが破綻するだろう。 一方、独裁的な国では、カリフォルニアの自由なプラットフォームというサンクチュアリが人々から奪われることになる。
アメリカ国内においても州ごとにインターネットが分断されていく時代になるかもしれない。州法によって何がブロックされるかが決まるのだ。 じきにアメリカ人は、他の州での責任追及を恐れて、自分の国を自由に旅行できないようになるかもしれない。 あるいはマスクはそれを見越しているのだろうか。
「コンテンツ自体ではなく広告だから」という意見もありますが、コンテンツが誰かに届くためには、その存在について、不特定多数の人が知ることができる公共圏がどこかにはなくては、機会が成立しないわけです。それは、私たちが自分自身の好きなこと・嫌いなことについて知る権利の問題でもあります。
あちこちのクラスタで、身内同士がいっさいの引っ掛かりや違和感なしに、気持ちよく聞けるレトリックへの純化が進んだ結果、観点や説得の論法を少し変えれば、合意できる余地のある他者とのコミュニケーションのチャンスが、ことごとく潰れていっているのが、今の断絶した状況なんじゃないかねぇ。
侮辱罪の刑が引き上げられるけど、「公然と人を侮辱」の「人」には、個人だけでなく法人も入る。大企業や、大きな宗教団体への批判が侮辱と疑われたら、刑務所送りもあり得るとなれば、現状から推察するに、刑事告訴をチラつかせて言論を封じるという用途で、便利に活用する団体も出てくるだろう。
例えば漫画等の規制問題に関心の高いクラスタの皆さんは既にお気付きでしょうが、AIの論点から微妙にズラされ拡張され、二次創作や非実在青少年の規制が曖昧に混ぜ込まれそうな雰囲気になってきたでしょう? 「AIで絵柄を学習される問題を提起したかっただけなのにどうして?」となりますよねぇ。
情報法分野での解決策は、もう分かりきっていて、被写体の人格的権利を、具体的な請求権として確立することなんですよね。 世界中のどこで、自分の裸や性的行為をしている画像が出回ることになっても、一審専属的な権利としてそれを差止できる実効性を確保する方法が必要なわけで。
日本在住の韓国籍の作家さんが、ネット活動家からの嫌がらせで、韓国の警察当局に、非実在児童ポルノ犯罪の国外犯として大量通報されるなど、国境を超える問題が生じたりすることもあるので、市民社会同士の協力関係の構築というのは、やはり必要になってくるかと思います。
それは「女性的なジェンダーのあり方」と「世間からみなされること」「女性に対して押しつれられること」が多かった要素であって、実は女性でも女性固有のジェンダー表現でもなく、むしろそれを女性とみなす前提で議論が始まることにこそ、問題の本質はあるんじゃないかという気もするわけですよ。
少なくとも、そうした透明性のあるルール作りの中で、電子書籍ストアで小説や漫画が消されたり、タイトルや内容紹介がどんどん伏字だらけになっていくみたいなことは、クレジットカード会社が果たすべき本来の責任あるビジネスの模索とは違うということに、気がついてほしいですよね。
身も蓋もない言い方だけど、心が繊細な人には無理な仕事なんだから、赤松さんが頑張るしかないんだよ。 心が繊細な人には無理だけど、技術の繊細さは要求される、ツラい仕事だから、赤松さんが頑張るんだよ!
東京都の不健全図書に指定されることで、条例が本来想定する効果ではない副作用が、社会実態として生まれてしまい、例えば指定されたBL図書が超大手のプラットフォーム企業等から排除されてしまう現象が発生している以上、そういう趣旨の制度ではない旨を行政として明確化するべきだと思うんですよね。
“端的に言うとNFTはゲームと非常に相性が悪いのに、この矛盾を無視するようにゲーム企業がゴリ押しする姿勢がゲーマーから不誠実だと見做されている。” 【ゲーマーはなぜNFTが嫌いなのか? なぜゲーマーはNFTを嫌うのか?なぜゲーム会社はNFT導入を目論むのか?】 IGN Japan jp.ign.com/games/60833/fe…
そう。何でもかんでも決済させるわけにいかないことも自明で、だからこそルールやアーキテクチャに一定の透明性がこれからは求められて然るべきだし、そのためには消費者/世論が、まずはそうした論点があることを知る必要があると思うわけですよ。
私が見るに、山田太郎さんは、あの辺のオタク系の方々を支持層と確定させたことで、表現の自由以外のオタク的な利害を守らないといけない政治的立場になったんだけど、既に一番比重が大きくなっているそこの政策群に名前を付けないまま今日に至って、赤松さんにもそれが引き継がれたんだよね。
ちょっと気になって検索してみたんですが、アニメイトさん、実店舗だけでなく、通販でも成人向け図書の取扱いを停止したんですかね。新しい本でも「販売終了」の表示が多いような……
著作権の人格権的な側面は、本来こういう分野でこそ活用されるべきと私は思うんですよ。現在は複製権・翻案権を強引に拡張するためのダシになってる著作者人格権ですけど。 したくない表現を強制されない権利、してもいない表現をしたことにされない権利、そういう人格的利益を守ることが本来のはず。
与党案のままだと警察がやりたい放題、立民案のままだとカルト教団やストーカーがやりたい放題になってしまうので、すり合わせをして、ちゃんと危険をなくしてほしい。
例えどんなに酷い出演被害でも、着エロだって理由で摘発できないのが175条。自分で自分を撮影して自分でポルノサイトにアップロードしても、モザイクが薄いという理由で被写体本人が摘発されるのが175条。こんなくだらない法律もないだろう。
不健全図書の審査を公開できない理由がいくつかあるのは分かるけど、その議事録を、どの委員が発言したかを匿名化したまま、3年たったら廃棄してしまうという運用を続けることに合理性はあるんだろうか。 行政の在り方を歴史的に検証するためにも、一定期間が経過した後は、匿名化から戻してはどうか。