どうもこう、先端的な「ルッキズム」の議論って、外見が気持ちが悪いと一般社会で広く認識されて、例えば学校で、殴られたり、蹴られたり、持ち物をトイレや用水路に捨てられたりしているような人たちが受けている類の、外見に基づく不当な扱いからは、目を背けているように見えてしまってですねぇ。
描写は、児童権利委員会の文書等にも登場する「depict(描写する)」に対応した訳語で、以前から強硬派の反ポルノ団体が、特に小説における架空の青少年の性的描写を児童ポルノ犯罪として重罰化するためのロビイングで提唱してきたものなんですよね。 twitter.com/yamadataro43/s…
「表現の自由」の問題という以上に、「自分たちとは異なる物語の中で性を語ろうとする人たちに対する偏見や憎悪」が横たわっているように見え、これから共産党の方々とどのように話し合っていくことができるのか、とても暗い気持ちになりました。 twitter.com/nmisaki/status…
こういう共産党みたいなアプローチなら、ポルノ消費者やポルノ産業にとっては当面は痛くもかゆくもないでしょうけど、自分の心の中にあることを考えるためにイラストや文章をかいたり、それを誰かと共有するために同人活動するような人にとっては、かなりつらい状況になるだろうなと心配しています。
店内でのゾーニングでは不十分といって、「流通のゾーニング」をしていくと、アダルト商品だけを特定の店に集めことになるわけじゃないですか。すると、そこはもう一般の本屋とかソフト屋ではなく、アダルト販売店になるので、風営法の対象になって、今度は「街からのゾーニング」の話になるんですよ。
ちょっと皮肉な話なんですけど、ゾーニングをすればするほど、いかがわしさや不愉快さが濃縮していくので、さらにゾーニングが必要になっていくという現象があってですねぇ。
海外の商業主義的な一部のメディア関係者からも、共産党の方針を支持する声が上がり始めましたね。 法規制によるリーガルリスクは避けたい一方、ビジネス上扱いやすいコンテンツだけが生み出されるよう、日本の創作環境や創作文化ごと脱臭したいという声は、先日の角川の偉い人だけではないのです。
漫画家の赤松健さんが、自身の作品までもが、Appleによって検閲されている現状を語っていますね。 IT事業者による電子書籍の検閲の拡大は、電気通信の中立性を事実上歪めているともいえ、弊害が大きいです。海外の巨大IT企業の横暴を、このまま政治が見過ごしていいのか、考えていく必要がありますね。 twitter.com/nakatanimotosi…
反ポルノ団体とマスコミのキャンペーンによって、クレジットカード会社が性表現規制に加担した経緯と、セックスワーカーの運動によってそれが覆った経緯が簡潔にまとまっている。 例によってカード会社側は手の内を明かさないため、コンテンツプロバイダーから漏れ伝わる情報以外、ブラックボックス。 twitter.com/webronza/statu…
前回の女性差別撤廃条約の日本審査から5年がたち、初の簡易審査もあったことから、マンガやアニメの性表現規制を国際的にロビイングされている活動家の皆さんが、海外メディアなどを使って、色々と動かれていますね。国内の一部左派政党にも連動する動きが見られるので注視する必要があります。
WHOが、ゲーム症問題で、アジアの大国からの圧力を受けて十分な根拠なくICDに盛り込んだのではないかという関係者の証言のリークが出始めましたけど、ちょっと深刻な議論になるかもしれませんね。
今のところ英語圏のニュース読者は中国の存在を感じ取っている反応が多いようですが、事情通の人たちからは、それはどうも我が国の機関らしい、と。。こちらも議論になりそうですね。
犯罪行動学等の見地から、「子どもに性的に惹きつけられるだけの人」と、「子どもに対する性犯罪行為に及ぶ人」との違いについての研究発表した米国の犯罪学者が、ペドフィリア擁護との批判を浴びて、大学を追われそうになっていると、米国犯罪学会のクイア犯罪学部門が救援嘆願活動中との報道。 twitter.com/QueerCrimASC/s…
「家庭福祉」という切り口から子どもを扱う厚労省、「学校教育」という切り口から子どもを扱う文科省では、子ども固有の利害に基づいた政策展開ができず、命を落としていく子どもたちがいるから、「こども庁」が必要とされたわけで、「子ども家庭庁」なら、今まで通り厚労省でやれよって話なんですよ。
グーグルが、ユーザーのgmailやドライブをスキャンして見つけたマンガ画像を、児童ポルノとしてカンザス州の捜査当局に差し出したことが問題となっています。 フォーブスからも、このようなテック企業の方向性を疑問視する記事が出て、ネットワーカーの間で議論になっています。 twitter.com/Forbes/status/…
年が開けて、国連でサイバー犯罪条約の改訂作業が始まるけど、酷い方向性になりそうですよ。 欧州評議会から国連に場が移るんですが、ロシアと中国の主導で、表現の自由とプライバシーをかなり奪う方向に誘導され、近頃表現の自由の旗色が悪い欧米先進国が追随する構図。 afpbb.com/articles/-/334…
国連機関の勧告に従うと、18歳未満の非実在人物のあからさまな性描写を児童ポルノ犯罪化しないとならなくなるので、例えば、日本国内に大量にある資料ですと、星矢とかトルーパーの成人向け同人誌等の保存が児童ポルノ所持の重罪になってしまうので、上手く変えてもらう必要があるかとは思いますね。
“だが、撮影・発表されたのが今日の世界であったとしたら、この写真は「児童ポルノ」にさせられずに済んだであろうか” “インターネット上の善意溢れる人々と悪意溢れる人々の、ある種の共犯関係によって、歴史的価値を獲得する前に、「児童ポルノ」の烙印を押されて封印されてしまったのではないか” twitter.com/jfsribbon/stat…
全米反検閲連盟が、戦時下の文化的ボイコットに反対する緊急声明を発表。 プーチンに反対するなら、彼に近いとされる芸術家を排除するのではなく、プーチンに検閲された人々を支援しようと呼びかけている。 ncac.org/news/free-spee…
宗教に対する批判的言及については、政治家に対する批判に準じて、公益性をもう少し広く認めていかないと、市民社会の維持自体が困難になっていくんじゃないかねぇ。
侮辱罪の刑が引き上げられるけど、「公然と人を侮辱」の「人」には、個人だけでなく法人も入る。大企業や、大きな宗教団体への批判が侮辱と疑われたら、刑務所送りもあり得るとなれば、現状から推察するに、刑事告訴をチラつかせて言論を封じるという用途で、便利に活用する団体も出てくるだろう。
ダウンロードの違法化・犯罪化問題のとき、私は同じ審議会にいた出版業界のトップに、はっきりお伝えしたんですよ。「目先の利益のために、こういう筋の悪い表現規制立法に賛成すれば、純粋なエンタメ表現とかはいいかもしれないけど、報道されたくない人たちに使われますよ」と。
大量に著作権侵害の申立てを行って、批判的な報道や論評をインターネット上から次々に消している勢力がいくつかあることは、新聞業界も出版業界も放送業界も分かっていたはずなのに、その対策の手当の条文をちょっと入れることにすら、マスコミ業界をあげて、頑なに抵抗し続けたんだよね。
件の日経新聞広告の件は、出稿側がナタリーの記事に語ったことが批判の根拠になっている一方、日経新聞に掲載された広告自体には、その話は書かれていないというのがポイントだねぇ。
小説とか漫画とか映画というのは、作家性のある表現物ですので、そうした作品の広告について、他の商品広告と同じようにアンコンシャスバイアス解消の観点からの制約を国連機関などが制度的に求めるのは、人文的にも非常に問題が出てくるように思います。