反ポルノ団体とマスコミのキャンペーンによって、クレジットカード会社が性表現規制に加担した経緯と、セックスワーカーの運動によってそれが覆った経緯が簡潔にまとまっている。 例によってカード会社側は手の内を明かさないため、コンテンツプロバイダーから漏れ伝わる情報以外、ブラックボックス。 twitter.com/webronza/statu…
漫画家の赤松健さんが、自身の作品までもが、Appleによって検閲されている現状を語っていますね。 IT事業者による電子書籍の検閲の拡大は、電気通信の中立性を事実上歪めているともいえ、弊害が大きいです。海外の巨大IT企業の横暴を、このまま政治が見過ごしていいのか、考えていく必要がありますね。 twitter.com/nakatanimotosi…
海外の商業主義的な一部のメディア関係者からも、共産党の方針を支持する声が上がり始めましたね。 法規制によるリーガルリスクは避けたい一方、ビジネス上扱いやすいコンテンツだけが生み出されるよう、日本の創作環境や創作文化ごと脱臭したいという声は、先日の角川の偉い人だけではないのです。
ちょっと皮肉な話なんですけど、ゾーニングをすればするほど、いかがわしさや不愉快さが濃縮していくので、さらにゾーニングが必要になっていくという現象があってですねぇ。
店内でのゾーニングでは不十分といって、「流通のゾーニング」をしていくと、アダルト商品だけを特定の店に集めことになるわけじゃないですか。すると、そこはもう一般の本屋とかソフト屋ではなく、アダルト販売店になるので、風営法の対象になって、今度は「街からのゾーニング」の話になるんですよ。
こういう共産党みたいなアプローチなら、ポルノ消費者やポルノ産業にとっては当面は痛くもかゆくもないでしょうけど、自分の心の中にあることを考えるためにイラストや文章をかいたり、それを誰かと共有するために同人活動するような人にとっては、かなりつらい状況になるだろうなと心配しています。
「表現の自由」の問題という以上に、「自分たちとは異なる物語の中で性を語ろうとする人たちに対する偏見や憎悪」が横たわっているように見え、これから共産党の方々とどのように話し合っていくことができるのか、とても暗い気持ちになりました。 twitter.com/nmisaki/status…
描写は、児童権利委員会の文書等にも登場する「depict(描写する)」に対応した訳語で、以前から強硬派の反ポルノ団体が、特に小説における架空の青少年の性的描写を児童ポルノ犯罪として重罰化するためのロビイングで提唱してきたものなんですよね。 twitter.com/yamadataro43/s…
どうもこう、先端的な「ルッキズム」の議論って、外見が気持ちが悪いと一般社会で広く認識されて、例えば学校で、殴られたり、蹴られたり、持ち物をトイレや用水路に捨てられたりしているような人たちが受けている類の、外見に基づく不当な扱いからは、目を背けているように見えてしまってですねぇ。
マンガやアニメでの描写を、実際の暴力や搾取を容認させることに繋がるという認識を確定的に示してしまった、と。
あら、共産党さんは、 非実在児童ポルノに関して大きな方針転換の模様。 jcp.or.jp/web_policy/202…
立憲民主党はかなり踏み込んで、メディアの性・暴力表現について、心理的影響の見地から対策を考えることをわざわざ政策の柱に盛り込んでおり、パターナリスティックな保護の対象を、既存制度の子どものみから、女性・障害者・高齢者に拡大するとのことなので、影響が甚大になりそうですね。
さいとう・たかを先生は、2010年の非実在条例から2014年の漫画規制検討条項の頃、大変お世話になった漫画家のお一人でした。当時も、体調があまり優れないとうかがっておりましたが、政治家に大ファンが多いということもあり、色々とお願いをして、無理を聞いて頂いたこともありました。
本来なら、感染拡大防止のために事業を自粛をしてくれたイベント主催者にお金を出して、何とか体力を持続させてもらう、というインセンティブであるべきなのに、アウトプットにしか補助金が出せないという官僚主義的発想で制度設計が歪んでいる。本当に政治主導が必要なのはこういうとこだろうに。
日本の夏というのは、人がすぐに死んじゃう危険な季節なんだ、寒い地域の冬のように本当に危険なんだという認識を、もっと共有していかないといけない気がするよ。
角川の偉い人の本音としては、中国に進出しても何の摩擦もなく受け入れられるクリエイターやコンテンツになるよう、あらかじめマンガやラノベの国内市場や文化的土壌を漂白しときたいということなんだろうか。そうだとしたら、それなりに現実味のある話として迫ってきそうだし、本当に怖い未来だなぁ。
角川の偉い人が、マンガ規制をやるべきだと定期的に観測気球のようにあげていて、ちょっと不安ですねぇ。しかも今回は、実際の被害者がいるグラビア問題よりも、マンガの方を規制しろという趣旨だし…… news.yahoo.co.jp/articles/f924c…
海外のメディアや識者は、ミスリードに気が付いたのか、小林氏のやったことを、「ユダヤ人虐殺を揶揄した」とは言わず、「スケッチの登場人物に、ユダヤ人虐殺を揶揄するようなセリフがあった」と慎重に事実評価するようになってきた。逆に、日本側の政治家やメディアがそこを区別しない感じ。
EUは、電子メールの内容が児童ポルノ・児童買春っぽい感じがすると、警察に自動的に通報される仕組を導入。 まともな政治家や専門家は当然反対なんだけど、ペドフィリア扱いされて吊るし上げられることを恐れて、議論の展開がほとんどできないまま、押し切られていく構図。 forbesjapan.com/articles/detai…
以前から一部では議論のあった、「有害図書」として規制の必要性が本当に高いのは、フィクションであることが明示されたマンガなんかではなく、差し迫った危険のある嘘の医療情報とかなのではないかというご指摘。 twitter.com/georgebest1969…
これを著作権法の話にするのは違うだろう。弁護士ドットコムさん、ちょっとダメだねぇ。 twitter.com/bengo4topics/s…
オリンピックの組織運営側って、知財を悪用した表現規制を次から次へと打ち出してきちゃって、本当に困る。その辺の意識改革もして欲しい。
著作権侵害罪の拡大、特に情報の受け手側の罪を問うような態様での拡大は、報道の自由にこそクリティカルに影響するとさんざん警告したのに、雑誌も新聞も、経営サイドが著作権ホルダー側の発想で凝り固まってしまっていて、こういう問題を理解しようとしなかったんだよね。
ほらね。私が文化庁の審議会でさんざん警告した通り、内部告発で流出した情報が報道されるのを封じる手段として著作権が主張される蓋然性は極めて高いんですよ。 報道記事をダウンロードした側、つまり雑誌や新聞のネット記事の読者側まで刑事罰を受ける危険が生じてしまったのが現在の状況。
みんな、安易に「ゾーニングすればいい」っていうけどさ。ゾーニングされるってことは、一歩間違えるとスティグマ化されて、社会的に不安定な立場に追いやられ、不動産屋とか金融機関とかからも足元をみられるようになるってことなんだよね。クレジットカードの件もその一つなんだよ。