カスガ(@kasuga391)さんの人気ツイート(古い順)

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もしも現代人の幼児たちがすべての文明の記録を奪われて、どこかの惑星に置き去りにされたなら、たとえ生き残れたとしても、現代の文明を取り戻すには再び一万年を必要とするであろう。
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現役女子小学生が接客してくれるお店。
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以前にもツイートした話題だけど、「内容を説明した書籍タイトル」だけじゃなく「内容を説明した章タイトル」も流行ってくれないかしらん。 twitter.com/kasuga391/stat…
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「児童の家内労働問題を『じゃりン子チエ』で喩える」というのは、「高齢ニート問題を『マカロニほうれん荘』で喩える」「教育崩壊を『うる星やつら』で喩える」と同レベルだと思うんですが。
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「機械に自我は宿るか?」 「機械は意思を持つか?」 みたいな周回遅れの問い掛けを見るたびにモヤモヤする。 正確には 「人間は機械の中に自我を見出しうるか?」 「人間は機械の中に意思を見出しうるか?」 と問い掛けるべきなのに。
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この手の“校正”で元作品の意図が失われてしまった有名な例としては、『不思議の国のアリス』1896年版の序文がある。 twitter.com/kawai_shichite…
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この序文でキャロルは「カラスと書き物机が似ているのはなぜか?」というなぞなぞの答えを求める読者に対して、「どちらもnote(鳴声/手紙)を出すのに適していますが、それはflat(平板/退屈)なものです。そして、どちらも前後を間違えたりは絶対に(never)しません!」という回答を返していた。
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後半の「前後を間違えたりは絶対にしません」という部分は明らかに不自然で、キャロルがこの言葉に含めた意味はずっと謎のままであった。
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ところが、1976年にキャロル研究家のデニス・クラッチの発見により、実は最初の1896年の版でのみ、このくだりの「never」が「nevar」と綴られていたことが明らかになった。
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つまり、この部分は「前後を間違えたりはしない」と言っておきながら、カラス(raven)の前後を間違えて「nevar」と書いているという駄洒落であった。ところがその意図に気付かなかった校正係が、以降の版で綴りを「never」に“校正”してしまったのである。
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世の中には、「誰かに無償で絵を依頼する行為」が、「その人に対する好意の表明」や「コミュニケーションのきっかけ」になると本気で考えてる人が結構いるんだよ。
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私元ふたば民だし、画像レス文化にあんまり目くじらは立てたくないのだけど、twitterでよく見る 「(画像レスに対して)それ、元は何の画像なんですか?」 「拾い画像なんでわかりません」 というやり取りを見るたびに、「おいおい」と言いたくなる。
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謝罪文から誠意を取り除く一番手っ取り早い方法は、「不快な思いをさせて申し訳ありません」のひと言を書き加えることだと思う。
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本来謝罪すべきなのは「自分が間違っていたこと」であって、「相手に不快な思いをさせたこと」ではないし、正しいことや必要なことをしていても、誰かに不快な思いをさせる場合はあるのだから。
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そう言えば、昔Wikipediaで「日本語ネイティブは決して『どういたしまして』なんて表現は使わない」と主張する海外の方と言い争いになったことがあったなあ。あの人もどっかの日本人から「『どういたしまして』は不自然な表現です」と吹き込まれたのかもしれない。 twitter.com/suttake/status…
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そう言えば、昔読んだ日米文化の本に「日本人に皮肉を言ってはならない。彼らは皮肉を字義通りに受け止めてしまうから」とか書いてあって、んなわけあるかっと思ったが、twitterを始めてからはその自信がぐらついてきた。
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この「皮肉」ってのはirony、いわゆる「反語」のことで、散らかった部屋を見て「綺麗に片付けてるんだねえ」とか言うようなアレです。
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あと「皮肉」に慣れてないから、「掃除した方がいいんじゃないか」みたいな直接的な言い方を避けた「綺麗な部屋だねえ」程度の発言でも、「辛辣な嫌味」「攻撃」と受け止めてしまうってのもあるかも。
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この話題に、「それは現代純文学の話なのでは?」というレスが付いてたけど、私の「純文学」のイメージは、肺の中に睡蓮が咲く病気になったり、赤ん坊の屍体を蟻が引きずって行ったり、ホルマリンの水槽に漬けられた死体を洗ったり、そういう話なので、純文学でこそタブーというイメージは全然ないな。 twitter.com/SagamiNoriaki/…
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創作やってる人が陥る病気のひとつに、「今描いてる作品が突然につまらなく思えてくる病気」というのがあって、「こんな作品を仕上げても時間の無駄だからやめよう」と投げ出してしまいたくなるけれど、たとえどれだけ駄作に思えても、一度描き始めた作品は完成まで持っていった方がいい。
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なんで投げ出さない方がいいかと言うと、今の話を投げ出して別のプロットで描き始めても、最初は面白く思えた新しい話も、またつまらなく感じられだして、結局はどんな作品も完成できなくなる悪循環に陥る可能性が、非常に高いからだ。
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作品のアイデアを得るときには、まずは脳内に「完成作品の理想形」が漠然と浮かんでいるものだが、それを現実の作品に落とし込む過程では、その理想をうまく言語化や映像化できなかったり、適切にプロットの要素を配分できなかったりで、理想形そのものの作品が仕上がることは、まずない。
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そして作者は「完成作品の理想形」と「現実に仕上がった作品」の落差に、「こんなはずじゃなかった」と落胆するのだけど、それは「理想」と「現実」を比較しているためで、そもそも読者の方は最初から理想の方は知らないのだから。
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ところで「タイトルは思い出せないけど星新一で見たような気がする」というコメントは、そろそろ法律で取り締まって欲しい。
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pixivで뷰티풀군바리(ビューティフル・グンバリ)という謎のタグを発見したので調べてみたら、「大韓民国で女性徴兵制が導入された世界」を描いた韓国のweb漫画なんだそうな(「グンバリ」は韓国で軍人が自分を自嘲的に呼ぶのに使う言葉)。 m.comic.naver.com/webtoon/list?t…