なんとなくモヤモヤしてたのがすっきりした。完全競争市場であるならば転売屋がいてもいいという理屈は成立する(そのうち必ず市場が淘汰する)のだけれど、独占市場での価格決定だから、生産者と消費者が想定している需要関数を横から壊しにくる転売屋は市場をクラッシュさせるのでダメだ。終わり。
これ、行動経済学にあったな。無料のサービスには恐縮するが、お金を払ったら当然の権利になってしまう。だから締切を破った時に追加料金を求めると、対価の「当然の権利」として締切を破るようになる。 twitter.com/kuma_neko_/sta…
うーんこれはかなり重大な変更だな。変更前は、殺人者自身も作者の分身として描かれていたのに、殺人犯がチープなテンプレ殺人鬼、つまり完全に赤の他人たる他者になってしまった。この書き換えという物語が付与されることで、一層この「殺人者」は社会から切断されてしまった。
我々は社会全体で殺人者を切り捨てるのだ、という覚悟を持つ合意が取れるなら、まあそれはそれでもいいと思うのだが。殺人犯でも包摂せい、表現はパージせいじゃあなあ。
どうして「殺人者を描くこと」と「殺人を実行にうつす」ことの区別がつかない人が多いのかが分からないんだが、分からない人が多いといことだけは残念ながら分かってる。 twitter.com/otsune/status/…
『ジョーカー』への拒否反応とおんなじようなもんで、「オマエの中にも殺人の衝動があるだろう」とか「オマエにも差別意識はあるだろう」みたいなことを表現として提示されると一気にパニックになってとにかく周囲へ攻撃を始めるような人達にこそ、一番社会的なケアが必要なのではないんだろうか。
「僕自身も殺人者になるかもしれない」という不安感を表現として描写するという、異端者を包摂可能な共感のスイッチを押すことのできる、社会的には非常に安全な行為のハードルが異様に高くなっている、それは憂慮するべき事態だと思いますよ。
しかし、殺人者は殺人者らしく描かれねばならないなんて発想、それこそファシズムの腐臭なり軍靴の音なりせんのかな。ミステリ界隈が積み上げた理屈を出版社が忘れてというのも「反知性主義(誤用の方)」なんじゃないのかね。新本格が焼かれそうになった時に作家が真剣に反論し続けた火も消えたのか。
全くだ。俺もそう読んだが、そう読めない人がいる。むしろあれはかなり危険なんだ。加害者を明らかに他者化したし、絵を描く「我々」から完全に外部の人間にしてしまった。彼は「我々」の中にいなきゃいけない。いやしかしなんで俺がこんな大塚英志みたいなこと言わにゃあかんのだ。 twitter.com/anatatachi_ohn…
「誰も傷つけない表現は可能です」と素人の読者さんが断言して、大体の作家がこっそり「無理だよ誰かは泣くんだよ」ってつぶやいてるの、技術オンチ無茶振り上司に「だからそんなシステムはこの人と納期と機材じゃ組めませんよ……」という不毛な説得をしているプログラマと似てない? 似てないかな。
なんで、マンガ研究してるわけじゃない人にマンガの話を聞くのかというと、まともなマンガ・アニメ等の研究者は、「表現から社会を切る」をしないからです。「この作品はこのようなものですね」までしか言わない。冷静になってよ、「最近の若者は文字の呪術性を信じ云々」とか言わないよまともな人は。 twitter.com/asahi/status/1…
はっきり言うがこういう人達は悪しき見本なので早く引退してほしい。
社会を切りたきゃ社会学でも政治学でも経済学でも勉強して切れ。学部教養程度くらいまでは学べ。俺はMとDの時は学んだぞ、少し真面目に教科書読んで論文引けば世相なんぞ切り放題よ。 でも社会や世相を切るのにマンガ作品の特徴から考えるのは、まず間違うから止めとけ。せめてその読者の属性にしろ。
マンガ表現の特徴を社会で起きてることに直結するな。声を大にして言うぞ。 「それはマンガだーっ!! 統計資料でも白書でも報告書でも実験ノートでもない、フィクションマンガだ! 表現に事実ぽさはあれども事実はないぞ!」 若者のこと知りたきゃ若者を調べろ。マンガの話はマンガの話としてやれ。
オウムや911のような大規模テロを実行するには、莫大な資金と、長期に渡る準備期間と、そして高い技量を持つ多数の狂った技術者が必要で、当時でも非常に困難だったしこの20年間でさらに対策が行われた。凡人にテロが出来ない社会システム、実は割と出来上がってるんではなかろうか。すごいことよ。
いや、ガソリンでテロは出来たじゃないかと。確かにそうだ。が、あの痛ましい事件後は、相当困難化したと言っていいのではないか。だから今回はそういうことが出来なかったと。
デジタル庁、非難轟々らしいから、屁理屈の天才たる俺が絶対に擁護してやろうと心に決めて読んだけどかなり心折れた。第一声が「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を目指しちゃダメなんじゃね。「ヒャッハー!! 俺についてこれるのか? オマエのスピードで!?」をまずやらんとさ……。
いきなり振り返ってちゃダメだろ、前を見て行く先を決めろよ……。なんだよその「振り返って体験して見直す」って3アジェンダは。振り返りと見直しって意味がおんなじじゃん。こんなの校正さんに怒られるよ。バカなの? 基本3アジェンダすら推敲してないの? digital-days.digital.go.jp
「なぜ日本から世界最先端のIT技術が生まれてこないのか」という無限に繰り返された疑問への回答、このデジタル庁のページで全国民に分かるよう示されたよね。「振り返り」と「見直し」が政府の方針だからだよ。技術者や研究者に「前だけ見て突っ走れ」って誰も言わんからよ。 twitter.com/mishiki/status…
これは「この広告動画が不快です」とAmazonのサポート訴えると、その個人に対してはサポートが手動で配信を止めてくれます。この現行のやり方はAmazon側にも相当手数がかかるので、大勢が要求すれば特定商広告のオプトアウトがシステム化されると思います。 twitter.com/merec0/status/…
いやいやGoogle先生、ちょっと落ち着いて。こういう時はとりあえず外務省のデータ見てみましょう。 > 「薬草」(15%) お、初めてみる貿易品目だな!(白目) mofa.go.jp/mofaj/area/afg… twitter.com/muhedoruri/sta…
一応 "site: mofa.go.jp 貿易品 薬草" をかけてみたけど、アフガニスタン以外に「薬草」を貿易品目に挙げてる国って1カ国もないよね? じゃあこの「薬草」ってのはマジで合法な範囲での草wwwの統計なのか。あれ、これは草っつーか種か?
ちょっと結論を出すのは早いのかもしれないが、疲れのケシ飛ぶ薬草についてもちゃんと貿易統計の数字として外務省のサイトにも載っているのなら中々豪気である。なんか乾いた笑いの出る題材だけど、ブラックマーケットをどれだけ統計に載せるべきかという問題として最前線の課題なのかも。
山形浩生に基本的な英語の説教をしているリプライを見て「Twitter……こんなになってしまって……」という憐憫のような情を催さずにはいられない。
イヤなものを観た。慣れない新人に重い荷物運ばせて、怪我したり荷物壊れたらどうすんだろ。どうせ有期だし責任おっ被せて追い出しちまえなのか、それとも階段から落ちて半身不随になったりしても死ぬまで面倒見る根性でもあるのか。この接客の正解は「エレベーターでもう一往復する」でしょう。 twitter.com/eternal2001/st…