spartacus alias『消え去る立法者』(@accentdeverite)さんの人気ツイート(リツイート順)

宇都宮けんじという人は、いつも、正直者がバカを見るというか、真面目にだけやっていても決して報われない、現代日本の宿痾を体現するような役を演じさせられていてる。・・・彼を見る度、かつてあんなに待望されていたポスト工業化社会は、蓋を開けてみたら、哀れ、こんな世界だったのよ、と思う。
古井由吉が東大文学部でやった講演。なにか深くすさまじい印象を残すものだった。 講演「翻訳と創作と」 | UTokyo TV todai.tv/contents-list/…
大体万策尽きると「兵隊」の根性のせいにするのが、われらが大日本国の伝統である。この「労働者のスキル」って、ほとんど、もっとよく働け、程度の意味だろう。何が経済学者だか。 twitter.com/NTR66802653/st…
パリやベルリンでは水道再公営化の流れだ、とかコメントがついているが、日本人が参考にすべきは、もうヨーロッパの「先進国」ではなくて、かつての富の集積たる公共財を切り売りして財政難を凌ごうとし、生活費上がりまくった挙句、国家ごと破産した、アルゼンチンみたいな国じゃないか。 twitter.com/nikkei/status/…
ここ数年、中国の報道官とか外交官の会見の映像を見ることが多くなった。ともかく眉目秀麗・頭脳明晰・冷徹無比といった国家エリートたちが続々と登場するので、文章がなかなか終わらせられない日本の老人政治家とか、TVキャスターあがりの合衆国の報道官などと比べて、まあかないっこないなと思う。
昔、酒場で遭遇した西部邁が「同性愛者が隣に引っ越してきたら俺は引っ越す」と言った端からプラトンを云々するので、カチンときて、「プラトンも同性愛者ですけどね」と半畳入れて席を立たせたことがあった。褒められたもんじゃないが「俺は引っ越す」というのは、西部さんなりの慎みでもあったな。
制服廃止みたいな「セコイ」話は、高校全共闘「後」、むしろ「民青的」な運動だった、との指摘あり。ーそれも承知の上で、ポスト全共闘現象に、今や右から左まで「タダ乗り」して(右の「リベラルのバーカ」からリベラルの「暴力は良くない」まで)「自由でのびのび」はないだろ、とふと思ったまで。
ブルガリアの空港で乗ったタクシーの運転手が、大学で心理学をやった男だった。空港とホテルの間、行き帰りも同じ運転手にあたり、色々話を聞いた。昔は食えたが自由がなかったから、みんな蜂起した、でもいまや自由にはなったが、金がないから誰も外国には行けない、と言ったのをよく覚えている。
英語中心主義で国民の資産が減少する典型例でしょう。
73才だった。
じゃあ今度一つ、自民党の党内人事に共産党から外部委員でも招いて選考してみたらいい。 twitter.com/okisayaka/stat…
フランス語、読める人はまだいるのだが、どんどん文学、哲学中心になっていて、歴史学含め、社会科学系はもうほとんど絶滅危惧種だろう。デュルケムとかモースとか、フランス語で読める社会学者が今どれほどいるのか。
これでテロリズムに抗して民主主義を守れとか、みんながこぞって言い、それによってますます民主主義もへったくれもあったもんじゃなくなるんだろうなあ。
このニュースで、東京芸大の現学長が日比野克彦であることを知って驚く。 この藝大の惨状にせよ、国立大学法人の卓越大学構想にせよ、「帝大解体」はいまや国家と資本の主導で加速度的に進行している。 news.yahoo.co.jp/articles/47c2a…
日本語では「国民nation」という言葉が人間集団を指すこと、これが「国家State」とは異なること(対立概念でさえありうること)さえ一般常識になっていない。「人民」という言葉の忌避にしても、政治的主体になりうる集団に名を与えることそのものが組織的に抑圧されているのだと思う。
大阪の友人は、この間のコロナ騒動下に、吉村某や松井某や橋下某がしょっちゅうTVに出てくるのにウンザリしていたが、たしかに、安倍政権の人気が落ちると「野党」ぶって維新が出てきて、政権批判を吸収するという構図は、安倍政権の統治技法かも知れない。
中年疲れ易く学なり難し
国民文庫版『資本論』訳者の岡崎次郎、岩波文庫訳もほとんど一人でやりながら、名義は師匠・向坂逸郎に奪われ(アカハラ、パワハラの類)、恨み骨髄で晩年奥さんと失踪したのは知っていたが、『資本論』訳で滅茶苦茶儲かったので、「失踪」中、移動は全部タクシーだったという驚愕すべき話を聞く。
友人のフランス人歴史家によると、あちらでも人文系の退潮は著しく、哲学と文学には学生が減っているが、歴史学だけ別らしい。歴史学が国民的同一性の支柱で、歴史家が一般向けに書くことが多い(政治家も必ず歴史的エッセーを書く)という特殊事情はあるにせよ、ではなぜ・・・(続)
フランス暴動、人種や郊外の問題として語られるが、問題はまず、マクロン政権下の警察力行使による死者の飛躍的増大だ。2017年以来86人、この2年に44人。同期間、日本の死刑執行数が各26、4であるのを思えば、フランスの警察の弾圧がどれほどひどいか分かる。 politis.fr/articles/2023/…
論文を何語で書くべきか、とかいう話を真剣に研究者がしているのをみると、いつも少し鼻白む。英語で書くとオーディエンスが飛躍的に増えるというのも多分に幻想で、論文って基本的に専門的になればなるほど、大体世界中で20人くらいの人しか読んでわからないものだと蓮實重彦先生も言っておられた。
性差の平等はボスとそれ以外の不平等を解消しないのだな(そうなのだろうかーメスのボスになると何がどう変わるのか)とか、力が問題にならなくなると途端にメスがボスになるのはなぜだろうかとか、色々興味は尽きない。ー「ヒトの解剖がサルの解剖に役立つ」のであって、逆ではないにせよ。
公園のベンチでホームレスの排除のために記の仕切りが打ち付けられているのを見る度に、公園にホームレスの居場所も作れないで何がダイバーシティだと思う。
ここで、三船敏郎が一人「快哉を叫んだ」と書いているのが、いかにも三船敏郎らしく突出しているなと思ったら、三船は玉音放送を熊本の特攻隊基地で聞かされたらしかった。 twitter.com/maGuremono/sta…
大学に就職して初めて教授会に出たとき、出席している教員たちのほとんどが内職しているか、居眠りしているかで驚かされたことがある。しかしオンライン開催で、教授会中にアイロン掛けできる時代が来るとは思っていなかった。