古田彩 Aya FURUTA(@ayafuruta)さんの人気ツイート(新しい順)

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貝紫を使った染色の記録は紀元前15世紀,古代メソポタミアの「ヌジ文書」まで遡る。1匹の貝からわずかしか採れない希少性と,過酷な環境でも色褪せない堅牢さから珍重され,ローマ帝国では皇帝の権力を象徴する色となった。だがその染色技術は,ビザンティン帝国の滅亡とともに失われた。
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イスラエル考古学庁などが,この染料が地中海にすむ巻貝から作った「貝紫」だとつきとめた。この貝は獲物に毒を注入し麻痺させるが,その分泌物を光と空気にさらすと,鮮やかな紫色に変化する。発売中の日経サイエンス5月号「色彩の科学」で,田中陵二先生に解説して頂いた。nikkei-science.com/202105_022.html
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イスラエルのティムナ渓谷で見つかった,紀元前10~11世紀の羊毛の色がすごい。日本でいえば縄文時代,彼の地では旧約聖書の時代のもので,ゆうに3000年はたっている。そんな昔の糸が,いまだ目の覚めるような鮮やかさ。afpbb.com/articles/-/332…
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twitterが最も有意義な使われ方をした一例w twitter.com/hashimoto_toky…
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元記事が秀逸なんだろうと思うが,翻訳が輪をかけて面白い面白い。バイオを知らなくても,mRNAワクチンってどんなものか想像できる。 note.com/yubais/n/n349a…
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12月28日に,流行が始まってから1年間の科学研究を総まとめした『ちゃんと知りたい! 新型コロナの科学』という本を出した。うちとしては初の電子書籍も同時に発売した。筆者は,お正月に会話してからずっとうちの解説を書いてきた出村記者。 nikkei-science.com/page/sci_book/…
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「祖父が山本で、父が鈴木で、孫が田中みたいなことになる」に思わず吹いた。今,日本全国ほとんどのご家庭で,祖母が山本で,母が鈴木で,孫が田中みたいなことになってるんですが……。ナチュラルに女が視界に入ってないって現象,ほんとあるあるなんだよなあ。news.yahoo.co.jp/articles/055a5…
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おお。ついに日本企業がゲート型量子コンピュータに手を上げたか。しかもハードは超電導とNVセンターの二本立て。共同研究先は東大中村研,阪大藤井研,蘭デルフト大で,大学側のタッグも強い。これは楽しみ。 news.mynavi.jp/article/202010…
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「現在の日本でどのような国の未来像が描かれているのか(そもそも描かれている未来像があるのか)不明だが、科学や文化の発展がそれほど国の在り方にとって重要だと見なされていないのは間違いない」 うーむ,科学史の専門家にもやっぱりそう見えるのか。 gendai.ismedia.jp/articles/-/763…
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ノーベル物理学賞の速報解説を公開しました。 nikkei-science.com/?p=62392
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ノーベル生理学・医学賞の速報解説をアップしました。 nikkei-science.com/?p=62394
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とっくに終わった話なので,経緯を知る人はもう話題にしない。そのため新たに発信される情報は,デマのほうが目につきやすい。今の大学院1年生は当時まだ高校生。授業後のアンケートで「STAPってどんな話なのか知らなかった」との声が寄せられた。なので改めて貼っておこう。nikkei-science.com/201503_034.html
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科学的には完全に決着している話なのだが,その後も「STAP細胞が再現された」というデマが飛ぶたびに,信じてしまう人が大量に出た。生命科学系ではさすがに見ないが,ほかの分野だと研究者にもいた。「あれは本当だった」と思いたい人が世の中にたくさんいると,デマは何度でも再燃する。
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先日,東工大の大学院の授業でSTAP細胞について講義した。あの事件は不正の発覚が早かったので,小保方氏の研究室に「STAP細胞」が残っていた。そのゲノムが網羅的に調査され,新規な細胞ではなく,既存のES細胞だったことが確認された。作られていなかったことが科学的に立証された珍しい例。
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数学者ジョン・コンウェイ,新型コロナウイルスによる肺炎で死去 twitter.com/grahamfarmelo/…
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個人的には、自分がマスクが買えないことより、医療機関にマスクがないほうがずっと恐いよ。動いているのが岡部信彦、高山義浩、西浦博、和田耕治先生らで、これなら一番効果が高い方法で使ってもらえそうな気がする。微力ながら参加した。 readyfor.jp/projects/covid…
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「医療機関向けの防護具がぜんぜん足りません。世界中で防護具の取り合いがあり数が足りないだけでなくこれまでの5倍から10倍の価格です。ぜひとも皆さんの力で防護具の確保をご支援ください」(和田耕治)。新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 readyfor.jp/projects/covid…
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予想を大幅に上回る7年半を経て、ついに論文の掲載が決まった。だが、これで評価が定まったとは言いにくい。論文は何度も修正され、海外の数学者から異論も出て、膠着状態に陥っていた。同じ分野の数学者すらも「我々にわかるように説明できる人が出てこないとどうにもならない」と言っていた。
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2012年に論文が発表されたとき、まったく新しい理論なので、論文を読み始めることができる人は「世界で数人」と言われた。この論文を査読するのは、この理論に数学者としてのキャリアを賭けることにもなる。評価が定まるには「2~5年かかる見通し」と書いた。nikkei-science.com/?p=30998
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望月新一・京大教授が宇宙際タイヒミューラー理論によってABC予想を証明した論文、京大数研の学術誌PRIMSが査読を終えて掲載決定 digital.asahi.com/articles/ASN41…
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でも,もし爆発的に感染者が増えてキャパを超えてしまったら,そういう医療は望めなくなる。「閉鎖環境」に「密集」して「近距離で会話・発声」するのを避け,クラスターを作らないようにすることが,自分と家族の身を守る。
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新型コロナ対策について声を枯らして呼びかけを続けてきた医療者らが,完全に臨戦モードである>RT。我々が手を洗い,感染3条件を徹底して避け,感染爆発を抑えることができれば,自分や家族が感染したときに,現代医療で可能なところまで助けてもらうことができる。
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政府で経済対策を議論している方々、ぜひ専門家会議の意見を聞いてほしい。経済対策は極めて重要だが、感染症対策と整合していなくては、私たちは頑張るべき方向を見失う。
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日本が感染爆発の直前でギリ踏みとどまっている今、ハイリスクの高齢者にまで長距離移動や外食、イベント参加を促す意味がわからない。必要なのは消費振興ではなく、消費が一時減っても業界の人が生きられるための所得補償では。もし感染爆発を起きたら社会活動は完全に止まる nikkei.com/article/DGXMZO…
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なぜ日本の感染症のプロ集団が無症候あるいは軽症の患者を発見・隔離しようとしないで、クラスターの発見に躍起になっているのかがよくわかる解説。素晴らしくわかりやすい。 note.com/kyoshimine/n/n…