古田彩 Aya FURUTA(@ayafuruta)さんの人気ツイート(新しい順)

26
ノーベル物理学賞の速報解説出しました。 nikkei-science.com/?p=64953
27
ノーベル生理学・医学賞の速報解説を出しました。 nikkei-science.com/?p=64951
28
地域の病院が回復期の患者を受け入れることで重症者の治療を最大の効率で回してきた墨東病院ですら,ICUの稼働率が100%になった>RT。今の東京がどれほどの状況にあるかがわかる。 twitter.com/junsasakimdt/s…
29
真菌は細胞レベルでは人間によく似ている。そのため抗真菌薬の多くに毒性があり,治療が難しい。ワクチンはまだないが,開発中のイヌ用ワクチンが最初の一歩になるかもしれない。詳しくは日経サイエンス9月号「人を襲うカビ 真菌感染症」で。nikkei-science.com/202109_046.html
30
でも問題はもっと根深いらしい。コロナ以前から,健康な人が重い真菌感染症にかかる例が世界的に増えていたという。ブラジルでは2001年に見つかったスポロトリクス属の新種の真菌がネコの間に広がって人間にうつり,これまで12000人以上が感染。パラグアイやアルゼンチンなど南米6カ国に広がっている。
31
カビの仲間が引き起こす「真菌感染症」は,エイズや病気の治療で免疫が低下したときにかかる日和見感染症だと思っていた。水虫,白癬など,皮膚の真菌感染症は誰でもかかるけど,体内で真菌が増えるカリニ肺炎とかアスペルギルス症とかは,普通はまずかからない。
32
「科学的根拠」とは、「信頼できるランダム化試験の結果のこと」と考えていい。 ・メカニズムはエビデンスでない ・ランダム化試験であればなんでもよいわけではない ・推定するのは集団の効果であり、個人での効果はわからない webronza.asahi.com/science/articl… いい解説だなあ。31日まで無料で読めるんだそう
33
過去20年間にSARS(2002年)、鳥インフルエンザ(03年以降)、インフルエンザH1N1(09年)、MERS(12年)、エボラウイルス病(14年)、ジカ熱(15年)のアウトブレイクがあった。感染症だけでなく,異常気象による大災害が重なることもあるだろう。地球はいつしかそういうフェーズに入っている。
34
WHOが想定している今後のシナリオの1つは,新型コロナに別の感染症のアウトブレイクが重なること。WHOには新興感染症となる可能性がある報告が年に200件ほど寄せられ、5年に1度くらいの割でどれかが感染拡大するという。進藤奈邦子先生へのインタビュー。nikkei.com/article/DGXZQO…
35
当時(90年代前半)RCTとインフォームドコンセントを重視する医師は少数派で,笹子三津留先生や福島正典先生が奮闘していた。近藤先生もそのお1人だと思っていたが,ある時点ではっきり路線が変わったと感じた。K先生の連ツイでその理由の一端を知り,心から惜しいと思う。twitter.com/AdultSpotDiffe…
36
今では信じられないかもしれないが,近藤誠先生がEBM(科学的根拠に基づく医療)を日本に普及する先駆けだった時代は確かにあったと思う。90年代前半,日本ではまだほとんど行われていなかった乳房温存手術を求める患者会の運動において,彼はその理論的支柱だった。 twitter.com/inakashoge/sta…
37
東大グループが現代人のゲノムを調べたところ,東北と鹿児島県の人々では縄文人由来のゲノム比率が高く,近畿と四国の人々では渡来人由来の比率が高かった。渡来人が最初に入ってきたとみられる九州北部では,意外にも渡来人由来の比率が低め。 twitter.com/DemuraMasaaki/…
38
エレキギターのフェンダー社は昨年,看板シリーズのストラトキャスターとテレキャスターにスワンプアッシュ材を使うのをやめると発表した。原因は気候変動による供給量の減少だ。ミシシッピ川流域の洪水が長期化し,若木が数カ月間水没して枯れてしまう。伐採も難しくなった。nikkei.com/article/DGXZQO…
39
良記事。約10年前に取材した時,92年の最高裁判決は「集団接種での国の過失を認めることで被害者救済の道を開いたが,これで国のワクチン政策が転換し,接種と開発の停滞につながった」と見る人が多かった。詳細は手塚洋輔『戦後行政の構造とディレンマ 予防接種行政の変遷』 nikkei.com/article/DGXZQO…
40
国の指針も出てます。厚労省などによる新型コロナの消毒・除菌に関する特設ページの「5.(補論)空間噴霧について」 mhlw.go.jp/stf/seisakunit… 「消毒剤や、その他ウイルスの量を減少させる物質について、人の眼や皮膚に付着したり、吸い込むおそれのある場所での空間噴霧をおすすめしていません」
41
え,そうだったの?という人はこちら。なんで空間除菌があかんのか,大変わかりやすくまとまってます。当方が運転手さんに言ったのは,この内容のめっちゃ雑な10秒まとめです。 note.com/adultspotdiffe…
42
私はタクシーに乗るときは窓を開けているが,昨日,運転手さんに「お客さん,うちは空間除菌してるから大丈夫ですよ」と言われた。「あー,空間除菌って,散弾銃撃ってくる相手に散弾銃撃ち返して,飛んでくる弾を撃ち落とそうって戦法なんすよ。正直無理っす」と説明したら納得してもらえたっぽい
43
怒涛の勢いで接種ボランティアを育成し,点字表示や車いすなどの条件に合わせて会場を選べる予約システムを構築。12月8日に接種を開始し5カ月足らずで国民の50%が1回目接種を終了し,1日6万人超だった新規感染者数は2000人以下に激減。近く海外旅行も解禁と。jbpress.ismedia.jp/articles/-/651…
44
「感染者激減 なぜ英国はワクチン接種で先行することができたのか」。いつワクチンができるかもわからなかった昨年4月にタスクフォース立ち上げ,開発中のワクチンをベンチャーキャピタルの手法で青田買い。全国3100カ所での接種を準備,医療者以外が注射を打てるよう法改正。jbpress.ismedia.jp/articles/-/651…
45
これは強烈。いわゆるエビデンスには全然ならないんだけど,現場で患者を診ているドクターの実感には説得力がある。もしこれで感染するんだとしたら,変異株の感染拡大より早くワクチンを行き渡らせるしか手がないな。五輪に医療リソースを割いている場合ではない。 twitter.com/concert_1750/s…
46
産総研が開発した暗黒シートはやわらかいシリコーンゴムででてきていて,まるでビロードのような手触りだ。表面には極小の尖った山が無数に並んでいて,当たった光は山の側面で反射されながら奥に潜り,熱に変わる。twitter.com/AmemiyaKuniaki…
47
「1990年,米ウィスコンシン大の研究チームがmRNAをマウスに投与し,筋細胞でタンパク質を作らせる実験に成功した。…どうしてたった1年でCOVID-19のワクチンが完成したのかと言えば,30年前からこれらのワクチンが研究されてきたからに他ならない」日経サイエンス5月号。nikkei-science.com/202105_032.html
48
切実。「日本にはこれらの開発基盤がなくて、不活化ワクチンという伝統的な技術しかありませんでした」「この状況から「ヨーイ・ドン」で開発競争が始まったので、スピードの面ではかないません」business.nikkei.com/atcl/gen/19/00…
49
貝紫は,田中陵二先生(=山猫だぶさん)の解説で知った人も多いと思うけど,そういう人にも新しい発見があるはず。これまで化学のところを飛ばしていた人にもお勧めです。「生物が育んだ幻の紫」,どうぞお手に取ってご覧ください。nikkei-science.com/202105_058.html
50
貝紫に再び光が当たったのは,20世紀に入ってからだ。独の化学者フリードレンダーによって染料の構造式がつきとめられた。面白いことに,貝紫は日本でもおなじみの天然染料,藍染めのインジゴとよく似ている。実際,貝紫の染色過程で光の当て方を変えると,赤紫から青色まで変化する。