私は美しい容姿を備えた記者がそれを利用することには、チっ、私にはマネできねえや、と羨みつつも否定しない。私には私のやり方がある。ただ、もし容姿やセクシャルな魅力を利用するつもりがないなら、きちんと上司や部署に理解させておかねばならないと、ほんとあとあとの認識の不一致をよぶよな。
もちろん、セクシャルな魅力を使わなくてもネタとれる記者もいっぱいいて、人柄でほだすとか、気遣いでほだすとか、いわゆる「人たらし的」な要素というのは、男だろうが女だろうが、記者には必要なのだ。でも、人たらしも才能なら、美しい容姿も天の与えたもう資質だからな。
問題は、その女性記者の気持ちで、例えば「どんな手を使ってでも、ネタとってやるぜw明日のトップは私がもらった!」みたいな性格の人もいれば、普通の会社員とそう変わらない常識・良識を持った記者もいてな。このあたりの認識の差が先輩にセクハラ相談しても理解してもらえなかった、という結果に
政治の現場は、自分が若い女性にモテると信じて疑わないスケベ心満載の高学歴高職位の男性がうようよいて、夜討ち朝駆けを繰り返しても落ちないのに、若い魅力的な女性記者には、すぐ二人きりになりたがる。社としては、じゃあ、若くて魅力的な女性を番記者に送り込むべ、と浅はかに考えるわ、そりゃ。
でも、このしんどい夜討ち朝駆けをしなくても、取材対象のほうから、二人でご飯たべようよ、と誘ってくる場合もある。記者が若くて美人で人畜無害そうな場合。本人はおそらく女を武器にしている意識を持っていなくても、そういうのが引っかかってきた場合、これは利用するだろう。篭絡のチャンスだ。
篭絡というのは、取材対象に気に入ってもらう、懐に入り込む、こいつになら話してもいい、と信じさせるやり方。毎晩深夜に取材相手の家の前で待って帰宅したときに「お疲れ様です、五分だけお話を」なんて、いうのを3カ月も続ければ、相手もほだされることがある。新人記者はこのしんどい夜掛けをやる
情報を引き出す方法というのは、主に三つ。篭絡、恫喝、バーター(取り引き)。一番多いのはバーター。情報の対価は情報のことも、物品のことも、あるいはメディアの影響力のこともある。取材協力の返礼にキャンペーンを張ってあげる、なんてのは典型的バーター取材。三つを絡めていろいろ頑張る。
情報を立場上秘匿しなければならない人に則をこえさせて話させる。それが記者の仕事。だから人間の弱い部分をつついたり揺さぶったりするのさ。それで自己嫌悪に陥ったり、良心の呵責にさいなまれたりする人もいるけれど、これは国民の知る権利、公共の福祉のため、と言い聞かせて罪悪感を薄めるのさ
先日、専門家の方と意見交換したとき、なぜ中国はインド洋にこだわるのか、という話をしたとき、10年以内の中印戦争の可能性と、インド洋の海底ケーブルの存在に言及されて、いろいろと目からうろこだった。
憲法修正案では、監察機関が国務院行政機関、審判機関、検察機関と併記されたので、党内粛清であったこれまでの反腐敗キャンペーンが、党外人士や企業家にも広がるという意味では、粛清の範囲は拡大。嫌な時代になりそうや。
まじで、大粛清人事が出るかもしれんよ。個人的には胡春華さんには、逃げ切ってほしい。 twitter.com/is_say_no_say/…
国家主席任期制限の撤廃でみんな、騒いでいるけどな、26日には三中全会が招集されるねんで。これ、いつもの三中全会とまったく様子違うんやで。粛清ののろしがあるかもしれんで。
とある中国人学者の発言なんだけど、習近平政権内部でも、さきの総選挙で自民党圧勝を期待していたんだって。好悪は別にして、日中海空連絡メカニズムに尖閣周辺の扱いをどうするとか、東シナガス田共同開発合意をどうするかとか、まともに交渉できる能力をもつ政権は安倍政権しかみあたらないから。
世の中には悪い女もいて、酔ったふりをしてあなたを陥れるかもしれない。そういうハニートラップを防ぐうえでも、泥酔した(ふりの)女性を密室に連れ込んではいけない。泥酔者を介護するのは、開かれた場所で行うこと。そして、女性も男性も他人の前で泥酔するな。
泥酔した人間との合意のセックスなど成立しない。後で酔いが覚めて合意であったという言い分は、密室の中のことで誰も証明できない。これを合意とみなしたら「泥酔レイプ」犯罪を防ぐことはほぼ不可能。泥酔して意識を失った人間を密室に連れ込んだ時点でアウトだという認識を誰もがもちたい。
新聞記者はなぜ、明日わかる人事をきょう抜きたがるのか。それが一番、取材力がわかるから。記者同志のマウンティング。毎日が陳敏爾の習近平後継内定を党大会開幕直前に抜いて、産経が閉幕日に陳敏爾政治局常務委はずれ確定を抜く。そういうのに精力傾けるのって、たぶん日本の記者以外理解できない。
まじで小池さんが東京かえってきたとき、都知事室に鍵かけて、入らせないようにしたい。都庁の職員全員で、ちょっと、どちらさん?部外者勝手にはいったらいけませんよ、とか言って、意地悪したい。 twitter.com/masanork/statu…
NHKの女性記者の過労死問題はみにつまされる。でも、NHKなら記者の給与を半分にして雇用記者の頭数を二倍にすれば、たぶん過労死問題は解決する。 某新聞社は、すでに一つの取材に対する記者数がNHKの何分の一かで回している上、給与は半分以下なので、解決方法がまったくもってない。
泥酔して意識不明瞭の相手との一方的な性交は、少なくとも準強姦罪。相手が泥酔して嘔吐するような急性アルコール中毒が疑われる状態のとき連れていくのはホテルではなく医療機関。ホテルに連れていって二人になった時点で、その善意も良識も疑われる。ということを、若い人たちに言い聞かせたい。
そしてツイッターとかその他SNSという新なメディアは、世論を誘導することに淫する快感を、記者以外に広げてしまった感があるな。炎上というのは、不幸にもうっかり起こしてしまったものもあるが、わざと炎上させることもあるでしょう。あれ、ちょっとこわいよな。
戦うべき相手だと、認識した方がいいと思う。自分の世論誘導力に淫するのは、権力に淫することだよ。記者の仕事が権力の監視というなら、自分が正しいと信じて発信する情報にも、ときに疑いを持って見直すぐらいの方がいいんじゃないかな。
嘆いていたのが、すごく印象に残っている。あれって、世論を誘導することに淫しているんだと思う。世論誘導力というのはメディアが第四の権力といわれるゆえんのパワーだが、記者に権力と戦う気持ちがあるのなら、自分の中にある、世論を思いのまま誘導できるのではないか、誘導したいという誘惑も、
政治部記者、特にテレビメディアの政治部記者は世論を動かしているのは自分たち、という自負があるのだ。私が政治部記者だったのは、麻生政権のときだが、あるテレビメディア記者が「麻生をまだ総理の座から引きずり降ろせていない俺たちは情けない。先輩記者時代なら、今頃政権が代わっている」と
昔、政治部記者になったとき、社会部出身の私も、その取材スタイルの違いに驚いたものだ。一番驚いたのは、政治部記者が、俺が●●を総理の椅子に座らせた、だの、俺が●●を総理の座から引き下ろした、とかいうのが自慢話としてでてくること。いや、それを決めたのは有権者だろ、と言いたいところだが
要するに、そういう組織力で取材することに向かない記者は、さっさとフリーランスになるといいよ!組織に気を使わなくていいフリー、楽しいよ!