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我が家のトイレットペーパー、ずっと俺が交換してる。俺が紙を使い過ぎか。いや。常に俺が入る時、ほぼ芯なのだ。18回くらい連続で俺だ。何だ。何のサイクルだ。妻に言うと「お疲れ様」とニヤリ。妻か。妻の策か。妻は策士か。なんて地味な策士なんだ。そんな事はいい。沢山のリプ、しかと我の胸に。
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正月の食料の買い出しに付き合えとの我が家のゴルゴ13(妻)の命により、家用ジャージから外用ジャージ、つまりジャージからジャージに着替えるという高等技術を駆使し、野球帽を被ったら、年末年始を狙った空き巣みたいだからまともな格好をしろと言われた俺だが、みんな、今年1年ありがとマジで。
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我が家に蜘蛛が出たよ。小さい可愛い蜘蛛だよ。「外に逃がしてあげよう」。そう言ってティッシュで包んで窓外に出したよ。勿論、全て妻がやったよ。僕はその間、「く、く、蜘蛛ぉお!お母さぁあん!蜘蛛ぉお!」と叫んでたよ。ふふ。小さな蜘蛛さん。次に来た時は覚悟して。オジサン、もっと叫ぶから。
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ゴミ置き場で、自分が出した粗大ゴミに頭を下げるなんて、ハタから見たら単なる変な人だが、まあ、しゃーないな。ホント、何年も、チャイルドシート、ありがとな。
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昨日仕事行く前に我が家のドラえもん(嫁)に「ねぇ今日暑いかな?寒いかな?長袖かな?半袖かな?」と聞いたら「今日は暑いよ」と言うので半袖で出掛けようとしたら「ププッ!半袖着てる!ププッ」と笑われたことがいまだに意味不明なんだがこれ以上考えると遅れるのでのび太は仕事行くね。
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君は信じられないだろう。自分より大切な命があるなんて。父だって信じられなかったし、正直今も信じがたい。でもマジびっくりなんだが、どうやら本当にあるみたいなんだ。父は君に、暑苦しい程の、溺れるくらいの愛を注ごうと思ってる。いつか君が、まだ見ぬ誰かに、溺れるくらいの愛を注げるように。
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なにしろ、ご期待を乞う。
natalie.mu/comic/news/357…
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ふと分からなくなり嫁に「今日、何曜日?」と聞く。「日曜日」と答える嫁。その会話を聞いていた息子(7)、「あたりまえじゃん」。 「なんで?」「ぼくがいえで、のほほんとしてるから」 。息子よ。するな。のほほんとするな。どこで覚えた?その言葉。まあ、アレだな、とりあえず、宿題をせよ。
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ウチの奥たんはたまに腰を抜かすほど当然の事を言うが先日も「ドラッグストアに行けば風邪薬あるよ」とドヤ顔で言ったが風邪薬がないドラッグストアがあるのと内心思ったが言ったら怒られそうだから言わなかったがココに書いちゃったが奥たんと可愛めに書いたから怒られないかもだが怒られるなこれ。
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散歩中。「ちょ、なんでいっつもお父さんは急になんの脈絡もなく、それするのよ」。妻よ。嗚呼、妻よ。脈絡など必要ないのだよ。ハグに脈絡など必要ないのだよ。抱きしめたいという気持ちだけで充分な理由なのだよ。諸君。どうだ、新年一発目の惚気ツイートは。そして妻よ。シカトはよしとくれ。
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とにかく奴が、もうちょい上手く世渡りとかできねえのってくらい馬鹿で不器用で正直な奴が、少なくとも芝居の事だけはスゲエ真面目に考えてたよってことを、それを知る一同業者として、それだけはとにかく書き記しておきたかったんだよロッケンロール。
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「くそ」という言葉は、人を不快にさせる。ただ、使い所を間違えなければ、人を痛快にもさせる。諸君。「くそ」を容易く扱うな。大事に取っておけ。君の本当に大事な時に取っておけ。「くそ」乱発は、君自身を「くそ」にするぞ。
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だとしてもダメだ。だとしても息子よ。宿題の紙をかじってはダメだ。「宿題やらないとオヤツ食べさせないよ」と言おうとした母が「宿題食べないとオヤツあげないよ」と言い間違えたとしても。
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いつもアイスコーヒーだが、たまには温かいの飲むかな、ホットレモンティ頼んじゃおかな、ん?待て、俺49年間で「ホットレモンティ」って発音するの初めてかも、やばい、店員さん来た、え〜ホットアイスティひとつ。…笑ってる。店員さんメッチャ笑ってる。変なこと言ったかな俺。THE実話。
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マスクをすると想像力をかき立てられ美人に見える「マスク美人」という言葉があるらしいが、僕に負けず劣らず顔の彫りの浅さには定評のある嫁がマスクをしても、むきタマゴがマスクしてるようにしか見えず嫁にこの言葉は通用しないしなんで朝からこんな命懸けのツイートをしてるかは自分でも不明。
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仕事。新幹線。喫煙室で一人、加熱式。と、若い男性が入ってきた。僕も彼も吸うためにマスクは顎。「佐藤さんですよね」。程なく声を掛けられた。狭い空間。咄嗟にマスクをつけ、ほぼ彼に顔を向けず「はい」と言った。「応援してます」と礼儀正しく彼は喫煙室を出た。畜生。俺にもコロナにも腹が立つ。
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君には殆ど父の俳優作品を見せてない。でも君がもう少し大きくなったら見せよう。母が撮り貯めた、父が刑事1や医者Aを演じた作品も沢山見せよう。母と共に苦労を重ねた事も、何人もの恩人に拾われた事も、正直に言おう。そして父は君に言おう。世を疑い拗ねたとしても最後は、信じられる大人になれ。
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舞台稽古から帰宅し、自宅晩酌なう。息子(7)、「ちきゅうさいごのひはなにしてたい?」「お父さんはね、君とお母さんの手を握ってたい。お母さんは?」「…んあ?餃子食ってる」。嫁よ。我が最愛の嫁よ。我が息子の質問は、「いまなにしてる?」ではないのだよ。あと、僕にも一個ください餃子。
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すれ違った時、正直「こわっ」と思った。スキンヘッド、龍の刺繍のTシャツ、両腕いっぱいに彫られたタトゥー、岩のようにゴツイ体。しばらく歩くと、その男が引き返してきて僕の前に立ちはだかった。超絶ビビった。「マメシバ観て大ファンなんです!」 人を見掛けで判断してはいけない。
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新年早々、息子(7)と野球盤でガチ対決し、10対2という大人げなさ丸出しのスコアで勝利を収めた佐藤二朗(49)です。大敗を喫し、涙に暮れるどころかギャン泣きした息子は、現在、父からタラバ蟹を奪い、その味にご満悦。今年も大人げなさ丸出しで参ります。皆様、どうか、ひとつ。
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子供の頃、父親に言われた。「このスポーツは、みんなで繋げる、だから最後を決めた人も、派手なガッツポーズはしないんだよ」。野球をやっていた父も、この競技に尊敬の念を持っていたのだと思う。頑張れ。んなもん心から応援する人に、これ以外言うことあるんかいな。頑張れ。頑張れ。ラグビー日本。
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サザエさんを観ていた息子。「お母さん、サザエさんたち、『ゴールデンウィークどこ行く?』って話してるよ。大丈夫かなあ」「サザエさんの世界にはコロナないからねえ」。妻、満額回答。改めて、せめて創作の世界の中では殺伐を忘れて頂きたいとの思い。サザエさん同様、浦鉄もその役割を果たせたら。
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忙し自慢など、心から、本当に心からしたくないが、明日、かなり久々のオフ。とはいえ、やるべきことは溜まっている。それをこなしながら、明日は、春休みに入った息子と散歩でもしちゃうかな。できれば手を繋いでな。できれば、手は繋ぎたいな。
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うんこである。もはや、時代はうんこである。そして正直、うんこのあとに何を呟けばいいか途方に暮れている。うんこの底力を思い知っている。年齢も性別も越えて、愛され続けるうんこ。際限なく広がるうんこの可能性。人々を熱狂させ、心を鷲掴みにして離さないうんこ。もはや、俺自身がうんこになりた
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さっき妻のお尻をコンコンとノックし、「コンコン、誰かいますか?」とやったら、わりと本気の低い声で「やめな」と言われたよ。殺し屋の目だったよ。少しチビったよ。バイバイ。