勝川 俊雄🐬(@katukawa)さんの人気ツイート(古い順)

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赤字の人たちを保護した結果として、新しい経営体が参入できず、黒字の人たちがいなくなってしまったら、経済はどうなるかという答えが、日本の漁村地域です。
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原発にはゼロリスクを要求する一方で、停電や電力不足のリスクを無視するのは、バランスを欠いています。特定の領域ではゼロリスクを要求しつつ、それによって負うことになる別のリスクや、コストを無視していたら、合理的な意思決定はできません。
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1970年代の日本の水産本を読むと、ノルウェー漁業は補助金漬けで、養殖の餌にしかならない稚魚を乱獲しているので、日本の漁業をああいう風にしたらダメだと書いてあって面白いです。
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資源が減って、漁獲も減っているのに、補助金で漁港や設備を大規模化したら、行き詰まるのは当たり前です。本来は、小規模で利益を出せる漁業を目指すべきなのに、逆方向に進んできました。行き詰まっても、誰も責任はとらず、反省もせず、公的資金のおかわりを要求し、同じ事を続けようとする。
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AED、サイゼときたら、次に来るのは4℃でしょうね。
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科学者の見解を、メディアが正確に伝えれば良いだけの話なんだけど、メディアは科学的な正しさよりもイデオロギーを重視して、未だに汚染水などと騒いで風評加害に加担している。だから、科学者が情報発信をせざるを得なかった。自分は何もやらずに、行動した人に文句を言うのは楽で良いですね。 twitter.com/kikumaco/statu…
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ウィルス、ワクチン、遺伝子組み換えなど、一般人の生活にも、否応なしに科学が関わってくる。にもかかわらず、科学的な情報を一般人に伝える手段が全くといって良いほど整備されていない。誰がどのようにして、情報を伝えるかを考えないといけない。
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昭和の時代は「国の審議会の専門家が決めたことだから、よくわからないけど正しいのだろう」という感覚があったが、現在はそういう感覚は失われてしまった。処理水など、科学が絡む政治的な意思決定の妥当性を国民に納得させる手段を今の政治が持っていない。これはかなりマズいと思っている。
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AV新法は、現場を知る努力を怠り、独りよがりな善意で救済法を作った結果として、救済すべき対象が苦しんでいる。何らかの改革に関わる人は、他山の石とすべき事例。 twitter.com/zimkalee/statu…
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既存の政党はイマイチ頼りないので、AV業界は「新法からAVを守る党」を結成したらどうだろうか。知名度がある女優を立てれば、比例で議席を取れると思うよ。
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みんなが輝ける社会よりも、輝くことを強要されず、輝かなくても幸せに生きていける社会の方が心地良いですね。
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AV新法は、無能の結果なのか、悪意の結果なのか、判断が難しいところですね。どうも後者じゃないかという気がしてなりません。
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残念な判断。途上国への火力支援は、大局的に見て環境問題に貢献するし、日本経済にも寄与するのに。表面的なことを見て騒ぐ人たちから怒られるのが嫌だから、こうなったんだろうな。 ↓ 政府、2件の石炭火力支援中止 バングラデシュとインドネシア: 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…
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御用学者wikiみたいなものですね。 「最悪ミスリード」のおかげで、ロックダウンなどの強制的な措置をせずに、先進国で人口当たり死亡率が最低なんですけど。 twitter.com/kobaryu5000/st…
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若者が貧しくなったから結婚できなくなったと主張する人もいるけど、戦後しばらく国全体が貧しかった時代の生涯未婚率が1%台なので、昔は貧しくても結婚していたことがわかります。
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公的機関や漁協のマーケティングが上手くいかない理由。無駄金を使うぐらいなら、減税をした方が良い。 ①ビジネス経験が無い ②他人の財布なので、緊張感が無い ③前例踏襲主義なので二番煎じになる ④失敗を認めないから、進歩がない
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こいつらは規制に散々反対して、規制前に30kgぐらいの小型魚しかいなくなったときは、「大型の親もいるけど、高く売れるから小型の親を狙って獲っている」とかいってたくせに… ↓ 境港マグロ 豊漁でも高騰 資源保護成果 大型魚恵まれ | 日本海新聞 Net Nihonkai nnn.co.jp/news/220625/20…
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心ある魚屋なら、脂が無くて価値が一番低い産卵群を一網打尽にする漁業を応援しない。漁場が日本海なので、シーズン最後の漁をして、帰ってきたのでしょう。首都圏で販売するのに、福島で水揚げする理由が無い。 ↓ 商品部は「夏場にしては脂がよくのっていて、しかも割安。」 news.yahoo.co.jp/articles/ff8ba…
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50本で1.7トンということは平均34kgの初回産卵の3歳魚。こういう若い親を獲らずに、ちゃんと卵を産ませて、資源を回復させて、1980年代以前のように太平洋でも大型のマグロが安定して捕れるようすることが、福島の漁業を応援することになります。
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日本の水産業が衰退するには訳があるよね。こういうマグロを割安として販売の目玉にする魚屋も、それをニュースとして取り上げるマスコミにもうんざりしています。こういうものの欺瞞を見抜ける消費者を増やしていきたい。
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10年ぐらい前に、三陸の年配の定置網業者と話をしたら、昔は大型の200kgを越えるマグロがよくかかったそうです。ある時期から、30kgの小型魚しか獲れなくなり、最近はそれも捕れなくなったとのこと。太平洋の産卵場を潰し、日本海の産卵場でも大型魚を獲り尽くしたのでそういう風になったのです。
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彼らが反対していたのは日本の食文化ではなく、南氷洋での捕鯨です。 ↓ 商業捕鯨が再開されてから国内の捕鯨業者や日本政府に対する反捕鯨団体の妨害や抗議活動を一度も確認していない。豪州やニュージーランドなど反捕鯨国に近い南極海での操業を停止したためとみられる。 yomiuri.co.jp/national/20220…
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民間に賃上げ要求するのも良いけど、国や自治体が率先して賃上げすべきでは無いですか。公立の学校の先生なんて、非正規ばかりで人不足になっているけれど、まずは、そういうところから処遇を改善すべきでしょう。
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ウナギは、年に一度食べるか食べないかですが、必ず専門店で食べます。全く食べないよりも、残ってほしい店で、適正価格を払って食べ続ける方が、食文化の保全につながると思っています。日本の淡水魚のほとんどが絶滅危惧種だけど、食べ物として身近なウナギ以外は、話題にすらならない。
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昭和の時代の日本人はウナギを、晴れに日に大切に食べてきました。平成以降、コンビニやスーパーで安く買って、大量消費するようになってしまいました。薄利多売するような資源量はないので、ウナギを大切に食べる文化を取り戻したいですね。