若松 英輔(@yomutokaku)さんの人気ツイート(古い順)

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素晴らしい。本の使者。この女性は、本にのせて「いのち」を運べる人です。本当に心を打たれました。 twitter.com/brutjapan/stat…
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この会見ではっきりしたのは、この国は、これから新型コロナに関することはすべて、「事後」の判断で動くということなのだろう。現象が明らかになってから対処するのであって、予防的には、これまで通り何もしないということを語ったに過ぎない。⇒news.yahoo.co.jp/articles/fc00c…
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もうかつて「火種」だった場所の営業時間を短縮しても感染は収まらない。老人ホームへの広がりは文字通り「市中感染」の合図だからだ。ホーム側は細心の注意を払っていたはずで、責められてはならない。けっして責められるようなことがあってはならない。原因は国の無策にある。
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今見ると、改めて恐ろしい。科学者が、良心の異名でもあった科学的精神を手放し、権力の熱波を浴びるとき。 twitter.com/news24ntv/stat…
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今の日本のありように苦しくなると、世界にはこんなリーダーもいるのだと思い直して何度も何度も見直している。弱い人により近く、より厚く手を差し伸べるリーダー。どこかオカシオ=コルテスと似た雰囲気がある、そう感じるのは私だけだろうか。 twitter.com/benmckenna/sta…
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家族全員が感染する、当然ながら、こうしたことは起こる。現在のように陽性が確認されても、自宅療養するほかなければ、毎日のように発生するだろう。人間はウィルスをコントロールできていない。そのことを認め、これからの選択を、もっと慎重に考えなくてはならない。⇒news.yahoo.co.jp/articles/dbcd2…
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「雨ガッパとうがい薬」は、衆愚政治の比喩だと、辞書にのるかもしれないな。
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「鎮魂歌」という作品に彼はこう書いています。「自分のために生きるな、死んだ人たちの嘆きのためにだけ生きよ。僕を生かしておいてくれるのはお前たちの嘆きだ。僕を歩かせてゆくのも死んだ人たちの嘆きだ。お前たちは星だった。お前たちは花だった。久しい久しい昔から僕が知っているものだった。」
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8月6日になりました。皆さん、おはようございます。今日は、広島で亡くなられたすべての人たちに祈りを捧げつつ、一日を過ごしたいと思います。皆さんも、もしよろしければ原民喜の『夏の花』、あるいは彼の詩集を開き、彼に言葉を託した亡き者たちの声に耳を傾けていただけたらと思います。
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今日は8月9日です。1945年の今日、長崎に原爆が投下されました。爆心地の浦上は、キリスト教徒とゆかりの深い場所です。長崎は殉教者の街でもあります。あの街に行くたびに、この世界を死者たちはどう見ているのかと思わざるを得ません。しかしそれでもなお、長崎は祈れと言っているようにも思います。
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「無症状者」が、症状のある人と同様の感染力を持つという韓国の発表。すなわち、症状の有無と感染力は関係がないということ。これが事実であればPCR検査の拡充のほか、対処のしようがない。「自分はいつもどおり元気だ」と思っている人も、感染を広げている可能性があるのだから。日本は迷路にいる。 twitter.com/tenichi08/stat…
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世界のリーダーたちが肉声をもって、広島と長崎の苦しみと痛みを語り、強い畏敬の念とともにその歴史に対峙しているのに対し、この国のリーダーは、準備された、それも酷似した言葉を読み上げるだけだったという。その言葉を死者たちが、どのような思いで聞いているのかなど考えたこともないのだろう。
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仕事もせねばならないが、香港のことが心配でならない。ジミー・ライ氏も、アグネス・チョウ氏も。彼、彼女らは、自分たちの闘いが自国内に留まらない歴史的なものであることを熟知している。香港の闘士たちの姿には、ガンディーとその同士たちの姿が重なってくる。無事を祈らずにはいられない。
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アグネス・チョウ氏もジミー・ライ氏もともに釈放された。映像も確認したので寝ます。今日ばかりは、ゆっくり休んで欲しい。まずは、無事でよかった。
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文章を書くとは、己れを知る道程だから、書けば書くほど自らの非才を認識することになる。非才であるがゆえ、できることは限られていて、眼前に広がる一すじの道を歩くほかないことを知る。非才の自覚は、夢を失うことかもしれない。しかし、非才な者にも使命はあることを確かに知る経験でもある。
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政治家が、ある漢字を読めない。それはいっこうに構わない。誰にでも、思い込みや知らない言葉はある。だが、政治家であってなくても、人を馬鹿にしたような話し方は止めた方がよい。人には誰も、立場や地位とは関係なく、尊厳という守られねばならないものがある。
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読書は、慣れてくると、ある程度早く読めるようになる。だがそれは、家庭用の自転車をある程度早くこぐことができるのに似て、あまり特別なことではない。むしろ読書の力量は、早く読めるものを、じっくり、ゆっくり亀が歩くように読むことができるか否かにかかっている。
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本日の東京新聞朝刊に、梨木香歩さんの『ほんとうのリーダーのみつけかた』(岩波書店)の書評を書きました。これまでのリーダー論は、いかにリーダーになるかをほとんど空想的に書いていましたが、この本は違います。自己と深くつながることが、真のリーダーとは何かを認識する始まりだと説くのです。
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昨日の東京新聞朝刊に梨木香歩さんの『ほんとうのリーダーのみつけかた』(岩波書店)の書評を書きました。それがネットでも読めるようになりました。小さな本ですが、今、この本が私たちの手元にある意味を感じながら、ゆっくり読んでみたい、そう感じさせる重い一冊です。tokyo-np.co.jp/article/50399
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多く本を読む人が深く本と交わっているとは限らない。もちろん両方を実現している人はいる。しかし、それはその人に必要だからであって、誰もがそのまねをする必要はない。読書は、その人にあったかたちで、長く行われるのがよい。自分らしい本を選ぶのも大事だが、読み方もまた、自分らしくてよい。
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感染者は236人。しかし検査数は1012件。この比率に関してどうしてコメントがないのか。そして、この検査数の少なさにどうして何も言及がないのか。NY州は昨日だけで67000件の検査をして感染者は488人。東京の現状がどうなっているか、この数字だけでもあきらかだろう。⇒ www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
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当たり前だが人は、毎日、着実に年を取る。今52歳だ。40代と50代が、これほど違うとは思わなかった。60代はまた違うのだろうか。かつては見えなかった何かが見えてくる。もちろん、かつては見えた文字は見えにくくなるのだが。しかし、不思議なのだ。視力は弱くなるが、意味の感じる力は別なのである。
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アルフォンス・デーケン神父が亡くなった。日本における死生学、グリーフケアは彼の存在なくして語れない。第二次大戦中、彼の家族はすでに明確な反ファシズム運動を実践していた。それにもかかわらず、無防備だった祖父を偶発的に連合軍に銃撃される。これが彼にとっての「死」の最初の経験だった。
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どうしてこうした基本的な情報が、日本のメディアから流れてこないのか。そちらの方が心配になる。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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大坂なおみさんは、語るべきことを語るべき場所で語り、期待されている以上の実績を残した。正義はいつも、ある勇気を必要とすることを改めて教えられた。亡き者たちに護られているかのような姿でもあった。