中嶋 哲史(@J_J_Kant)さんの人気ツイート(古い順)

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この「国葬」は日本の分岐点になると思う。自民党政治の終わりの始まり。ただ、オルタナティブはまだ現れてはいない。
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右派的心情の根底にあるのはやはり外国への恐怖であり、長年そこに安住してきた身内だけの共同体が変質してしまうことを何としても阻止したいという思いだろう。それは外国経験や知識のない人にだけ起こることではなく、それらが豊富にあってもこの心情が変わらない人は変わらないもののようだ。
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この「国葬」に反対の世論が半数を超えたのは大きな希望になると思う。これで自民党主導の改憲はかなり厳しくなったのではないか。半数以上の国民はやはりおかしいことはおかしいと思っているのだ。こういう声を拾い上げ、一つの力にしていける政党、政治家が欲しいと切に思う。
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「国葬反対多数の世論調査なんて捏造に決まっている」というリプを見ると、歴史修正の源流の一しずくを見る思いがする。
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極めて簡潔に事実を伝えていると思う。 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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「あなたの判断はいつも正しかった」という判断がいつも正しくなかっただけではないか。
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我々一般市民が「国際政治学」を学ぶ理由は、世界の人間社会がどちらに向かおうとしているかを知るためであって、訳の分からない理屈で政権の擁護を聞くためではない。
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個人として誰を神格化しようと自由だけれど、政治家の神格化はその信仰を共有する者以外には逆に無価値になるから、信仰の自由が保障されている社会では、その人物をかえって貶めることになりかねない悪手である。
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もうちょっと世界に目を向ければ日本の異様さと、国力衰退の現実と、これから先の危うさに気づくはずなのだが、全く気づいていないか、あるいは薄々気づいてはいても、コロナと同じように自分だけは大丈夫だと思っている人が大半なのだろう。
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日本の伝統的思考の中には「人間は全て平等」という観念がない。その基準はまちまちだが、人間には貴賤上下があって当然で、社会の安定は上下関係の安定を意味している。だから「人権」もピンと来ないし、「民主主義」も機能しない。この「タテ社会」を克服しない限り、日本は先へは進めない。
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資本主義の枠の中で新自由主義に対抗できるのは社会民主主義しかない。岸田の言う「新しい資本主義」には社会民主主義的要素がない以上、社会民主主義的政策を柱とした野党共闘で政権交代を目指すべきだろう。まずはあくまで経済福祉政策の一致に限定し、それ以外の価値観の分かれる問題は棚上げして。
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天皇は「日本国民統合の象徴」とされているけれど、安倍は「日本国民分断の象徴」だった。
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しかし、デモの参加者人数を日本野鳥の会が調べたなんていうギャグを思いつけるのは、紅白歌合戦で日本野鳥の会が客席の赤白をカウントしていた時代(主に1980年代前半で、最後は1992年らしい)を覚えている世代でなければ無理だろう。
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かつて「国体」という言葉があったが、現在もそれは自民党政権に形を変えて、日本人の無意識に残っているのだろうと思う(そこには天皇制という本来の「国体」も含まれている)。自民党政権は単なる一政党の政権ではなく「国体護持」なのであって、野党に政権が移ることは「国体」の破壊となるのだ。
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自民党支持者の主張を見ていると、彼らは自民党の政策を論理的に支持しているわけではなく、また野党の主張を論理的に批判しているわけでもなく、ただ「日本と日本人はこうでなければならない」と言っているようにしか見えない。これが「国体護持」でなくて何であろうか。
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こういうとき「客観的には阿波おどりが要因だと考えられるが、阿波おどりにはそれ以上に重要な価値がある」とどうして言えないのかな。議論はそこから始まるものなのだが。 yomiuri.co.jp/national/20220…
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Twitterというのは安全地帯から石のつぶてを投げつけられるところだから、自分の気に入らない相手に対して容易に罵詈雑言を浴びせることができる。その意味では人の悪意や憎悪を増幅する装置であるとも言える。面と向かっては言えるはずもない言葉が自然に出てくるのである。
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これこそ憲法13条の精神。国会議員、閣僚、全ての公務員が自覚していなければならないことで、そういう国であれば国民だって国のためにできることはしようと思うだろう。 twitter.com/izumi_akashi/s…
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所詮人間には思考の自由などなく、皆囚われ思い込まされ洗脳されているというのであれば、悪意や冷笑で洗脳されているより、善意や良心に洗脳されていたいと思う。
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そもそも政治に「正解」などないのであって、普通の民主主義国であればそれを政権交代によって模索していくわけだが、日本ではその模索そのものが不可能になっている。日本に二大政党制は馴染まないというのなら、せめて二大政治グループが形成されないと、ますます政治が「正解」から離れてしまう。
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山縣有朋なんて、日本の右翼、国家主義、軍国主義の鼻祖として、その後の日本を誤った道に導いた、最も忌むべき人物という印象しかない。
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カルト信者はそれぞれの人生の苦難に出会い、迷い悩んでカルトに救いを求めてしまうのであって、もっと社会に人にやさしい仕組みがあれば、カルトの付け入る隙は減るはずだ。ところがあろうことか政治がそのカルトを利用しているのだから、自民党政権の続く限り、そういう社会は望むべくもないのだ。
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日本の反知性主義の要因の一つに、子供の意向を一切無視して、学校が権力的に強制してくる教科学習への反発という側面があることは否めないだろう。この「苦行」に堪えた者のみに社会的栄達の道が開かれ、そうでない者は人生を諦めるよう言い渡される。これでどうして学ぶことの喜びが得られようか。
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自分の頭で考えて判断し行動するという「主体性」を身につけることは、決して容易なことではない。相当な努力や忍耐も必要だろう。だからこそそこに「教育」が必要なのであり、教師は子供の主体性を育てるために、道を示し、励まし、時には叱咤する「同伴者」とならなければならないのだ。
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自民党の議員(国、地方)の言動を見ていると、もう知的崩壊が起きているように見えて来て、空恐ろしくなる。