猛禽類医学研究所 齊藤慶輔(@raptor_biomed)さんの人気ツイート(リツイート順)

知床半島でまたしてもシマフクロウが受難。橋の近くで保護されたことから車と接触した可能性も高い。左翼の開放骨折は受傷後時間が経っており、ウジが湧いていた。命を取り留めるため翼を失ったことに、この鳥はまだ気付いていないかも知れない。
一命を取り留めたものの、様々な後遺症により自然界に帰れなくなったオオワシやオジロワシ。彼らの力を借りて、北海道電力とともに感電防止対策の研究を続けています。これまで危険な場所へのとまりを防止するために、バードチェッカーと呼ばれる障害物を開発してきました。雪が解けたこれからは、碍子… twitter.com/i/web/status/1…
枝幸町から搬送されたオオワシの幼鳥が死亡した。死因は急性鉛中毒。剖検で大量のシカの毛とともに鉛の破片が検出された。初めてロシアから渡ってきた幼鳥であること、シカの体毛が鉛片とともに確認されたことから、この数ヶ月の間に鉛弾に被弾したシカの死体を採食し鉛中毒に陥ったものと考えられる。
今日もまた、オジロワシの列車事故が発生。死体と化したその身体は損壊が極めて激しいとのこと。列車に轢かれ、線路脇に寄せられたシカの死体を食べにワシが降り、後続列車に跳ねられる事故は近年増加の一途を辿り、JRが行っていると主張する“誠意を持った対処”は残念ながら結果として現れていない。
情熱大陸をご覧いただきました皆さま、ありがとうございました! 三ヶ月間ほど三時間睡眠が続き、気管支炎が治ったら撮影でぶり返す日々でした。。💦 野生動物とのより良い共生という目標を見据え、これからも進んでゆく所存ですので、よろしくお願いいたします!
@Keika_m0203 狩猟残滓の放置は禁止されていますが、獲物全体を持ち帰らずに食用となる部分だけを切り取り、手間を理由に残りを放置するハンターがおります。肉に臭いが移るとの理由で、内臓を猟場で取り除きそのまま置いて行くハンターもいますが、内臓の中にも飛び散った鉛ライフル弾の破片が数多く残っていました
猟場に放置された散弾の薬莢。どれぐらいの鉛散弾がこれまで環境中にばら撒かれたのか… カモ類等は消化を助けるために筋胃の中に小石を飲み込む習性があるが、このとき鉛散弾を誤食して鉛中毒になることが古くから知られている。鉛散弾は北海道を含め、全国的に地域を限定しか規制しかされていない。
日頃から相手にしているとそれほど感じないけど。。 こうやって見ると、オオワシってやっぱり大鷲なんだなぁ。 #オオワシ Photo ⓒTetsuji Ida
朝の診療で。。取られました💧
もうすぐ猟期が始まる。北海道では2000年から鉛弾が禁止となり、猛禽類の鉛中毒は減少した。環境省は2025年から全国の鉛弾を規制する方針を示している。今も鉛弾が使われている本州以南でもクマタカなどで狩猟残滓の採食による鉛中毒が確認されており、規制を前倒して無毒弾に移行することが望ましい。
鉛弾に被弾した獲物を口にして発症する猛禽類の鉛中毒。環境中にばら撒かれた鉛散弾を砂肝に蓄える小石と間違えて飲み込み発症する水鳥の鉛中毒。鉛中毒を無くすには被害の実態と無毒弾への切り替えを広く発信する必要がある。SNSや署名運動はその一例であるが、私にはできない方法を用いる方がこちら twitter.com/outesama/statu…
小泉環境大臣が全国の狩猟から鉛弾を撤廃することを検討すると表明した。様々な面で注目されている政治家だが、この件に関しては私は英断だと思っている。過去、何人もの環境相が踏み込まなかった、鉛中毒根絶に向けた重要な一歩。この動きにに賛同し妥協することなく法改正を実現させることが重要だ! twitter.com/raptor_biomed/…
野生動物の救護活動が生態系の保全に無意味だと仰る方がいる。私はそう思わない。希少種では種の保存に直結するし、普通種でも彼らの身に何が起きているかをいち早く察知できる。大量死に繋がりかねない疾病や人間との軋轢を正確に把握し、改善や予防に繋げる為の重要なヒントを得ることができるのだ。
交通事故で頭部外傷と全身打撲を負ったオジロワシ。いまだICUの中で朦朧(もうろう)とした状態が続いている。暖め過ぎず、十分な酸素を供給して改善を期待したい。
しがみついていた母親のお腹から落ちてしまったと思われる、コウモリの赤ちゃんを育てています。逆さになって寝ていることが多いですが、授乳の時間には活発に動き回るようになりました。
瞳の色が左右で異なる、バイアイのオオワシ。 個性は素敵だ!
【拡散希望 残り16日!】 絶滅の危機に瀕した野生猛禽類の命を一つでも多く救い、より良い共生を目指すクラウドファンディングです。このプロジェクトを介して、できるだけたくさんの皆さまに彼らの現状と取り組みを伝えたいと思っています。情報の拡散にぜひご協力ください!readyfor.jp/projects/IRBJ2
列車事故のオジロワシ幼鳥は、今日もギリギリの状態が続いている。そっと覗くと目を開けてくれるだけで嬉しい。
去年、3羽の若いオオワシを野生に帰した。追跡のため送信機が装着され、3羽ともサハリンに渡ったことが確認された。このうちの一羽が日本に戻ってくる途中で死亡した。海峡を渡れば宗谷岬という場所… 脚が折れ、海岸線沿いで交通事故に遭った可能性もある。連絡をくれたロシア人研究者に感謝したい。
朝、列車事故のオオワシが死亡した。 午前中、JR石勝線で列車に跳ねられたオジロワシの死体が届いた。 午後はJR釧網線で列車に轢かれたオジロワシの死体を取りに行く予定。 絶滅危惧種が毎日のように死んでいく現状がここにある。シカ轢死体の覆隠シートを開発中だが使ってもらえるかどうかは不透明。
ここぞとばかりに小泉大臣を叩きまくる国民を見て、呆れるとともに悲しい気持ちになる。発信する話題はもっぱらレジ袋。。 面白おかしく記事化するメディアに簡単に踊らされ、これまで彼が真摯に取り組んできた環境問題やその功績には目もくれない。 私は全国鉛弾規制表明は快挙だったと評価している。 twitter.com/raptor_biomed/…
羅臼で行われている観光船からの餌付けに集まったワシが空中でつかみ合いになり、そのまま岸壁に激突! ワシたちは海に落下し、一羽は何とか飛び立てたものの、オオワシの幼鳥が飛べなくなり保護された。診察の結果、翼裏に深い裂傷を負っていたため、縫合により止血した。
『鉛中毒根絶のため日本の狩猟から鉛弾の撤廃を目指す』 英断だと思います! ただ私の目標は法整備だけではなく、それが遵守されて野生鳥類が鉛中毒で苦しまなくなることなのです。達成されるまで、引き続き頑張りましょう! headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191001-…
交通事故で上の嘴(クチバシ)を根元から完全に失ったオジロワシ “ベック(フランス語でクチバシの意味)”。最初は本当に酷い状態だったが、獣医師、歯科医師、歯科技工士によるコラボで義嘴が完成し、今は自力で採餌できている。 新しい技術の開発にこれからも取り組みます! readyfor.jp/projects/IRBJ2
列車事故のオオワシ。循環器不全と呼吸困難に陥り、点滴を受けながら何とか持ちこたえている状態。列車事故の死亡率が高いのは人間と同じ。だからこそ、予防が治療にも増して重要だ。線路脇のシカの轢死体が餌として誘引している以上、速やかに撤去する以外に根本策はない。 readyfor.jp/projects/IRBJ2