猛禽類医学研究所 齊藤慶輔(@raptor_biomed)さんの人気ツイート(リツイート順)

隣町から収容されてきたタンチョウの幼鳥。幸い、鳥インフルエンザではなかったが、胸腹部の凍傷が酷く、長時間腹這い状態だったようだ。痩せ細っていることから、しばらく飲まず食わずでいたと思われる。よく生きていたと思わざるを得ない。 最善を尽くして命を救いたい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
現在、(財)クリステル・ヴィ・アンサンブルとともに、全国で鉛弾の使用を禁止する嘆願書の署名を集めています。 オンラインでは、下記より賛同いただけます。 goo.gl/qkMwto
列車事故に遭い緊急搬送されたオジロワシ。レントゲンを撮ってみたところ、過去に散弾銃で撃たれていたことが判明した。弾丸は左肩、左肘、そして左の脛に命中し、体内に残っていた。肘と脛の骨は骨折していたが、すでに不整癒合している。紛れもない犯罪。ハンターのモラルの問題では済まされない!
交通事故で瀕死の重傷を負ったオジロワシ。なんとか持ち堪え、ICUから一般病室に移ることができた。検査の過程で明らかになったのは、この個体が過去に散弾で撃たれていたこと。原因は違えども、人間による度重なる痛めつけの証に、やり場のない怒りを押し殺しながら私たちは治療に当たっている。
残念ながら力尽きた。シカの轢死体は線路際に放置され、回収されるまで数日間に及ぶ場合も多い。これを餌として求めたワシが後続車に轢かれる事故が後を絶たない。シカを跳ねたらワシから見えないように覆隠し、可能な限り早く回収すれば防げる事故。できることから取り組まないのはまさしく人災だ。
鉛中毒のオジロワシが急死。 一時間前までは酸素室の中で落ち着いていたのに。。表情を隠して、頑張っていたのだろう。道内への鉛弾の持ち込みを原則禁止にし、一刻も早く全国の狩猟から鉛弾を撤廃するべきだと強く思う! #早急に無毒弾への切り替えが必用
今日も交通事故のオジロワシが搬入された。よく生きていると思ってしまうほどの重傷だ。交通事故に遭ったシカなどを求めて、ワシ類が道路際に近寄りやすい季節。彼らの存在を頭の片隅に置いて安全運転していただけるとありがたい!
オジロワシの鉛中毒が発生! 北海道で鉛弾の使用が規制されてから20年目にあたる2019年。今年も鉛中毒が発生した。空知地方で発見された瀕死のオジロワシをドクターカーに収容し、血中鉛濃度を測定したところ急性中毒のレベルを示した。解毒剤を投与し酸素を吸入させながら釧路に運んだものの重体だ。
小泉環境大臣が記者会見し、2025年から全国の狩猟を対象に鉛弾の使用を段階的に規制し、2030年までに野生鳥類の鉛中毒ゼロを目指す方針を表明した。 歴代の環境大臣、環境省が成し得なかった全国での鉛弾規制を強いリーダーシップで実現させた小泉環境大臣に心から感謝したい! #鉛弾 #小泉環境大臣
送られてきた会報誌を見て目を疑った。シマフクロウとテンが間近で撮影された危険な写真が紹介されていた。希少種シマフクロウを餌付けている温泉だ。シマフクロウにとってテンは毎年雛が襲われ命を落としている天敵だ。このような場面を賞賛し餌付けを助長しかねない記事は大いに問題があると思う。
羅臼港に落水して収容されたオジロワシ。レントゲン検査の結果、散弾に被弾していたことが判明した。古傷ではあるものの左翼、尾の基部、足指の計4箇所に水鳥猟用の鉛散弾を認め、下方から銃撃されたことがわかった。集弾や被弾状況から、偶発的な 流れ弾などではなく、ワシを狙って撃ったと思われる。
今年に入って収容されたオオワシの幼鳥。肝臓中の鉛濃度が中毒レベルだった。2000年から鉛弾規制が始まった北海道ですら、鉛中毒は過去のものでは無い。規制の無い道外から鉛弾を持ち込み使っているハンターがいる可能性があり、道外の猛禽を守る意味でも全国の狩猟から鉛弾を撤廃する事が急務である。
@sense2of2wonder ぜひ、鉛弾の使用禁止に関する署名にご協力ください。goo.gl/aQJaFw
鉄を求めてシカがレールを舐めに来るから。北海道でシカの列車事故が多発している原因を、そのようにまことしやかに言う方がいる。極寒の地でレールを濡れた舌で舐めたらどうなる?冬の道内ではそれがシカが線路に近付く主な原因では無い。除雪され雪が締まった線路周辺を通り道として多用しているのだ
アンテナにとまるのは、まあ良しとしよう。 でも、危険な送電鉄塔にとまるのはやめて欲しい! と言っても、区別つかないんだろうなあ。。 だからこそ、とまることを見越して送電鉄塔には感電防止対策を施す必要がある! ○希少猛禽類とのより良い共生社会を目指したい! readyfor.jp/projects/IRBJ2
目を覆いたくなるような症例に出くわすことがある。交通事故で上嘴(くちばし)のほとんどを失い、両眼にも重い外傷を負ったオジロワシ。効果的に行える治療の少なさと個体の行く末を考えると辛い気持ちになる。気丈にも立ち上がってくれているワシを見習い、今後何ができるかを前向きに考えてみたい。
【情熱大陸出演のお知らせ】 数ヶ月間に渡って密着取材されておりました情熱大陸が来週日曜日に放送されます。傷ついた彼らの救護活動のみならず、人と野生動物の共生を目指した環境治療についても深く取り上げられます。ぜひご覧ください! TBS系列各局 5月13日(日) 23時~ mbs.jp/jounetsu/
広尾町の橋の上で、渡ってきたばかりのオオワシが交通事故死した。立派な成鳥。厳しい自然界を生き抜いてきた者に対しても、事故は一瞬にしてその命を奪ってしまう。海ワシやシマフクロウの事故は、生活圏にしている水辺で多発している。彼らと共生してゆくためには、市民一人一人の意識向上が不可欠だ
発電用の風車と衝突し、右翼が切断されたオジロワシ。筋肉と皮膚が大きくえぐり取られ、傷の状態が安定するまで手術ができない状態が続いていた。今日の検診でようやく手術の目処が立ってきたことが確認された。人気(ひとけ)の無い強風の荒野でよく発見されたものだと思う。人知れず力尽きるものや、… twitter.com/i/web/status/1…
2023年3月9日、道北で風車に衝突し、右翼が切断されたオジロワシ。これまで何回もこのような状況を経験している者として、「バードストライクは迷信に近いもの」とテレビのニュース番組で発言したコメンテーターの知識と意識のレベルを疑わざるを得ない news.yahoo.co.jp/articles/ad9a6…twitter.com/i/web/status/1…
シマフクロウ親善大使“ちび”逝去のお知らせ  このような悲しいお知らせをしなくてはならない日が、いつか来ることはわかっていました。生まれつき脳に障害を持ちながらも、人間とシマフクロウをつなぐ親善大使として、環境教育の最前線で活躍していた“ちび”が9月4日19時過ぎ、この世を去りました。
交通事故で上クチバシを骨ごと完全に失ったオジロワシ。QOL向上のため、獣医師、歯科医師、歯科技工士による異業種チームを結成し、義嘴の作成にチャレンジしました。その軌跡を動画にまとめました。 クラウドファンディングで得た資金は新しい治療技術の開発にも使われます! readyfor.jp/projects/IRBJ2
昨年1月、シカ避けの網に絡まり、片翼の風切り羽をほぼ全て根元から折ってしまったオオワシの幼鳥。飛翔能力を失い、北に帰ることができなくなってしまったが、丸一年かけて風切り羽が生え替わった。今日、広大な自然界へと帰って行った若ワシに、『よく頑張ったな!戻ってくるなよ!』と声をかけた。
苫前町でバードストライク(発電用風車との衝突)に遭い、翼をもぎ取られたオジロワシ。救命措置も空しく、とうとう力尽きた。オジロワシやオオワシの重要な渡りルートにあたる道北の沿岸部には、現在凄まじい数の風車建設が計画されている。
残りわずか12日!  一人でも多くの皆さまに、野生の猛禽類が人間によって傷ついている現状に目を向けて戴き、命を救いながら、より良い共生を目指す活動を知って戴きたいと思っております。 情報拡散のためハッシュタグ企画を始めましたので、どうかお力をお貸し下さい! readyfor.jp/projects/IRBJ2…